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outdoor2019.06.17

たなか(元ぼくのりりっくのぼうよみ)が週4でボルタリングに奮闘中!「大会の緊張感を味わってみたいです。めちゃくちゃテンション上がると思います」

2015年12月の高校3年時、アーティスト「ぼくのりりっくのぼうよみ(以下、ぼくりり)」として、センセーショナルなメジャー・デビューを果たした。自由に解き放つ芸術性溢れる表現力で人々を魅了し、エッセイに寄稿するなど音楽以外でも才能を開花させてきた。だが昨年末に「ぼくりり」の辞職を宣言し、今年1月にアーティスト活動に終止符を打った。
 
現在は「たなか」と名乗り、俳優、ホスト、楽曲提供など、枠にとらわれないスタイルで多方面に活動をしている。その中でも、自身のTwitterにてボルタリングに励む動画が多数見受けられる。アーティスト時代には、接点がなかったように思えたスポーツに対して、どんな気持ちで向き合っているのか?自身を突き動かした原動力を語っていただいた。



――たなかさん、今回の取材を受けてくださり、ありがとうございます。
 
たなか:純粋に楽しんでいることで、今回のように取材していただけるというのは本当にありがたいことです。あくまで自分が楽しいからやっている、ということが大事だと思います。
 
――ボルタリングを、どのようなきっかけで開始しましたか?
 
たなか:「ぼくりり」を辞めてからなので、今年の2月5日頃となります。興味はあったのですがやったことはなく、たまたま知人に誘われたので始めました。一人だけハマりすぎてしまい、今では、週4日位でボルタリングをやっていますね。
 
――これまでボルタリング以外に、何かスポーツに取り組んできましたか?
 
たなか:熱心に取り組んだと言えるものはひとつもありませんね…。少し前にワールドカップをはじめてちゃんと見て、スポーツ観戦はこんなに面白いんだと知りました。激アツだった。
 
最近は、ボルタリングの動画をずっと見ちゃいますね。Instagramのサジェスト機能が非常に優秀でボルタリング動画が無限に出てくるので、見続けていたらいつの間にか朝5時になっていることがあります(笑)。



――夢中になっていますね。ボルタリングが生活の中心となっているのでしょうか?
 
たなか:なぜか生活の軸になっているかもしれないですね。何なんですかね?よく分からないくらいに好きになっちゃいまして(笑)。ああ、登りたくなってきた。ちょっと登ってきます(笑)。
 
――どうぞ、登りましょう(笑)。


※ボルタリングでは、3級までが中級者、2級以上は上級者扱いされるのが一般的だが、この日、何度も2級を登ってみせた。

――いずれボルタリングの大会に出場するのでしょうか?
 
たなか:いまは恐れ多いですが、大会の緊張感を味わってみたいです。めちゃくちゃテンション上がると思いますし、興味ありますね。普段のジムでの登りと試合での緊張感は全く別物だと思うので、ちょっとやってみたいです。音楽でも家で練習しているのと本番では違いますからね。
 
――ボルタリングで、かなりの筋力を使うと思います。疲労が残りませんか?
 
たなか: 左利きなので、ボルタリングを始めた頃は普段使わない右手がすごく痛くなりましたが、体全体を意識して登るようになっているので負担が減ってきましたね。ボルタリングで腕が太くなりましたし、プールでクロールとかで泳ぐと明らかに速くなってガバガバ進みます(笑)。
 
実は、トレーナーをつけて腹筋を割ろうと筋トレを熱心にやっています。6月にボクサーパンツのモデルをやるので、そのタイミングで見せられればと思っています。



――ボルタリングで重要となるのがシューズですよね。こだわりはありますか?
 
たなか:この前まで、エントリーモデルを使用していました。変に背伸びをしないほうが人生うまくいくと思っています(笑)。誰もそんなとこまで見ていないので、格好をつける必要もないですからね。



――Twitterにボルタリング動画を投稿していますね。
 
たなか: ボルタリングは競技自体が40秒くらいで終わるので、動画をシェアして楽しみやすいです。僕はTwitterに自分が登る動画を上げているだけですけど、それを見てボルタリングを始めたという人もいるので、面白いなと思います。



――ボルタリングのどんなことに楽しみを感じてますか?
 
たなか:どうやって登るのかを想定しているときにワクワクしますね。右手を出した時に、足のかかとで引っ掛けるとか、甲で引っ掛けるとか。いろんなムーヴ(技)があったりして。1つずつできていくので、ゲームと一緒で楽しいです。
 
何十回やってもクリア出来なかった緑の6番という課題があったんですが、夢にまで出てきましたからね(笑)。でも、課題を簡単にクリアできた時に、嬉しさの反面、寂しさも感じることもあります。



――最後にボルタリングを通じて伝えたいことがあればお願いします。
 
たなか:その課題が登れたかどうかでしかないので、本当にわかりやすく自分の成長を実感できる、それはなかなかない感覚だと思います。ボルタリングを通じて出会った仲間とも切磋琢磨して成長できることも楽しいので、ぜひやってほしいです。


オフィシャルTwitter  https://twitter.com/aaaaaatanaka
YOUTUBE  https://www.youtube.com/channel/UCH-wVHHDDrpt5W59UUPJvXA

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