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golf2023.06.26

チームゴルフ5沖縄合宿レポート。伊藤元気プロとイ・ナリプロが木の右側からボールを脱出!?

シーズン前に沖縄の「かねひで喜瀬CC」で行われたチームゴルフ5の合宿。選手たちは開幕に向けてじっくりと練習・調整を行ったが、そのなかで、練習ラウンド中にちょっとした実験を実施。伊藤元気プロ、イ・ナリプロが極限状態からの「曲打ち」に挑戦した。その内容をお届けする。

場面は、グリーン右手前の林の中。2打目のショットを右に曲げ、ボールがカート道さえも越えて林の中に入ってしまった状況だ。しかもボールはグリーンに向かって木の右側の根元にピッタリくっついてしまっていて、普段どおりのスタンスでは打てない状況だ。

この大トラブルに、伊藤元気プロ、イ・ナリプロ2人で合計10球チャレンジして最適な狙い方を導き出した。


ピンまでは40ヤードほどだが、小高い丘の上の木の根元。木とボールの間にスタンスを取るのは不可能だった


グリーンまでは打ち下ろしているので球を上げる必要がないとはいえ、グリーンエッジまで25ヤード、エッジからピンまで15ヤードほどでトータル約40ヤードと比較的距離がある。ピンまでのライン上ではないが、すぐ左にはバンカーもあって、距離感だけでなくある程度の方向性も求められる状況だ。

この状況を見て想定できる打ち方は概ね2つ。1つは木に向かい合うようにスタンスを取って普段と逆方向にスイングする「左打ち」。もう1つはグリーンに背を向けて右手1本でクラブを振る「背面打ち」だ。

イ・ナリプロが、まず「左打ち」でトライ。

「背面打ちはやったことがないですが、左のスイングは練習などでやったことがあるので、こっちのほうが当たりそう。まずは空振りしないことが大事ですからね。でも、左用のクラブではないので構えにくいです!」(イ・ナリプロ)

イ・ナリプロがSWで打った球は、引っかけ気味にとなで グリーン右に外れたものの、空振りはせずちゃんとボールが前に飛んだ。


しっかり振りやすいのは「左打ち」。クラブを逆さに持つぶん、方向性のアジャストが大事だ


これを見た伊藤プロは、51度のウェッジで同じように左打ちでトライ。

「右足体重で構えて、ボール位置は左寄り。左打ちなので普段と左右が逆ですが、上から打ち込んでちゃんとクリーンに当たりやすくなるような構えを作りました。でもクラブを逆さに持つので方向がイメージしにくいし、当てにくいですね」(伊藤プロ)

伊藤プロのショットは、ヘッドにボールは当たったものの、チョロ気味で何とか林から出ただけ。どうも寄りそうな気配はない。

3球目は、イ・ナリプロが背面打ちにチャレンジ。

グリーンに背を向けて真っすぐ立ち、クラブを右手1本で持って、腕をタテに振る打ち方だ。

これもなんとかフェースには当たったものの、やはりグリーン右に外れてしまう。

4球目は、伊藤プロが背面打ち。しかしこれもイ・ナリプロとほとんど同じところに飛んだ。

「グリーンが見えないし、フェースの向きもイメージしにくいのでやっぱり方向性が出しにくいですね。当ててすぐそこに出すだけなら何とかなっても、ある程度飛ばそうとするには大きく振らないといけないし、そうなると当てるのも難しい。この距離を打つには、左打ちよりも難易度は高いかもしれませんね」(伊藤プロ)


「背面打ち」はグリーンが見えない難しさがある。大きく振ると当てるのも難しい


続く5球目、イ・ナリプロの左打ちのショットは、しっかりとフェースに球が乗って飛び、ピン奥1mにつくナイスオンだった。

これを見た2人は、7球目にイ・ナリプロが背面打ちに挑戦した以外は、微調整をしながら左打ちで挑戦。しかし、5球目の左打ちによるナイスオンを超える結果は出なかった。

10球のトライを終えて2人の出した結論は、「左打ちでインサイド・アウト気味に、大きめの振り幅でスイングする」打ち方だった。

「クラブのトウ側を下にして振るので、普通に振るとフェースがかぶりやすく、左に打ち出しちゃうんです。なのでボールを少し左寄りにして、インサイド・アウト気味にスイングすると、狙った方向に出しやすいです」(イ・ナリプロ)


グリップも普段と逆にして左打ちのスイング。手首をあまり使わず、体重移動も抑えて振り子のように振ろう


フェースがかぶりやすいので、インサイド・アウトに振って左に打ち出すイメージを持とう


「意外と球は上がるんですが、芯には当たらないので振り幅は大きめにする必要があります。勇気を持ってしっかり振ると、スピンも入るので、ビビらないことが大事。こういうときのために、左打ちも練習しておくといいかもしれませんね」(伊藤プロ)

今回のような、ミスした際にたまにあるシチュエーションをイメージしながら練習することはスコアアップに繋がる。

皆さんもミスを想定した実践的な練習を取り入れてみてはいかがだろうか。
 


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