「LOGOS LAND(ロゴスランド)」に潜入!取材 第2回「LOGOS LANDをくまなくリサーチ!」
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第1回「LOGOS LANDってなぁに?」はこちら
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キャンプに興味を持ち始めると、最初の関門となるのが「テントなどの道具は何を揃えたらいいの?」「アウトドアって季節や天気に左右されるけど大丈夫かな?」といったことですよね。
そんなキャンプ初心者の方に、目から鱗の落ちるような施設が京都にあると聞いて、さっそく編集部が突撃してまいりました!
その場所は、「LOGOS LAND(ロゴスランド)」。
メイプルリーフのロゴでおなじみのアウトドアブランド「LOGOS(ロゴス)」が京都府城陽市とコラボした、全天候型のキャンプサイトを中心にレストランや屋外施設を含んだ「食べて、遊んで、泊まる」、まったく新しいコンセプトのテーマパークです。
2018年6月のプレオープンを皮切りに、2019年には新たなエリアもぞくぞくとオープン予定。
シリーズ第2回となる今回は、スタッフの川岸雄吾さんにプレオープンしているエリアをご案内していただきながら、LOGOS LANDを徹底解剖していきます。気になる「全天候型キャンプ」がどんなものなのか、いよいよ明らかに…!
――いきなりですが、スタッフのみなさんがされている指のサインは何ですか?
あ、これはLOGOSの「L」マークです。
みなさんもフォトスポットの前ではこのサインで写真を撮ってみてくださいね!
ちなみに僕のうしろに見えている背の高いテントは授乳室になっています。テント左側のお部屋がフリースペースと繋がったキッズコーナーとなっていますので、そちらものちほどご紹介します!
■プラムイン城陽
エントランス
――宿泊されるお客様をおもてなししてくれるウェルカムボードに、テンションが上がりますね!
入口すぐのウェルカムボードには、ご予約されたお客様のお名前を書かせていただいています。ここで記念撮影される方も多いです。
受付横の壁面も、人気のフォトスポット。
ハロウィンやクリスマスなどイベントが連動しているときはかなりゴージャスに装飾するので、みなさんここでよく撮影されています。他にも施設内にはかわいいフォトスポットが目白押しです。カメラをお忘れなく!
お部屋タイプ
(1)テントタイプ
――テントタイプのお部屋はどんな特徴がありますか?
屋内にテントを設営した、全天候型のキャンプルームです。8名様まで対応し、計5室ございます。
エアコンのほかミニキッチン・トイレ・シャワーを室内に完備していますから、虫が苦手な方でも安心です。
室内にはハンモックやランタン、ケトル、マグカップも用意してあります。このお部屋は、テントの中でシュラフに入って寝泊まりするリアルなキャンプが楽しめるということもあり、とても人気です。2家族1室の場合は、テントを2ファミリールームに変更しておきますので予約時にお申し付けください。
また、キッチンの上にはロフトもあります。「基地みたい!」と、お子様心をくすぐるみたいです(笑)
――テントはもちろん、備品などもLOGOS製品ですか?
もちろんテントに限らず、お客様には基本すべてLOGOSの製品を使っていただいています。せっかくの機会なので、いろいろ試してみてください!
