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outdoor2019.03.14

見た目や大きさだけじゃない! テントの種類と選び方

登山やキャンプなど、最近ではさまざまなアウトドアを楽しむ人が増えています。そんなとき、野外を快適に過ごすために欠かせないアイテムの一つとしてテントがあります。

テント購入を考えている方は、まずはテントの基礎構造や種類を知り、自分の用途に合ったテント選びをすることがアウトドアを始める第一歩となります。この記事では、そんなテントの種類と選び方のポイントをご紹介します。



【目次】

■知っておきたいテントの構造

・シングルウォールテント

・ダブルウォールテント

■テントの種類や形状はさまざま! 用途に合わせて使い分けよう

・ドーム型

・ツールーム型

・ロッジ型

・ティピー型

■どんなテントにする? 選び方とポイント

・人数で選ぶ

・性能で選ぶ

■まとめ

 

知っておきたいテントの構造

テントの構造は大きく分けて2種類に分けられます。「シングルフォールテント」と「ダブルフォールテント」と呼ばれるものです。この2つの違いは、簡単にいうとテントの壁となる布が1枚か2枚かという点です。

設営方法や重量など、それぞれの特徴を詳しく解説します。

 

シングルウォールテント

シングルウォールテント

薄い防水透湿性シート1枚でできています。本体にフレームを設置するだけなので、設営や撤去が簡単なだけでなく、軽量で小型収納も可能なので持ち運びにも便利です。しかし、1つの壁で雨風をしのぐ構造なので、結露しやすく水滴がテント内に落ちてくる場合があります。さらに前室がないので、雨天時に出入口を開けると直接雨が吹き込んでくるというデメリットがあります。

ワンタッチ式で設営できるものもあるので、日帰りのツーリングやバーベキューなど手軽にテントを利用したい場合には最適ですが、1泊のキャンプなどにはあまり向いていません。

 

ダブルウォールテント

ダブルウォールテント

通気性に優れたインナーテントと、防水性に優れたフライシートの2重構造でできています。本体にフレームを設置し、その上から防水シートをかぶせます。シングルフォールテントに比べて設営や撤去に手間が掛かりますが、その分テント内は水滴が落ちてきにくく、快適性に優れています。

2重構造なのでその分重量が増す、というデメリットはありますが、最近ではかなり軽量化が進んでおり、2人用で1.5kgほどです。前室を作れるタイプも多いので、荷物置きなどに重宝します。また、作りがしっかりしているため、テント内が広く安定しています。ゲリラ豪雨など、さまざまな天候を想定した1泊のキャンプなどに利用するには、こちらのタイプがおすすめです。

 

テントの種類や形状はさまざま! 用途に合わせて使い分けよう

テントは大きく分けると4種類あります。それぞれのシーンに最適な形状を選ぶことが、快適なテント利用にとって重要なポイントとなります。用途に合わせてうまく使い分けができるよう、4種類の特徴をしっかりと把握しましょう。

 

ドーム型

ドーム型

テントの中では最もメジャーで人気の高いタイプです。2本のポールをクロスさせて強度を出す構造で、初心者や女性でも簡単に設営ができます。サイズは1人用から大人数用までバリエーションも豊富です。一人で組み立てても10分程度で完成させることができます。

組み立てが簡単な上に、ほかのタイプのテントに劣る点はないので、テント選びに迷ったらこのドーム型を選ぶことをおすすめします。日帰りレジャーから1泊のキャンプまで、幅広く利用できる点が魅力の一つとなっています。

 

ツールーム型

ツールーム型

ドーム型テントを延長し、リビングスペースを確保した、広々したタイプです。別名トンネル型とも呼ばれます。リビングと寝室の2部屋できるので、ファミリーなどの大人数向けのテントといえるでしょう。

広い分、重量や設営の手間が増えますが、快適な居住空間を得ることができます。天候に左右されずにキャンプを楽しめることから、本格的なキャンプをしたい人におすすめです。初心者では1人での設営は難しいので、2人以上で組み立てるとよいでしょう。経験者の人が一緒なら、なお安心です。

 

-ロッジ型

ロッジ型

壁がほぼ垂直に立ち、まるで家のような空間を作れるタイプです。このロッジ型は90年代に人気を集めていました。壁際に人が立てる形状で、広い居住空間が魅力です。大人数での利用時におすすめですが、重量や収納時の大きさがネックとなり、最近では見ることが少なくなっていきました。しかし、近年のグランピングブームに乗り、その広さと快適性の認識度が上がり、再び人気を高めそうなテントです。

