「今だから言える、キャンプ赤っ恥体験」赤っ恥3&4
キャンプの楽しさって、何と言っても「普段の生活とは違った体験ができる」ということではないでしょうか?
しかし相手は大自然。最初のうちは「こんなはずじゃなかった〜!!」という失敗がつきものです。
ここでは、初心者さんにありがちな失敗談をご紹介しながら、これからの教訓にしていただきたいと思います。
ベテランさんは「あ〜!わかるわかる!」なんて、昔を思い出してみてくださいね。
[
赤っ恥2: 天然プラネタリウム
]はこちら
赤っ恥3 異臭のテント
キャンプで「なくてはならないもの」といったら、何よりもまずテントですよね。コスパ重視のものから、質・値段共に目玉が飛び出そうなハイスペックなモデルまでさまざまです。
上を見たらキリがないのですが、やはりブランド力が高く、定価ではなかなか手を出しにくいテントが気になってしまう…というのは誰もが通る道なのではないでしょうか。
そうなると、オークションやフリマサイトで「年に何十回と使うわけではないのだから、中古でゲットという方法もアリかも?」と考えるわけです。
そこで注意しておきたいのが、『手にとって見ることができないものは、とにかく慎重に』ということ。テントやタープといった幕類は、所有者のケア度によって品質が大きく変わります。
例えば雨の日のキャンプの後、しっかり乾燥しないまま片付けるとどうなるか…そうです、湿気によりカビが発生してしまうのです。それを繰り返したものを出品してあっても、見た目の画像がきれいめに見えていたら「臭い」までは分かりません。
正直に注意書きを明示してくれている出品者さんばかりではないので、もし気になるものが見つかって購入を考えるのであれば、見た目以外の部分もしっかり質問して納得してから購入しましょう。もちろん、正規取扱店になっているショップで購入するのが最も安心ですが、その場合でも、中身をしっかりチェックしてから購入することをオススメします。
【教訓】
●どんな購入ルートであっても、細かくチェックしてから決めること
●特に臭いの問題や、縫い目部分からの雨漏りを防ぐシームテープが劣化していないか、しっかりと確認
●ショップで購入する際は、試し張りが可能なら是非トライしてみよう
( アルペンアウトドアーズ は、店頭にあるすべてのテントが試し張り可能です)
赤っ恥4 ナ、ナイトサファリ??
キャンプの楽しみのひとつでもある「料理」。アウトドアでしかできない料理を囲み、気心が知れた仲間たちとワイワイ会話するひとときは、焚き火同様、時間が経つのも忘れてしまうくらい楽しい時間です。
しかし!食べ終わった後の片付けや余った食材の保存をおろそかにしたまま眠りについてしまうと…真夜中に恐怖の体験をすることになるかもしれないのでご注意ください。
たとえ整備されているキャンプ場でも、そこは自然の中。食べ物を求めて、野良猫などよく見かける動物だけでなく、鹿やキツネ、サル、場合によってはクマが出没することもあるのです。
しーんと静まり返った夜中に、ガサゴソという音に気付いて眼が覚めると、なんとその音の主は自分たちが眠るテントからわずか数メートルの位置で動いている…。その気配は恐怖以外の何物でもありませんし、おそるおそるテントの中からこっそり覗いてみると、漆黒の闇の中に光る二つの眼・眼・眼…。
「も、もしかして今、目が合った?テントなんて布きれ1枚なんだから、もし襲われたらひとたまりもない!」という恐怖で睡眠どころではなくなってしまうでしょう。
「食べ物は、動物に漁られない場所に保管する」、これを徹底するだけで、夜の安心度が格段にアップします。
【教訓】
●食材は可能な限りにおいが出ないようにフリーザーバッグなどで密封し片付けておこう
●クーラーボックス等に食べ物を格納し蓋をしっかり閉めておこう
●クーラーボックスには、ベアレジスタンス(クマでさえも開けられない頑丈な品質のもの)仕様もある
●生ゴミは寝る前にしっかり密封or指定の場所に処分しておこう
【「今だから言える、キャンプ赤っ恥体験」シリーズ記事】
・
赤っ恥1「テントは何処へ」
・
赤っ恥2「天然プラネタリウム」
・
赤っ恥5「懐中電灯代わりのスマホが〜!」赤っ恥6「天気がいいのにビショ濡れ・・・」
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