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outdoor2020.06.03

ベランピングとは? 魅力や注意点を知って家でもキャンプを楽しもう

これといって特別な道具が必要なく、現在のように外に出られない状況でも自宅で楽しめると人気が高まっているのが「ベランピング」です。

ここでは、ベランピングの持つ魅力や行う際の注意点、ベランピングをさらに楽しめるようになるアイテムなどについてご紹介します。

 

【目次】

■ベランピングとは

■ベランピングの魅力

・自宅でアウトドア気分を楽しめる

・実際のキャンプをよりも手軽に行える

■ベランピングを行う際の注意点

・まずはベランピングが行える物件か確認を

・料理や騒音に注意

・ものを大量に置くのはNG

・床や室外機に目隠しする

■ベランピングでおすすめのアウトドアアイテム

・レジャーシート

・テント

・タープ

・テーブルやチェア

・ランタン

・簡易ベッド

■自由にベランピングを楽しもう

 

■ベランピングとは

そもそもベランピングとは、ベランダとグラマラス、キャンピングを合わせた造語です。グラマラス(glamorous)は「魅力的な」や「華やかな」という意味を持つ英語で、ベランピングとはベランダで華やかでおしゃれなキャンプスタイルを楽しむことを指します。

もともと、豪華なキャンプスタイルとして「グランピング」という言葉が話題になり、グランピングを家のベランダでも楽しむためにベランピングは生まれました。

昨今の情勢もあり、家にいながら気軽にキャンプの持つ非日常的な雰囲気を楽しめるアクティビティとして注目されています。

 

■ベランピングの魅力

ベランピングの魅力

 

家のベランダで行うベランピングは、キャンプ場などで行う一般的なキャンプとはまた違った魅力があります。ベランピングの持つ魅力とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

 

・自宅でアウトドア気分を楽しめる

ベランピングはキャンプ場などに行くことなく、グランピングの華やかな雰囲気を楽しむことができます。家にいながら、アウトドア特有の非日常的な気分を楽しむことができるのも魅力のひとつです。

日常生活にもキャンプ感を取り入れたい方や、本格的にキャンプデビューをする前に疑似体験をしてみたい方には特におすすめです。

 

・実際のキャンプをよりも手軽に行える

ベランピングには、これといったルールやスタイルはありません。そのため、自身の理想とするアウトドアスタイルを自由に楽しむことができます。

例えば、のんびりとベランダで食事や読書などを楽しんだり、ベランダでゆっくりと過ごしたり、子どもと遊んだりするのも、立派なベランピングの楽しみ方です。

また、これが絶対に必要といえるアイテムも定まっていないため、自身のベランピングスタイルに応じてアイテムを厳選すれば、一般的なキャンプに比べて費用を抑えることも可能です。さらに、必要なアイテムをDIYすることで、より費用を抑えつつ、ものを作る楽しみも感じることができるでしょう。

 

■ベランピングを行う際の注意点

ベランピングは家のベランダで行うため、いくつか注意しなければいけないことがあります。ベランピングを行うにあたって、確認しておきたい注意点をご紹介します。

 

・まずはベランピングが行える物件か確認を

マンションやアパートでは、バーベキューのように引火や発火の恐れがある行為をベランダで行うことを禁止している場合がほとんどです。

またマンションによっては、規約でベランピング自体が禁止されている可能性もあります。事前に管理会社や大家さんなどに問い合わせ、ベランピングが行えるかどうかを確認しておく必要があるでしょう。

 

・料理や騒音に注意

ベランピングが可能な場合でも、基本的にはマンションやアパートのベランダで火を使うことはできません。室内で作った料理をベランダに持っていくことは問題ない場合が多いですが、その場合も煙や料理のにおいが近隣住民の迷惑になる可能性があります。

料理をベランダで楽しむ場合でも、においがきつくないものにするといった配慮が必要です。

一軒家の場合は火を使っても問題ありませんが、ご近所の方に料理のにおいや煙、騒音で迷惑をかけないといった配慮とは必須です。また、火の始末にはいつも以上に気を配るように注意しましょう。

マンションや一軒家を問わず、騒音や大声などもトラブルのもとになるため、騒ぎすぎることのないように気を付けることも大切です。

 

・ものを大量に置くのはNG

賃貸や分譲を問わず、アパート・マンションのベランダは住民の共有部分です。これは、火事などが発生した際にベランダを避難経路として使用するためで、避難経路を妨げる物の設置や大量のものを置く行為は消防法で禁止されています。

ベランピングを行う際は、蹴破り戸や避難ハシゴなどの避難経路を塞がないように注意しながらアイテムを設置し、ベランピングを楽しんだ後はすぐにアイテムを撤収するように心がけましょう。