空間が広い分、インナーマットやグランドシートなど、テント内を快適に過ごすためのオプション品を忘れずに用意することをおすすめします。

 

-ティピー型

ティピー型

支柱となる1本のポールを中心に立てるだけのシンプルタイプです。別名モノポール型とも呼ばれる円錐形の外観が、レトロでおしゃれな雰囲気を演出するので、野外フェスなどによく利用されます。1本のポールでテントの中心部分を持ち上げているという単純な構造ですが、テント自体が自立しないため、設営にはコツを必要とします。初心者には難しいので注意してください。重量は軽く、持ち運びも楽なので利用当日までに庭や近くの公園などで設営の練習をすると良いでしょう。なんといっても写真映えする外観なので、若い人を中心に人気を集めています。

 

どんなテントにする? 選び方とポイント

テントを購入する際に「どんなテントにするか?」を検討していくためには、まず「何を基準に選ぶか」を決めましょう。テント選びの基準として、「何人で寝泊まりするのか」と「どんな環境で使用するのか」が大きなポイントとなります。実用性や性能を軽視し、見た目のよさだけでテントを選んでしまうと後々に後悔し、最悪の場合、買い直さなければならないという結果になってしまいます。

例えば、見た目がよく、写真映えするからといって綿素材のものを選んでしまうと、雨天時には綿が水を吸ってしまい、かなりの重量になってしまいます。そうなってしまうと、快適なキャンプは楽しめません。

楽しいキャンプの思い出を作るために、選び方のポイントをしっかりと定めていきましょう。

 

人数で選ぶ

まず多くの人が基準とするポイントは「何人で寝泊まりするのか」です。テントの商品説明欄には収容人数が記載されています。注意すべき点は、この収容人数は、「最大収容可能人数」のことを指しているということです。

つまり、4人で寝泊まりするのに4人用のテントを利用すると、1人当たりギリギリの広さしか確保できません。テント内で快適に過ごそうと考えるのであれば、収容人数より1~2人少ない人数で利用すると良いでしょう。

大人だけで利用するのか、子どもも一緒に利用するのか、ということも頭に入れておくと、確保するスペースがイメージしやすくなります。目安として、床面積300×300cmほどあれば、大人2人、子ども2人が快適に過ごす広さを確保できます。

ただ、収容人数が多ければ多いほどテントは巨大なものとなるので、重量が増して設営が大変になることも忘れないようにしましょう。

 

性能で選ぶ

スペックを見てテントを選ぶのも一つの方法です。特に注目したいスペックは「耐水圧」です。耐水圧とは雨に対して、どれほど浸水に耐えられるかという性能です。この耐水圧が高ければ、雨天時にも安心してテントを利用できます。

逆に耐水圧が低いものだと雨が降るたびに浸水してしまい、荷物や寝袋が水浸しになってしまう可能性がある、ということです。目安としては耐水圧が1500mmあれば、大概の雨は大丈夫です。耐水圧の高さによって価格も変わりますので、よく確認しないまま「この大きさにしては値段が安い」といった理由で購入すると、耐水圧が低い場合があります。テントを張る日が必ず晴れているとは限りません。この点はしっかり確認することが重要です。

次に注目したいスペックは「設営方法」です。テントには自立型と非自立型があります。自立型はポールによって自立し、テントの形を保ってくれるタイプですので、ペグを打つ必要もなく設営が簡単です。非自立型は地面にペグを打ち、ロープを張る必要があります。

さらに、折りたたみ傘のようにワンタッチで設営できるタイプもあり、テント設営に慣れていない初心者にはおすすめです。コンクリートなどペグが打てない場所でも利用できるのも魅力で、オートキャンプ場などで重宝することでしょう。

 

まとめ

テントの形状は大きく分けて4種類あり、それぞれに特徴があります。メリット・デメリットをしっかりと把握して自分のキャンプスタイルや利用環境に合わせたものを選びましょう。

初心者であれば、軽量で設営や撤収が簡単なものをおすすめします。当日の天候などあらゆるシーンに対応したものを選んでおくと、より安心です。快適なキャンプを楽しむために、より良いテントを手に入れましょう。

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