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running2024.10.18

いいとこ取りのクールな一足「SALOMON XT-EVR(サロモン エックスティー イーブイアール)」

今シーズン、限定されたスポーツデポで強力プッシュするのが、こちらのXT-EVRモデル。

ハイパフォーマンスモデルで培った機能性と機能美に、タウンユースとしての使いやすさ、そしてコストパフォーマンスも実現した新シリーズです。


説明不要の、このクールなルックスだけで買いではあるのですが、ライフスタイルモデルと言えど、ここは牧野が説明するので、ちゃんと機能面にも触れてみたいと思います。


ミッドソールを横からサポートするパーツなど、しっかりとパフォーマンスモデルから意匠を受け継いでいます。


僕も幾度となくスリッピーなサーフェスで助けられた、このアウトソールグリップ。

突起の形と向きにご注目で、つま先部分は蹴り出しの際に地面からリリースされやすいように△が前向きに、中足部は突起を下▽向きにして、路面に対して摩擦を生むことでグリップ力を強化。踵は滑らないように、でもランディングの際にグリップが効き過ぎないように、突起形状を変えて複合的に配置されています。

トレランシューズのアウトソールって、ほんとよく考えられているんです。


これぞサロモンの代名詞。見た目も機能もほんと大好きです。

そして個人的に今回良いなと思った点がこちら。


このシューレースストラップが付いたところです。

サロモンのパフォーマンスラインでは、このシューレース端は袋状のシュータンに収納する仕様なのですが、それをするとタングが膨らんで見た目がちょっと不恰好になるため、ファッションで履く時は端をシューレースの下に通すのが僕らの暗黙だったんです。

それを考慮してか、今回のシリーズにはエラスティックバンドが付きました。

ファッション切り口のシリーズならではの、機能を追い求めるだけじゃない、バランスの良い仕様ですね。


コーディネートですが、セオリーど真ん中なオールブラックコーデです。

限りなくロゴの見えがかりを減らしつつ、光の当たり具合で感じる異素材コントラストで、黒の中にも奥行きをつけました、という、後付け答え合わせ(笑)

ですが実際に、どんなコーディネートにもマッチするので、ほんと使いやすい一足だと思います。

ちなみにカラーラインナップはこんなにあります。


ブラック、ホワイト、グレーのモノトーンカラーに、ライムイエローが差し色になったベージュなんかも。

ゴアテックス搭載モデルもあります。


こちらはタクティカルな雰囲気のサンドベージュも。どちらもクールです。


こんな感じにタウンユースもいいですが、元々のスペックが高いので、ちょっとしたアウトドアシーンやランニングにも十分対応してくれます。

ひとつあると便利なクールな一足をぜひ、この機会にチェックしてみてください。
 


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<著者プロフィール>

牧野 英明

BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。

自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。

「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。

ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。

Instagram: @makinohideaki

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