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other2024.01.24

創作ダンスでも使える! ダンスの振り付けの作り方や考え方のコツ

決められた振り付けがなく、ダンサーが自由に好きな曲を選んだり、振り付けを考えたりしながら完成させるのが創作ダンスです。中学校の体育の授業で必修化されたことでも注目を集めています。
自分たちで振り付けを決められる自由度の高さが魅力ですが、中には振り付けが思い浮かばずに苦労している方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、創作ダンスでも使える、ダンスの振り付けの作り方や、考え方のコツをご紹介します。

 

【目次】

■創作ダンスの振り付けを作る流れ

・ダンサーのレベルを把握する

・踊る場所の広さとフォーメーションを決める

・ダンスに使う曲を決める

■振り付けの作り方のコツ

・曲のイメージを膨らませる

・同じ動きを繰り返してみる

・動きの間隔を少しあける

・ダンス動画を参考にする

■創作ダンスに使える基本ステップの例

■イメージを持つことが振り付け作りのコツ

 

■創作ダンスの振り付けを作る流れ

創作ダンスの振り付けを作る流れ

 

いざダンスの振り付けを作ろうと思っても、すぐに具体的な動きをイメージするのは難しいものです。ダンスの振り付けを作る時は、以下の手順で考えてみることをおすすめします。

 

・ダンサーのレベルを把握する

最初に、一緒に踊るダンサー全員のレベルやスキルを把握しましょう。振り付けを考える人にとっては簡単にできる動きだとしても、他のダンサーは踊るのが難しい可能性があります。
ダンサー全員が無理なく踊ることができる難易度の振り付けを考えることがポイントです。
ただし、特定のダンサーを目立たせるために、あえて1人だけパフォーマンスを変えることもあります。

ダンサーのレベルを把握するだけでなく、誰にダンスを見せるのか、ダンスで何を伝えたいのかを考えることも大切です。
例えば、学校で先生や保護者に見せるダンスと、ダンス大会などでプロの審査員に見せるダンスでは、観客受けの良い振り付けは異なるはずです。「誰に何を伝えるために踊るのか」を明確にしておくと、振り付けを考えるうえでの指標ができます。

 

・踊る場所の広さとフォーメーションを決める

踊る場所の広さを確認することも大切です。舞台のスペースによって、振り付けやダンサーの立ち位置を変える必要があります。
スペースが限られている場所で踊る時は、難しい振り付けや体を大きく動かす踊りが目立ちやすいです。広いスペースだと、立ち位置を大きく動かしたり、ダイナミックなパフォーマンスを行ったりできます。

また、誰がどの順番でどのような動きをするのか、どのタイミングで立ち位置を変えるのかなど、大まかなフォーメーションも決めておきましょう。
思いついたフォーメーションのアイデアは、メモ帳などに書き留めておくこともポイントです。書き溜めたアイデアが、振り付けを考える時に役立つ可能性があります。

 

・ダンスに使う曲を決める

選曲は、動き方やダンスで表現することを大きく左右する重要なポイントです。テンポが速く激しいロック調の曲とゆったりしたバラードでは、体を動かすスピードや振り付けの方向性などを変える必要があります。
ダンスのイメージにも関わる要素なので、じっくりと時間をかけて決めましょう。基本的には、リズムが簡単な曲や歌詞がある音楽だと振り付けを考えたり、覚えたりしやすいです。

邦楽や洋楽、オリジナルソングなど、どのような楽曲でも問題はありませんが、マイナーな曲だと、見ている人たちが盛り上がりにくいことも考えられます。
観客に盛り上がってもらいたい時は、有名で多くの人が知っている曲を選ぶのがおすすめです。

 

■振り付けの作り方のコツ

振り付けの作り方のコツ

 

具体的に、振り付けはどのように作れば良いのでしょうか。ご紹介した考え方を踏まえて、以下の作り方のコツを試してみてください。

 

・曲のイメージを膨らませる

ダンスの振り付けを作るには、ダンスでどのような世界観を表現したいか明確にすることが大切です。曲のイメージを膨らませて、そのイメージをどのように踊りで表現できるか考えてみましょう。
繰り返し曲を聴きながらイメージすることで、曲に合った振り付けを考えやすくなります。

イメージを膨らませるだけでなく、曲のリズムをパターン化するのも有効です。リズムを元に、ステップや振り付けを考えることができます。

 

・同じ動きを繰り返してみる

振り付けが浮かばない時は、左右に同じ動きを繰り返してみるのがおすすめです。余ったカウントを埋めたり、見ている人に印象を残したりする効果が期待できます。

左右だけでなく、ジャンプやステップといった上下の動きを取り入れるのも有効です。上下左右に動いて空間を大きく使うことで、ダンスに躍動感を出せます。

 

・動きの間隔を少しあける

振り付けを詰め込み過ぎないことも大切です。何もしないタイミングがあるのが怖いからと、1カウントに1つの振り付けを行うなど、動きを詰め込み過ぎると踊り切るのが難しくなります。
振り付けごとの間隔は、しっかりとあけておきましょう。
「少し振り付けが足りないかな」と感じる程度で問題ありません。

 

・ダンス動画を参考にする

近年は、YouTubeやTikTokといった各種動画サイトで、プロのダンサーが踊っている動画を簡単に見ることができます。それらのダンス動画を参考に振り付けを考えるのも良いでしょう。

創作ダンスの振り付け用の動画や、使用する楽曲のMVなどを確認して、気に入った振り付けをつなぎ合わせるのもおすすめです。楽曲のMVでも使われている振り付けなら、曲の世界観を壊すことなく、自然に取り入れることができます。

 

■創作ダンスに使える基本ステップの例

どうしても動き方のイメージが湧かない時は、ダンスでよく使われているステップや振り付けを取り入れてみましょう。初心者でも行いやすいステップの例としては、以下が挙げられます。

【ランニングマン】
片足を上げてから地面に着け、それと同時に反対の足を後ろに滑らせます。その後、地面に着けた方の足をホップさせながら、後ろに滑らせた足を上げましょう。
文字だと複雑ですが、名前のとおり、その場で走っているようにステップを踏むだけのシンプルな動きです。ステップを早くすると、実際に走っているような印象になります。

【パドブレ】
ヒップホップやジャズなど、さまざまなジャンルのダンスで使える振り付けです。
「右足を横に出す⇒左足を右足の後ろに回す⇒右足を左足の横に戻す」という流れを左右で繰り返すだけなので、ダンス初心者の方でも簡単に行えるでしょう。
音に乗せてステップを踏むため、リズムをしっかり聴くことがポイントです。

【ポップコーン】
片足で跳ねるようにステップしながら、反対側の足を前に蹴り上げるステップです。高く跳ねると明るく元気なイメージに、低く跳ねるとクールなイメージになります。
上半身の動かし方で印象を変えられるため、アレンジしやすい点も特徴です。

 

■イメージを持つことが振り付け作りのコツ

振り付けを考える時に大切なのは、イメージを持つことです。曲を聴いてイメージを膨らませながら、実際に体を動かして振り付けを考えていきましょう。
オリジナルの振り付けを考えるのが難しい時は、ダンスで使われることが多いステップを取り入れたり、動画サイトにアップされている動画を参考にしたりするのもおすすめです。
創作ダンスの振り付けを考える時は、ご紹介した作り方のコツをぜひ参考にしてみてください。

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