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running2019.03.01

ナイキ ズーム ライバル フライが登場!話題のエアロソール搭載!!

みんなに愛されるズームスピードライバルが劇的な変化!
今回ご紹介する「ナイキ ズーム ライバル フライ」は、その価格帯と機能のバランスから、学生ランナーや市民ランナーに愛用されているあの「ズームスピードライバル」シリーズのフルモデルチェンジ最新版になります。 
 
今回はなんと、あの“エアロソール”搭載!いまだ、ランナーの間に、ムーブメントを巻きおこす人気の「ズームフライ フライニット」や「ズームヴェイパーフライ4%」などに使われている、あの代名詞的ソールが使われています。それでいて価格は1万円を切る、という離れ業、これは驚きです。このところ話題性のあるシューズをどんどんつぎ込んでくるナイキ、今度はこれか!というまたまた驚きの1足の登場ですね。

ナイキにとって、“ライバル”という品番名は、実は、アメリカでも、とても超メジャーなものです。といっても“ズームスピードライバル”シリーズではなくて、アメリカの“ライバル”は陸上のスパイクシューズ、短距離のS、中距離のM、長距離Dなど、投てき系モデルまである、学生競技のための品番。ちなみに、他に“ヴィクトリー”もありますが、それらの言葉は、一番彼らに響く言葉からでしょうね。
 
簡単に言えば、エントリーモデルなんですが、それでいて結構、本格的、専門的なスパイクっていう感じで。学生アスリートイメージの商品なんです。また、このレーシングシューズのズームスピードライバルは、インターナショナルなシューズではなくて、日本市場向けに作られた商品。まさに部活生シューズと言われる所以もこのあたりの背景にも起因しているんですね。
 

リーズナブル、だけど機能性はしっかり、これがスピードライバル

しかし、基本的には、速く走りたいときか、速く走っているときにもっともパフォーマンスを発揮するレーシングフラットです。大人のランナーが履いたって全然満足できるシューズです。特に、はじめてのレーシングフラットとしては価格的にリスクが少ないですしね。
 
「月に何度かのスピード練習で使うだけだから、2万近くするレーシングフラットは買えないかな・・・」
 
なんて市民ランナーの方で使用している方にはピッタリ。しかも今回の“ライバルフライ“は、エアロソールによる見た目のハナタカ感もありますからね、なおさらお得です。ちなみに、基本的にはトレーニングシューズではないのでコレ一足ですべてを行うのは難しいですが、レーシングフラットとしては、“安かろう、悪かろう“でないのが、このシリーズが愛されている大きな理由でしょうね。
 
ちなみに、その機能性が証明されたエピソードとして、リオオリンピック銀メダリスト、エチオピアのフェイサ・リレサ選手が2016年東京マラソン優勝したとき、の足元は、なんと“ズームスピードライバル“でした。日本に来日してから、購入したそのシューズで本番のレースを走り、2時間6分56秒とまさかのパフォーマンスで走ってしまいました。踵に着いていた「Japan Racing」のロゴが痛く気に入っていたとか。とにかくその機能性はお墨付きですね。
 

何が変わったのか?ライバルフライを解剖!

さて、今回は、特に話題のエアロソールが付きました。「ズームフライ」など話題のシューズ達のイメージがまとわりつき、見た目はハジケテますが、その走りはとてもクセがなく使いやすいです。接地感のしっかりある、非常にオーソドックスなレーシングシューズだと思います。わたしは200~400mのインターバル走や3000mテンポ走で使用していますが、快適、前足部ズームエアー搭載ですので、その反発感もグッドです。
 
ただこれだけは言っておきます。このシューズは、カーボンプレートは入っていません、また素材もオーソドックスなEVAです。ZOOMXでもなければ、リアクトソールでもありません。費用対効果のキング、シンプルイズベスト、それがライバルシリーズです。ちょっと試したい、というニーズには最も適したシューズですが、過度な期待感は禁物です。
 
使用頻度がある、レベルアップを目指しているなど本格的なレーシングシューズが必要なランナーは、「ズームエリート10」はじめ別のラインナップを検討した方がいいでしょう。ランナー自身が、どこで線引きして使うかで、ライバルの良さは変わってきます。
 

ライバルフライはトレーニングシューズと一緒に使うと更に効果的!

そして、あくまでもレーシングシューズになります。学生の諸君も、市民ランナーのみなさんも、是非フルレングスズームエアー搭載の「ズームペガサス35」など、トレーニングシューズとセット使ってください。シューズの持ちの問題、またシューズのみなさんへのアシストの種類が違うシューズになりますので、ジョグやロング走では、体の誘導、クッション性から考えても、トレーニングシューズを併用しましょうね。
 
まあ、市民ランナーの方で、気になるランナーは買っちゃいましょう(笑)安いですからね。
 
意外に最近はレーシングフラット(薄底)を、怪我やクッション性からか敬遠しているランナーも散見できます。トラックでのスピード練習や、ジワジワ人気が出てきているトラックでの5000mなどにも使えます。結局、オレゴンプロジェクトの大迫選手のように“履き分けて”使うことで、このトレーニング効果は上がりますし、レースでは自分の可能性を今より感じることになりますよ。
 
是非あなたのはじめての1足に、この「ズーム ライバル フライ」はいかがでしょうか?



【著者プロフィール]
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
藤原岳久(F・Shokai 【藤原商会】代表)
 
日本フットウエア技術協会理事
JAFTスポーツシューフィッターBasic/Master講座講師
足と靴の健康協議会シューフィッター保持
 
 
・ハーフ1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン) 
・富士登山競走5合目の部 準優勝  (2005)

 

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