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golf2024.09.03

【ゴルフ5レディス2024レポート】 ベストアマはゴルフ5契約の横山珠々奈選手。プロテストに向けて勢いのつく最終日

竹田麗央選手の優勝で幕を閉じた「ゴルフ5レディス」。優勝争いの陰に、ベストアマチュア賞を争うもう1つの戦いがありました。

ベストアマチュア賞は、2日間トータル2アンダーで回った横山珠々奈選手。ゴルフ5の契約アマチュアで、2003年生まれの20歳。先週の「ニトリレディス」では8位タイに入る健闘を見せ、好調を維持しているなかでのベストアマチュア獲得でした。

 

『ゴルフ5契約アマチュアの横山珠々奈選手』


横山選手は、先週の好調をキープすべく、コースで練習ラウンドができないプロアマ戦の木曜日は近隣のコースをプレーして準備。ラウンド勘を損なわないように配慮しつつ試合に臨みますが、「ショットは悪くない」という状態ながら、バーディパットが決まらず1オーバーのプレー。

5番、10番のパー5ではバーディを奪いますが、1、8、15番をボギーとし、2バーディ3ボギーのプレーでした。

 

『ショットの調子は初日から良かった』


「雨の影響でグリーンが重いこともあって、チャンスにつけたパットがカップに届かずに決めきれず、スコアを伸ばせませんでした。また8番と15番のパー3で、アプローチで寄せられずにボギーとしてしまったのが痛かったです」(横山選手)

普段は練習ラウンドのなかでパットのタッチを作っていくそうですが、プロアマ戦の日に会場で練習ラウンドできなかったことが響いた形となりました。

 

『パッティングが合わずチャンスをものにできなかった』


この日は、昨年の「ゴルフ5レディス」でベストアマチュア賞を獲得した中澤瑠来選手も2オーバーと伸ばせませんでしたが、プロトーナメント初挑戦という19歳の福住あい選手が3アンダーでベストアマチュア争いを一歩リードしました。


『昨年のゴルフ5レディスでベストアマチュアに輝いた中澤瑠来選手』

 

『今季からチームゴルフ5に加入した福住あい選手。初のプロトーナメント出場で初日は3アンダーと健闘した』


しかし横山選手は、初日のラウンドでタッチのアジャストが進んだのか、最終日に内容もスコアも上向きます。

2日目はインコーススタートの12番ホールでサスペンデッドとなったため、最終日は13番からの再開。すると14、15番で連続バーディを奪い、前半2アンダーで折り返します。

後半もノーボギーのプレーを続け、パー5でこの日3つめのバーディ。結局この日をノーボギーのまま69の好スコアで終え、トータル2アンダーにスコアを伸ばしました。

初日に3アンダーを出した福住選手は、最終日はノーバーディの77とスコアを崩し、前半のインコースで4バーディを奪った中村心選手も、後半アウトコースは2ボギーで停滞。

最終的に、トータル2アンダーでプレーした横山選手がベストアマチュア賞に輝きました。

 

『トータル2アンダーで見事ベストアマチュア賞に輝いた』


「初日よりショットの調子もよく、パットのタッチも合ってきました。14番は3m、15番も5mのバーディパットを決められて、スコアを伸ばせました。来週はプロテストの2次予選もあるので、好調のままいい弾みをつけられたと思います」(横山選手)


『「この好調を維持してプロテストの予選も頑張るので応援よろしくお願いします!」と笑顔で話した』


「パットのタッチが合わない」と言いながらも、2日間通して3パットはゼロ。ショットに関しては最終日はとくにキレており、フェウェイキープが10/14、パーオンは17/18という素晴らしい内容でした。

横山選手は今年でプロテスト4度目の挑戦と苦労していますが、この調子ならプロテストも通過し、来年は「チームゴルフ5」のプロとして本大会で優勝争いをする存在となれるでしょう。今後の活躍に期待です!

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