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other2024.10.18

【バスケ】レイアップシュートの成功率を高める4つのコツと練習方法

ジャンプシュートやダンクシュートなど、バスケットボールには数多くのシュートがあります。その中でも基本とされており、実際に試合でも使われることの多いシュートが「レイアップシュート」です。
ここでは、バスケットボールのレイアップシュートの成功率を高めるコツや、練習方法の例などをご紹介します。

 

【目次】

■バスケのレイアップシュートとは?

■レイアップシュートを決めるコツ

・力を抜いて行う

・垂直にジャンプする

・ボールは投げずに「置く」

・ゴールをしっかり見る

■レイアップシュートの練習方法

■基本ができたらバリエーションを増やすのもおすすめ

■基本をマスターして得点力アップを目指そう

 

■バスケのレイアップシュートとは?

レイアップシュートとは、手のひらを天井側に向けてボールを支え、ゴール下からボールを置くようにして打つシュートのことです。ゴールに向かって走りながら行うランニングシュートの一種で「レイアップ」とも呼ばれます。

リングに近い位置でボールを放つため、他のシュートより確実性が高いのがレイアップシュートの特徴です。試合で使われることも多く、初心者のうちから習得しておきたいシュートでもあります。
基本的なレイアップのやり方の流れは、以下のとおりです。

【レイアップの流れ(右サイドからゴールに向かう場合)】
1.ドリブルしながらゴールに向かって走る
2.ゴールの近くでボールをキャッチする
3.右足⇒左足の順番でステップを踏み、左足でステップしたタイミングでジャンプする
4.ボールを持ち上げ、リングに向けてシュートを放つ

左サイドからゴールに向かう時は、左足⇒右足の順番でステップを踏み、右足でジャンプしましょう。

 

■レイアップシュートを決めるコツ

レイアップシュートを決めるコツ

 

レイアップシュートはバスケットボールの基本的なテクニックですが、プロ選手でも100%決められるわけではありません。特に、バスケ初心者の方は外してしまうことが多いでしょう。
レイアップシュートの成功率を高めるには、コツを覚えることが大切です。レイアップシュートを行う際は、次の4つのコツを意識してみてください。

 

・力を抜いて行う

レイアップシュートを打つ時は、リラックスして力を抜き、リズミカルにステップを踏むことが重要です。
余計な力が入っていると、シュートモーションに入りにくくなり、シュートまでのリズムも狂ってしまいます。

慣れていないと無意識に力んでしまうかもしれませんが、できるだけリラックスした状態でプレーすることを心がけましょう。

 

・垂直にジャンプする

レイアップシュートは、ゴールに向かって走りながらステップを踏むプレーです。
ドリブルの勢いのまま、前方向にジャンプしながらシュートを打つと、ボールにも前に向かう推進力がかかります。バックボードに当たったボールが大きく跳ね返りやすくなるため、結果として、シュートの成功率も大きく下がってしまいます。

ステップを踏んだら前ではなく、真上に向かって垂直にジャンプすることも、レイアップシュートの成功率を高めるためのポイントです。

どうしても前方向にジャンプしてしまう方は、踏み切った足とは逆の膝を引き上げることを意識すると、全身を引き上げやすくなり、真上に向かう力をボールにしっかり伝えられます。

 

・ボールは投げずに「置く」

真上にジャンプしていたとしても、ボールを投げるようにシュートしていると、レイアップシュートの成功率は安定しません。
レイアップシュートではボールを投げるのではなく、リングの近くに置くイメージで手を離すことも大切です。腕に力を入れてシュートを打つのではなく、ジャンプした勢いでボールを持ち上げるだけで問題ありません。

また、リングにボールを直接入れるのは難度が高く、シュートが決まる確率も下がります。初心者の方は、バックボードにボールを当ててリングに入れることを心がけましょう。
ステップやジャンプ、体の使い方などが安定して、同じ位置でボールを離せるようになれば、レイアップシュートは安定して決まるようになります。

 

・ゴールをしっかり見る

シュート前にゴールから目を離してしまうと、ボールをどこに置けば良いのかわからなくなってしまいます。ゴールとの距離感を意識しながら、しっかりと最後までゴールを見続けることを心がけましょう。

また、ボールはステップからシュートの直前まで、腰よりも高い位置で保持し続けることが大切です。ボールを高めに持つことで、相手にカットされるのを防ぎやすくなります。

 

■レイアップシュートの練習方法

レイアップシュートの成功率を安定させるコツは、レイアップシュート特有の動きを体に覚えさせて、再現性を高めることです。
レイアップシュートがなかなか決まらないと悩んでいるバスケ初心者の方は、ボールを持たずにレイアップシュートの動きを行う「エアレイアップシュート」の練習から始めましょう。

エアレイアップシュートでステップやジャンプの仕方、手の動かし方などに慣れたら、実際にボールを持ってレイアップシュートの練習を行います。
プレーのスピードを上げるのは、レイアップシュートの動きが正確にできるようになってからで問題ありません。何回もシュートモーションを繰り返し、レイアップシュートの感覚をつかむことが大切です。

 

■基本ができたらバリエーションを増やすのもおすすめ

基本ができたらバリエーションを増やすのもおすすめ

 

レイアップシュートには、さまざまなバリエーションがあります。基本のレイアップシュートをマスターしたら、バリエーションも増やしていきましょう。
代表的なレイアップシュートのバリエーションとしては、次のようなプレーが挙げられます。

【スクープシュート(スクープショット)】
相手ディフェンスのブロックを防ぐために、ボールを高く放るシュートです。ボールを高く上げるため、通常のレイアップシュートよりも難しさが増します。

【リバースレイアップ】
ゴールの下を通過してから、リングに背を向けた状態でシュートするプレーです。レイバックやバックシュートなどと呼ばれることもあります。
ディフェンスがブロックを狙ってきた時に有効なテクニックで、できるようになると攻撃の幅が広がります。

【ダブルクラッチ】
シュートモーションに入った手を下げて、反対の手にボールを持ち替えてからシュートを放つプレーです。リバースレイアップと同様に、ディフェンスをかわす際に役立ちます。
動作が増える分、滞空時間も長くなるため、難度は高めです。

【フックレイアップ】
ゴールやディフェンスに対して、体を垂直方向に向けながら行うシュートです。ディフェンスから遠い手でシュートを行うことによって、ブロックされるリスクを減らせます。
ボールを片手でコントロールするため、決めるには高いハンドリングスキルが必要です。

 

■基本をマスターして得点力アップを目指そう

レイアップシュートは、バスケットボールの中でも基本的なテクニックのひとつです。確実性の高いシュートではあるものの、プロ選手でも絶対に決められるものではありません。
特に、バスケットボールを始めたばかりの方は、難しさを感じることもあるでしょう。

レイアップシュートの成功率を上げるには、何度も練習を繰り返し、動き方や感覚を体に覚えさせることが大切です。
ご紹介したコツを覚えて、レイアップをマスターしましょう。

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