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other2019.08.16

田村優 | 日本の司令塔が語るラグビーW杯への想い「W杯でベスト8以上に入りたい」

4年に1度の祭典「ラグビーW杯」が日本で初めて開催される。今大会はアジア初開催でもあり、9月20日から11月2日の決勝戦まで、日本全国12都市で世界最高レベルの死闘が繰り広げられる。初のベスト8進出を目指す日本代表チームで攻撃の鍵を握るのが、日本の司令塔でスタンドオフの田村優選手(30歳・キヤノンイーグルス所属)だ。

日本代表の監督ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)から最も信頼され、攻撃時のプレスキックとキックパスなどで大きな期待が懸かる田村に、2大会連続出場となるW杯への想いを伺った。



――田村選手、練習を拝見しました。体にキレがありますね。

田村:そうですか?練習がキツイので体は重いですし、キレは全然ないですね(笑)。しんどいですが、頑張って徐々に上げていく感じです。

――入念にキックの練習もしていましたね。

田村:キックの技術に関しては、プレスキックもキックパスも同じです。基本となる蹴り方を突き詰めていくことによって、キックの精度も上がると思っています。

――キック以外にも注目してほしいプレーはありますか?

田村:僕の場合、キックについて1番クローズアップされますが、ポジションがアタッカーなので全てのプレーを見てほしいですね。

――ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

田村:中学まではサッカーをやっていましたが、プロスポーツ選手になりたかったんですよね。ラグビーをやっていた父から影響を受けて、自分もラグビーを始めるようになりました。サッカーの経験が役立っていまして、グラウンド全体を観てどこにスペースがあるのかを確認できるようになったと思いますね。

――いつ頃から世界を意識するように?

田村:前日本代表監督のエディー・ジョーンズさんに代表に呼ばれてから、自然と世界を意識するようになりましたね。



――その世界を相手に戦ってきて何を感じていますか?

田村:「日本代表は海外のチームよりも劣っている」という話を聞きますが、普通に戦えると思いますね。

――田村選手のキックから多くの得点が生まれています。ラグビースパイクのどこにポイントを置いていますか?

田村:足に合って、重量感ある踏み込みやすいものが好きですね。他には、激しく動いてもズレないものが良いと思います。

――ラグビーは激しく動くスポーツなので、食事が大切になると思います。好きな食べ物は何ですか?

田村:生ものが好きで、肉と魚をよく食べますね。加工されているものが苦手なので、焼いたものも良いですね。米も好きですが、食べ過ぎると太るので、朝と昼に摂るようにしています。夜は蕎麦を食べます

――体のケアも大切になると思います。

田村:トレーナーの方に毎日マッサージをしてもらいますし、自分でアイシングもよくやりますね。

――試合前に緊張をしますか?

田村:試合前までは緊張感ある中で準備をしていますが、いざ試合が始まると楽しんでいますからね。試合中にミスをしますが、楽しいので気にしないで上手く切り替えができていると思います

――モチベーションの上げ方はありますか?

田村:とにかくバランスを大切にしていますね。練習の時にスイッチを入れて頑張って、練習後に切り替えてリカバリーに力を入れています。ラグビーの勉強をしていると、いつの間にか寝る時間となっていますからね。毎日が、この繰り返しです。モチベーションが最大に上がるのが、試合が始まってからとなりますね。



――リラックス方法も気になります。

田村:基本的にアクティブなことはしないで、海に行ってダラダラとゆっくりします。ドライブも好きですね。

――音楽を聴いたりはしますか?

田村:ずっとモンパチ(MONGOL800)を聴いていますね(笑)。

――田村さん、ジャケットを着こなしたりオシャレですよね。

田村:あれは、仕事で着ただけですからね(笑)。普段は、Tシャツ、短パン、サンダルでラフな感じが多いですよ。

――髪型にこだわりを感じます。

田村:この5、6年は、床屋さんに切ってもらっています。週1で切りに行くこともあります。W杯の時は店員さんに切りに来てもらいますね。

――W杯への想いを教えてください。

田村:今回のW杯で2回目の出場となりまして、ベスト8以上に入りたいですね。9月20日の初戦までまだ時間がありますが、ここからがあっという間に過ぎていきます。4年前は、ここからチーム力が上がっていきました。とにかく1日1日を頑張っていきたいですね。

――W杯後に何を見据えていますか?

田村:ちょっと分からないですが、40歳位まではラグビーを続けたいですね。所属チームのキヤノンイーグルスで日本のトップリーグでトップ4に入ったことはありますが、それ以上の成績を残したいと思いますね。



――田村選手のようなラガーマンを目指す子供達へメッセージをお願いします。

田村:まずは友達と仲良くしてほしいですね。僕がこれまでラグビーを続けることができたのは、「ラグビーが楽しい」と思っているからです。ラグビーは激しいスポーツですが、あまりストレスに考えず、また根性論にも頼るのではなく、技術を磨くことで痛みを感じないで楽しくプレーできると思います。

――田村選手のファンにもメッセージを願いします。

田村:頑張りますし、温かい気持ちで見守っていてください(笑)。

――最後に、田村選手にとってラグビーとは何となりますか?

田村:仕事です(笑)。…世界一、楽しい仕事となりますね。1番楽しいものが仕事となっているので、幸せです(笑)。

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