ちなみにテントは1ファミリールームとしてご利用される場合、「プレミアムPANELグレードドゥーブルXL-AF」をご用意しています。4人家族にオススメの、オールシーズン対応のハイクオリティモデルです。
簡単に説明すると、2ルームテントといって、寝室とリビングが一体化したお部屋を再現したようなテントです。フレームの本数が強いぶん風にも強く、頭上空間が広いので立ったまま着替えができるのもメリット。店舗でも常に売り上げ上位にいます。
ここで宿泊して気に入っていただいて、そのまま帰りにロゴスショップに直行し購入されたお客様も実際にいらっしゃいます。お客様の中には、ご丁寧にお手紙まで送ってくださった方も。スタッフみんなで読ませていただきました。こういう出会いが本当に嬉しいですね。
――キャンプだけでなく、自宅のリビングでも使えそうなアイテムもありますね。
テーブルやチェア、ベンチなど、キャンプアイテムというのはコンパクトになるので、新生活を始められる学生さんや一人暮らしの方など、家具として購入されていかれるお客様も多いです。
余談ですがうちのスタッフの中にも、このお部屋に影響を受けて自宅をアウトドア仕様にし、一人用のテントを張った強者もいます。お昼寝するときに最高なんだそうです(笑)
(2)2段ベッドタイプ
――2段ベッドでは、お子様だけでなく大人も楽しめそうですね。
合宿や団体にも対応しているため、大人の方もよくご利用されます。8人まで対応するお部屋が5室あり、山小屋やユースホステルをイメージしてシンプルで使いやすいように作りました。こちらもエアコンのほか、ミニキッチン・トイレ・シャワーを室内に完備しています。
特に2段ベッドの下段部分は、メジャーリーガーも使用しているとお馴染みの東京西川の高規格マットレスを採用しており、寝心地は抜群です。実際、パラリンピックの選手の皆さんも合宿でこのお部屋を利用されています。
山小屋で宿泊している感覚を体験していただきたいという思いもあり、このお部屋もテントルーム同様、シュラフで宿泊するスタイルです。シーズンによって夏用と冬用で分けているだけでなく、専用のシーツもご用意しておりますので快適にお休みいただけます。
今のシーズンは「丸洗いスランバーシュラフ-2℃」をご利用していただいています。ご家庭で洗えるシュラフということでメンテナンスもしっかりできるため、数あるLOGOSのシュラフの中でも人気の商品です。
――お部屋の中に焚き火台が!
そうなんです。実際に火をつけることはできませんから、電気で炎を再現させて演出しています。
お子様が安全にBBQごっこができるよう、おもちゃの野菜などもセッティングしました。これがなかなか好評で、わざわざこちらのお部屋を選んで宿泊されるお客様もいらっしゃるくらいです。
(3)特別室
――特別室はバリアフリーになっていますね。
はい。最大4名様が宿泊できる、3世代にも対応したお部屋です。特別室だけシュラフではなくお布団をご用意させていただいており、トイレ・シャワーのほか内風呂もついています。
LOGOS LANDには大浴場があり、宿泊されるお客様はどのお部屋でも無料でご利用できますので、ぜひ大きな湯船でゆったりと寛いでください。
(4)フリースペース
――フリースペースがとても広くて驚きました。
このスペースは、10:00~16:00までは宿泊者以外の方にも無料で開放しています。公園で遊び疲れた時や、暑いとき、寒いとき、突然の悪天候時の避難場所としてもご利用できる場所です。
最近では幼稚園や保育園のお泊まり保育や少年野球、サッカーチームの団体宿泊でのご利用が人気で、みなさん修学旅行気分で楽しんでくれていますね。
――夕方から、ソロキャンパーさんのお部屋になるということですか?
そうですね。17:00からソロでの素泊まりの方がご利用可能になります。ちなみにテントやマット、シュラフ、ランタンはすべて無料で貸し出しています。もちろん使い方が分からなかったらスタッフがお手伝いさせていただきますので、お気軽にお声掛けください。泊まり心地がいいせいか、4連泊されていったお客様もいらっしゃいました。
――キッズルームがカラフルで、とてもかわいらしいです。
フリースペースの一番奥に、キッズコーナーが設置されています。大型の焚き火台やおもちゃのBBQセット、絵本、ぬいぐるみなどがあって、お子様に人気です。キッズルーム奥の扉を開けるとテント型の授乳室に繋がっていますので、どうぞ安心してお使いください。
ロゴスファミリーレストラン
――レストランはどんなところをこだわりましたか?