また、アイテムが落下することがないように、注意して設置することも忘れてはいけません。

 

・床や室外機に目隠しする

コンクリート製の床や室外機がそのままだと、ベランピングの雰囲気が損なわれてしまいます。可能な場合はウッドパネルや人工芝、カバーなどを活用して、床や室外機に目隠ししてしまうのもおすすめです。また、観葉植物などを置いても雰囲気がでます。

ただし、これらの改造は規約で禁止事項となっている場合があります。特に高層マンションの場合、鉢植えやプランターなどの観葉植物を置くことは禁止されている場合が多いです。

賃貸のマンションやアパートでは、原状回復が不可能なレベルの改造を無断で行った場合、補償が必要になることもあるので、必ずベランダを改造する前に確認を取ってください。

 

■ベランピングでおすすめのアウトドアアイテム

ベランピングはアウトドア用品を使うことで、より雰囲気を高めることができます。ここからは、ベランピングを楽しむ際におすすめのアウトドアアイテムをご紹介します。

 

・レジャーシート

レジャーシート

レジャーシートやブルーシートをベランダに敷くだけでも、非日常感を演出することができます。ラグ代わりに使ったり、クッションを置いて休憩スペースにしたり、多彩な使い方ができることも魅力です。

他のアイテムをベランダに置く際に汚れを防ぐこともできるので、ベランピングを始めたい場合はまず用意しておくと良いでしょう。

 

⇒レジャーシートを探す

 

・テント

テント

一軒家などでベランダや屋上に広いスペースがある場合は、テントを設置することでより雰囲気を高められます。ペグが不要なワンタッチテントだと便利です。

マンションやアパートでベランダが狭い場合でも、少人数用のサンシェードテントなら設置できる可能性があります。どうしてもベランダに設置できるスペースがない場合は、ベランダ近くの室内にテントを置いてアウトドア気分を楽しむのも良いでしょう。

 

⇒テントを探す

 

・タープ

タープ

ベランダにテントが置けない場合でも、日差しや雨からアイテムを守るために、サンシェードは用意しておきましょう。シェードを用意しておけば、外からの視線を遮ることもできます。

特にキャンプ用のタープは撥水性が高く、汚れにも強いためおすすめです。

 

⇒タープを探す

 

・テーブルやチェア

テーブルやチェア

アウトドアテーブルやチェアがあると便利なだけでなく、キャンプ気分を上げることができます。ベランダの広さによって、チェアだけ設置するかテーブルも設置するかを決めましょう。

ベランダはキャンプ場に比べて空間に限りがあるため、ローチェアのように視線が低くなる製品を選ぶのがコツです。これによって、狭いベランダでも広さを感じられるようになります。

ベランダに充分な広さがある場合は、チェアと一緒にテーブルを設置するのもおすすめです。チェアの高さに合わせたものを選ぶようにしましょう。

また、テーブルやチェアの材質にもこだわると、よりベランダの雰囲気を高めることができます。

どちらも折り畳んで持ち運べる製品を選ぶと片付けの際に手間がかからないので、選ぶ際に確認しておくと良いでしょう。

 

⇒アウトドアテーブル・チェアを探す

 

・ランタン

ランタン

夜でもベランピングを楽しみたい方は、ランタンのような光源を用意するのがおすすめです。

特にキャンドルを使うタイプのランタンは、手軽に雰囲気を出すことができます。ただし、マンションなどではキャンドルタイプは使えない場合もあるため、火の始末が必要ない電池式のLEDランタンを用意するのが無難です。

強風などで落下することのないように、設置場所に注意することも忘れないようにしましょう。

 

⇒ランタンを探す

 

・簡易ベッド

簡易ベッド

ベランダでゆっくり寝転んだり読書を楽しんだり、のんびりとした時間を過ごしたい場合は、ハンモックやコットのような簡易ベッドがあると便利です。ハンモックは自立式のものなら、室内でも利用できます。体を冷やさないように、ブランケットなども一緒に用意しておきましょう。

また、背の低いコットはベランピングにぴったりのアイテムです。本来の使い方である簡易ベッドとしてはもちろん、ソファやローテーブルとしても活用できます。

 

⇒シュラフ・コット・その他寝具を探す

 

■自由にベランピングを楽しもう

ベランピングは、いくつか注意が必要な点こそありますが、自由な発想で行えるお家キャンプです。家族全員で参加して、思い思いのキャンプスタイルを楽しむのも良いでしょう。

アウトドアを始めてみたい、キャンプに行けず楽しめないという方は、ぜひ一度ベランピングを行ってみてはいかがでしょうか。

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