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other2024.06.26

【ソフトテニス】安定したレシーブで試合に勝とう! 打ち方のポイントや考え方

ソフトテニスにおいて、レシーブは基本となるプレーのひとつです。レシーブができないとラリーが続かず、試合を楽しむことはできません。初心者のうちから、上手にレシーブできるように練習を繰り返す必要があります。
しかし、練習してもレシーブが安定しない、思い通りに打つことができないと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。上手にレシーブを打つためには、基本的な考え方やポイントを覚えておくことが大切です。
ここでは、ソフトテニスの試合におけるレシーブの重要性や、打ち方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■ソフトテニスにおけるレシーブの重要性

■レシーブを打つ際のポイント

・ファーストサーブは守り、セカンドは攻める

・ミドル側に打つ

・コンパクトにスイングする

・高い打点で打つ

・スプリットステップを踏む

■レシーブの基本の考え方とポイントを押さえよう

 

■ソフトテニスにおけるレシーブの重要性

ソフトテニスにおけるレシーブの重要性

 

レシーブ(リターン)とは、相手のサーブを打ち返すプレーのことです。展開やプレースタイルに関わらず、ソフトテニスの試合は必ずサーブレシーブから始まります。レシーブができないとラリーは続かず、サーブだけで得点が決まる単調な試合になってしまうのです。
どれだけスマッシュやボレーが上手に打てる選手だとしても、レシーブを返せなければ、得意なプレースタイルに持ち込むのは難しくなります。

また、サーブは相手の邪魔を受けずにボールを打てるため、基本的にはサーバー(サーブを打つ側)はレシーバーよりも有利です。サーブで確実に得点を重ねれば、試合に負けることはまずありません。試合で勝つためには、相手のサービスゲームを勝ち切る必要があるということです。

レシーブを上手にできるようになれば、相手のサービスゲームでも自分の思い通りにラリーを進めやすくなります。試合展開を優位に進めるために、レシーブは欠かせない技術といえるでしょう。

 

■レシーブを打つ際のポイント

レシーブを打つ際のポイント

 

レシーブの上達を目指すうえでは、練習を繰り返すことが大切です。とはいえ、適当にボールを打ち続けているだけでは、レシーブは上達しないでしょう。レシーブの基本的な考え方や、打ち方のポイントを押さえたうえで練習することが大切です。
レシーブを打つ際の考え方や、打ち方のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

 

・ファーストサーブは守り、セカンドは攻める

ソフトテニスのサーブは、ネットやアウトになっても1回だけやり直すことができます。
そのため、ファーストサーブは相手も攻撃的で威力のあるボールを打ってきたり、難しいコースを狙ってきたりすることが多いです。
自分が攻められている状況なので、基本的には守りに徹することを心がけましょう。無理に難しいコースに打ち返すのではなく、相手コート内にボールを収める意識を持つことが重要です。

一方、セカンドサーブでミスをしてダブルフォルトを取られると、サーバー側は失点してしまいます。サービスエリアに確実にボールを入れる必要があるので、ファーストサーブよりもボールの威力は弱くなりやすいです。難しいコースを狙ってくる可能性も減ります。
セカンドで弱いサーブを打ってきたら、深い位置に返したり、相手が打ちにくいコースを狙ったりして、攻める姿勢を見せることを意識しましょう。

甘いコースに来たセカンドサーブも守りの姿勢で打ち返していると、相手は「セカンドでも攻められない」と判断する可能性があります。強いサーブを打たれる可能性が増すため、セカンドサーブのレシーブはしっかりと打ち返すことを心がけてください。

 

・ミドル側に打つ

ソフトテニスにおいて、レシーブはミドル側(コートの真ん中)に打ち返すのが基本的な戦術です。
相手は大きく動いたり、バックハンドで打ったりする必要があるため、自分たちが立て直す時間を作ることができます。

また、ミドルにレシーブを打ち込んだ場合、相手はミドルからボールを打ち返してきます。コート端からのショットよりもボールに角度がつきにくくなる点も、ミドルに打ち返すメリットです。
ミドルからサイドを狙うとアウトになる可能性も上がるため、自分たちが優位に立ち回りやすくなります。

ただし、毎回ミドルにレシーブを返し続けると、相手もコースを読みやすくなってしまいます。ストレートを狙ったり、相手前衛の頭上を越えるロブを打ったりして、コースを適度に散らすこともポイントです。

 

・コンパクトにスイングする

サーブは、通常のショットよりもボールに球威やスピードがあります。ラケットを大きく振ると、コントロールがつきにくかったり、振り遅れたりする恐れがあるため注意が必要です。

ストロークと異なり、レシーブを打つ際に大きくテイクバックを取る必要はありません。テイクバックは小さめにして、コンパクトなスイングで打ち返しましょう。相手のサーブに対して振り遅れることが多い場合は、コンパクトなスイングを心がけるとレシーブのミスを減らせます。

この時、手打ちにならないように注意が必要です。体をしっかり回して、ボールに力を伝える意識を持つと、コンパクトなスイングでも力強いレシーブを返せます。

 

・高い打点で打つ

できるだけ高い打点でボールを打つことも重要です。打点が低いと、ボールコントロールが難しくなり、ネットにかかるなどのミスにつながりやすくなります。ボールを引きつけるのではなく、体の前側で打ち返す意識を持つと良いでしょう。

また、前に出てボールを打つこともポイントです。前に出てボールを打ち返すことを意識すると、必然的にラリーのペースが上がります。相手の時間的な余裕を奪い、優位に試合を進めることが可能です。

 

・スプリットステップを踏む

スプリットステップとは、相手がボールを打つタイミングに合わせて軽く重心を落とすステップのことです。タイミングを取ることで、素早く動けるようになります。
スプリットステップを起点として構えや移動などを行うことで、スイングまでの動作がスムーズになるのもメリットです。

また、スプリットステップは相手の動きに合わせてステップを踏むため、相手の動きをしっかりと観察することにもつながります。相手の動きを観察することで、「相手がどのようなコースに、どんなボールを打ってくるのか」を予測することも可能です。

【スプリットステップのやり方】
1.足を肩幅程度に開いて構える
2.小刻みに足を動かす
3.相手のインパクトの瞬間に、地面に着地し、重心を落とす

 

■レシーブの基本の考え方とポイントを押さえよう

ソフトテニスにおいて、レシーブはサーブと並ぶ重要なプレーです。レシーブをしっかりと打ち返すことができれば、相手に対して優位に立ち回れるようになります。反対に、レシーブが上手にできないとラリーも続かず、サーブだけで得点が決まる単調な試合になってしまうでしょう。

とはいえ、最初から効果的なレシーブを打ち返すのは難しいかもしれません。コースは甘くても問題ないので、まずはボールを相手コートに打ち返すことだけ意識してみてください。ボールさえ返せれば、相手のミスで得点につながることも考えられます。

プレースタイルやポジション、試合展開などに関わらず、レシーブは誰でも行うプレーです。ご紹介した考え方やポイントを参考に、レシーブの練習に取り組んでみてください。

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