公園には手ぶらで来園される方が多いので、気軽に入って食べられるようなレストランを目指しました。ただ、せっかくLOGOS LANDという別世界に来たからには、本格的なイタリアンがメインのアウトドア料理を楽しんでいただきたいとの想いで、料理長が地元食材をふんだんに使い腕をふるっております。
宿泊されるお客様には、ここでの朝食が付いています。シャキシャキのサラダは特にオススメです!
BBQテラス
――オープン以来とても人気で、最初のうちは予約を取るのも大変だったと聞きましたが。
ありがたいことに本当に多くの予約をいただきました。ここでしか味わえないお料理や空間をご提供したいので、BBQ=肉!に限らず、スキレット料理や季節に応じて鍋などもご用意させていただいています。
BBQで使用しているソースは、タモリさんがレシピを考案した「タモリカップ公式BBQソース」をお出ししています。タモリカップというのは、タモリさんが年2回開催されているヨットレースのこと。そこで行うBBQで私たちLOGOSが道具などを協力させていただいておりまして、そんなご縁があってレシピを考案してくださいました。市販されていませんから、ここでしっかり味わっていってくださいね!
■ACTIVITY HILL
ローラースライダー
――ゴール地点が見えないほど長いローラースライダーですね。
長さがなんと140mもあるローラースライダーで、迫力満点です! お子様用のショートスライダーもありますから、まずはそちらから試してみてもいいかもしれません。距離が長いので、お尻が痛くならないようゴール地点にあるクッション板を持って、スタート地点まで上がってください。
バンクーバー砦
――迫力満点のアスレチックですね。
城陽市の姉妹都市である、ワシントン州バンクーバー市にある「バンクーバー砦」をモチーフに作られた、木材を生かした砦風のフィールドアスレチックです。夏期になると、砦の奥に流れる川で水遊びもできます。
砦とローラースライダーは今後LOGOSカラーにリニューアルする予定なので、お楽しみに!
ふわふわドーム
――LOGOS LANDのオープンに合わせてできた新しいアトラクションですね。
はい。3歳から6歳のお子様が遊べる、エアー式のトランポリンです。夢中で遊ぶお子様たちの楽しそうな声が、朝から響いています。ふわふわドーム周辺は、平日休日問わず一番人気の遊具です。
LOGOS LANDの施設はいかがでしたか?
最終回は、今後LOGOS LANDがどのように変貌していくかをインタビューします。どうぞお楽しみに!
第3回「LOGOS LANDの新エリアって?」につづく。
■プロフィール
株式会社ロゴスコーポレーション
直営事業部 パークマネジメント課
川岸 雄吾
2017年入社。学生時代からアウトドアに興味があり、LOGOSに入社。入社時にLOGOS LAND計画があることを知り、完成イメージを見た瞬間から「必ずプロジェクトメンバーになる」と決意し、立ち上げから参加。現在ではLOGOS LANDの企画・運営をしながら、お客様に喜んでもらえるようなパーク作りを目指し全力投球している。
「これからも段階的にオープンしていくので、いろいろな方に来ていただいて楽しんでもらいたいです。LOGOS LANDには写真スポットがたくさんあります。ぜひシャッターを押して、たくさん思い出を残してください!」。
■取材場所
LOGOS LAND
https://logosland.jp/
〒610-0121
京都府城陽市寺田大川原24-4
2018年に創業90周年を迎えた日本屈指のアウトドアメーカー「LOGOS」が、京都府城陽市とコラボレーションして建設が進められている、これまでにない新しいコンセプトのアウトドアテーマパーク。
東京ドーム2個分の敷地には、2018年6月にプレオープンした全天候型キャンプスタイル対応ホテル「プラムイン城陽」と、イタリアンベースの本格的アウトドア料理が味わえる「ロゴスファミリーレストラン」、屋外では「ふわふわドーム」をはじめとするさまざまな大型遊具が人気を集めている。
2019年には夏以降、京都初のロゴスショップやロゴスカフェ、20区画以上の屋外BBQ、2020年にはグランピングなどさらに多くの施設がオープン予定。