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other2024.09.03

バドミントンはグリップテープも重要! 選び方や巻き方のコツなどを解説

バドミントンをプレーする際に欠かせないアイテムがラケットです。そのラケットを握る際に重要な役割を持つのが、グリップに巻いてある「グリップテープ」です。
しかし、一口にグリップテープといっても多くの商品が販売されていて、商品ごとに性能が異なります。どれが自分のプレースタイルに合っているのか、わからない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、グリップテープを巻く必要性や選び方、基本的な巻き方などをご紹介します。

 

【目次】

■ラケットの太さはグリップテープで調整しよう

■グリップテープは大きく分けて3種類

■グリップテープの選び方

・グリップテープのタイプで選ぶ

・厚さから選ぶ

・デザインで決めるのもおすすめ

■グリップテープを交換する目安

■グリップテープの巻き方のポイント

■グリップテープにこだわってプレーの質を高めよう

 

■ラケットの太さはグリップテープで調整しよう

バドミントンラケットのグリップは、細いものから太いものまで、さまざまなタイプがあります。グリップの太さを自分好みに調整して、握りやすさを改善するアイテムがグリップテープです。グリップを握った際の手の滑りやすさを軽減したり、フィット感を向上させたりする効果も期待できます。
バドミントンのプレーの質を高めるうえで、非常に重要な役割を持つアイテムといえるでしょう。

テニスラケット用のグリップテープと似ていますが、テニス用のグリップテープの方がバドミントン用よりも少し太めに作られています。
ただし、性能面に大きな違いはないので、気に入っているグリップテープがある場合は、テニス用のものをバドミントンラケットに巻いても問題はありません。

 

■グリップテープは大きく分けて3種類

グリップテープは大きく分けて3種類

 

バドミントン用のグリップテープは、インナーグリップテープ、オーバーグリップテープ、アンダーグリップテープの3種類に大きく分けられます。まずは、それぞれの違いや役割を知っておきましょう。

【インナーグリップテープ】
購入時からグリップ部分に巻かれているテープが、インナーグリップテープです。リプレイスメントテープなどと呼ばれることもあります。怪我防止のために巻かれているもので、基本的には剥がさずに使用します。

【オーバーグリップテープ】
一般的に「グリップテープ」といった場合は、オーバーグリップテープのことを指します。インナーグリップテープの上から巻くテープです。汗を吸収したりラケットを滑りにくくしたりと、テープによって性能は異なります。

【アンダーグリップテープ】
インナーグリップテープとオーバーグリップテープの間に巻くテープです。アンダーラップと呼ばれることもあります。緩衝材の役割を果たすアイテムで、ラケットの太さを調整する効果も期待できます。手が大きくラケットを握りにくい、握力が弱いという方は、アンダーグリップテープも巻くのがおすすめです。

 

■グリップテープの選び方

グリップテープの選び方

 

グリップテープ(オーバーグリップテープ)は、商品によって素材や厚さ、握り心地が異なります。自身のプレースタイルや体質などに合わせて、必要な効果を持ったアイテムを選ぶことが大切です。
ここでは、グリップテープの選び方のポイントをご紹介します。

 

・グリップテープのタイプで選ぶ

最初に、グリップテープのタイプを選びましょう。テープは大きくウェットタイプ、ドライタイプ、タオルタイプ、多孔タイプの4種類に分けられ、それぞれ特徴が異なります。簡単な特徴をご紹介するので、グリップテープ選びの参考にしてみてください。

【ウェットタイプ】
手に吸い付くような吸着性があり、フィット感に優れているのが特徴です。握力が低くラケットが滑りやすい方や、バドミントン初心者の方に向いています。基本的なタイプで使用者も多く、商品数が豊富なのも魅力です。

【ドライタイプ】
さらっとした質感で、吸汗速乾性に優れているグリップテープです。手汗をかきやすい方や、夏場の暑いシーンの使用にも適しています。また、手に吸い付きすぎるグリップが扱いにくいという方にもおすすめです。

【タオルタイプ】
タオル生地をそのままグリップテープにしたもので、ドライタイプ以上に汗に強いのが特徴です。柔らかく手になじむので、長時間のプレーにも適しています。ただし、傷んだり汚れたりしやすいので、こまめに交換する必要があります。

【多孔タイプ】
表面に穴があいていて、通気性や握りやすさを高めているグリップテープです。表面積が広く吸着性があるので、高いグリップ力を発揮します。バドミントン上級者も使用しているタイプで、握り心地を重視する場合におすすめです。

 

・厚さから選ぶ

グリップテープの厚みも、選ぶ際のポイントのひとつです。グリップテープの厚みを変えることで、巻いた後のグリップの太さを調整できます。一般的なグリップテープの太さは、0.8mmほどです。

厚みのあるグリップは、グリップ力を高めてシャトルに力を伝えやすくなります。一方で、薄いグリップだとフォアとバックの持ち替えをスムーズに行いやすいのが特徴です。
プレースタイルに応じて、どちらの方が使いやすいか考えながらテープの厚さを決めるようにしましょう。

 

・デザインで決めるのもおすすめ

グリップテープは、色や柄にこだわれるアイテムでもあります。ラケットやユニフォームの色柄に合わせたものを選ぶなど、デザイン面で商品を選ぶのも良いでしょう。気に入ったグリップテープを活用した方が、モチベーションを高めることができます。
また、たくさんのプレーヤーがいるシーンだと、自分のラケットがどれか見分けがつかなくなる恐れもあります。そのような際に、グリップテープのカラーで区別する役割を果たすことも可能です。

 

■グリップテープを交換する目安

グリップテープは、基本的に消耗品です。使い続けるうちに汚れたり機能が落ちたりするので、定期的に巻き替える必要があります。
交換するタイミングは使用頻度などによって異なりますが、基本的には以下の3つを目安にすると良いでしょう。

・テープが擦り切れたり剥げたりしている
・テープの汚れが目立つ
・テープがズレたり浮いたりして滑りやすくなった

グリップテープを交換する頻度が高い方は、数回分の長さがあるロールタイプや、耐久性に優れた商品を用意するのがおすすめです。ロールタイプの商品なら1本で数回巻けるので、気軽に取り換えやすくなります。

 

■グリップテープの巻き方のポイント

グリップテープは、しっかりと巻くことで効果を発揮するアイテムです。巻き方のポイントも、覚えておくと良いでしょう。基本的な巻き方の手順は、以下の通りです。

【グリップテープの巻き方の手順】
1.古いグリップテープを剥がす
2.必要に応じてアンダーラップを巻く
3.グリップテープの端を斜めにカットして、グリップの下側に巻き付ける
4.テープを引っ張りながら、5mmほど重なるように巻いて行く
5.ラケットの上部まで来たら、ラケットとテープが垂直になるようにして巻き終える
6.テープをカットして、付属の接着テープで留める
7.グリップ全体を握ってなじませる

グリップテープの説明書などに詳細が記載されているため、そちらを確認しながら巻くようにしましょう。

 

■グリップテープにこだわってプレーの質を高めよう

ラケットと手が直接触れ合うグリップ部分に巻くグリップテープは、バドミントンのプレーの質を左右する大切なアイテムです。また、カラーやデザインで個性を出して、ラケットやユニフォームとのコーディネートを楽しむこともできます。
バドミントンのプレーの質を高めたい方は、グリップテープにもこだわってみてはいかがでしょうか。

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