フリーワード検索

other2024.06.14

ポップダンス(ポッピン)とは? 上達に欠かせない基本技術のコツ

ブレイキン(ブレイクダンス)やハウス、ジャズダンス、社交ダンスなど、ダンスにはさまざまなジャンルが存在し、それぞれ特徴が異なります。数あるダンスの中でも、認知度の高いジャンルが「ポップダンス(ポッピン)」です。
具体的に、ポップダンスとはどのようなジャンルのダンスなのでしょうか。
ここでは、ダンスの代表的なスタイルであるポップダンスの概要や、有名なテクニックのコツなどをご紹介します。

 

【目次】

■ポップダンス(ポッピン)とは?

■ポップダンスの代表的なスタイル

・ブガルー

・アニメーション

■ポップダンスの有名なテクニック

・ヒット

・ウェーブ

・ロール

・ムーンウォーク

・フレズノ

・ティッキング

■ポップダンスで個性的な踊りを楽しもう!

 

■ポップダンス(ポッピン)とは?

ポップダンス(ポッピン)は、1970年代頃に生まれたストリートダンスの一種です。ストリートダンスは年代によって大きく3種類に分けられますが、ポップダンスはそのうちの「オールドスクール」というジャンルに該当します。
筋肉を弾くという意味を持つ「POP(ポップ)」が名前の由来です。

ハウスをはじめ、一般的なストリートダンスは、「アップ」「ダウン」と呼ばれる体を上下に動かす動作でリズムを取りながら踊ります。
一方で、ポップダンスはヒットやポップといった体の筋肉を弾く動きでリズムを取り、力強さとしなやかさを兼ね備えた動きが多いのが特徴です。

コマ送りやスローモーション、ムーンウォークといった独特な動きも多くあるため、一度見ると印象に残りやすいダンスといえるでしょう。

 

■ポップダンスの代表的なスタイル

ポップダンスの代表的なスタイル

 

ポップダンスは、さまざまな踊りのスタイルの総称です。例えば、ロボットのようなカクカクした動きが特徴的な「ロボットダンス」も、ポップダンスに含まれるスタイルのひとつです。
ポップダンスの中でも代表的なスタイルとしては、以下の2つが挙げられます。

 

・ブガルー

エレクトリック・ブガルーズが作り出した、ポップダンスの元祖となるスタイルです。ブーグスタイルと呼ばれることもあります。
体のパーツを固定したり、移動させたりすることで位置を変化させるのが、ブガルースタイルの特徴です。首や胸など、体の一部を回す「ロール」という動きにヒットやステップを組み合わせることで、音楽を表現します。

 

・アニメーション

アニメーションの1コマ1コマを切り取ったように体を動かすのがアニメーションスタイルです。コマ送りやロボットダンス、スローモーションといった動きを組み合わせることで、人間離れした不思議な動きを行います。

インパクトの強いテクニックが多いため、数あるダンスの中でも印象に残りやすいスタイルといえるでしょう。
また、さまざまな要素を組み合わせて踊るので、ダンサーごとに印象が大きく変わります。

 

■ポップダンスの有名なテクニック

ポップダンスの有名なテクニック

 

ポップダンスでは、「ヒット」や「ウェーブ」と呼ばれるテクニックがよく使われています。代表的なテクニックを知っていれば、ポップダンスを踊ったり、見たりする際に役立つでしょう。
ポップダンスの有名なテクニックの例をご紹介します。

 

・ヒット

筋肉を弾くように踊るテクニックがヒットです。一般的に、ポップダンスの「ポップ」はヒットのことを指します。腕や首、胸、足など、さまざまな部位で打ち分けを行うのが特徴です。
ヒットが上手にできるようになると、曲の強いビートに合わせて体を動かせるようになります。踊りの表現力が高まり、観客に強いインパクトを残すことが可能です。

リラックスした状態から一瞬で力を入れて、音楽の流れに合わせて一気に脱力するという動きが、ヒットの基本になります。人によってヒットを打ちやすい場所は異なりますが、初心者の方は比較的力を入れたり、抜いたりしやすい腕で練習してみるのがおすすめです。
脱力した状態から力を入れ、すぐに脱力するという動きを繰り返し行い、体の使い方に慣れていきましょう。

 

・ウェーブ

ウェーブは、腕や体などに波(ウェーブ)が通っているように見せる動きのことです。体の部位を別々に動かすことで、波のような動きを表現します。
ポップダンス上達には欠かせない技術のひとつで、ウェーブのバリエーション次第でダンスに個性を生み出せます。

ウェーブは、体の一部だけを動かす「アイソレーション(アイソレ)」という技術が基本になるテクニックです。体の各部位を独立して動かす方法を練習してから、ウェーブにチャレンジしてみましょう。

 

・ロール

円を描くように手や腕を回す動きがロールです。ロールする場所以外を固定すると、きれいに見せやすくなります。

腕や首、膝といった比較的小さめのパーツは、音楽のリズムに合わせて細かく体を動かすことを心がけましょう。
一方で、腰や胸などの大きなパーツは、後ろに反る、前屈みになるなど、比較的自由に体を動かして音楽を表現できます。

ウェーブと同様に、ロールも体の一部を独立して動かすアイソレーションのテクニックを使用します。できない方は、アイソレーションの練習から始めるのがおすすめです。

 

・ムーンウォーク

ポップダンスの中でも、世界的に高い認知度を誇るテクニックがムーンウォークです。両足を交互に滑らせて、前に歩いているように見せながら後ろに移動します。月面を宇宙飛行士が歩く様子が名前の由来で、バックスライドと呼ばれることもあります。

片足のつま先を上げながら、もう片方の足を地面につけた状態で後ろにスライドさせるだけと、ムーンウォークの動きは非常にシンプルです。
しかし、体のバランス感覚や滑らかな足さばきなど、きれいに見せるには高度な技術が求められる技でもあります。

 

・フレズノ

腕を前に伸ばしながら、体を左右に動かすテクニックがフレズノです。つま先を八の字に開いて軸にしてから、上半身をスイングして動かします。
動き自体はシンプルですが、見せ方が難しい技のひとつです。初心者の方は、上半身と下半身に分けて、上下で別々に動きを練習すると良いでしょう。

 

・ティッキング

関節を順番にカクカクと動かし、アニメのコマ送りのように体を動かすテクニックです。アニメーションスタイルで使われることが多いテクニックで、ストロボダンスと呼ばれることもあります。

アイソレーションやウェーブを前提にしたテクニックなので、まずはウェーブができるように練習を行いましょう。
また、ティッキングは日常生活ではすることがない動きを行います。無理に行うと関節を痛めてしまう恐れもあるので、少しずつ、地道に練習を繰り返すことが大切です。

 

■ポップダンスで個性的な踊りを楽しもう!

ロボットダンスやムーンウォークといった、多くの方が一度は見たことがあるテクニックを駆使するポップダンスは、数あるダンスの中でも有名なジャンルのひとつです。
特徴的な動きが多く、上手に踊れると観客の目を引きやすくなるでしょう。

一方で、ポップダンスのテクニックには日常生活で行わない動きが多くあります。上手に踊れるようになるには、地道な練習が欠かせません。
まずは、アイソレーションやヒットといった基本的なテクニックから練習を始めるのがおすすめです。少しずつできることを増やしていき、個性的な踊りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

⇒メンズウェアを探す

⇒レディスウェアを探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索