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outdoor2020.08.16

マリンシューズの選び方とは? お手入れの方法もあわせてご紹介

海や川などの水辺で遊ぶ際に、どのような靴を履けば良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ビーチサンダルやシャワーサンダルなどを履いていると、岩場で滑って転びそうになったり、水の中に入った時に脱げて流されてしまったりすることも考えられます。
そこでおすすめしたいのが、サンダルに比べて滑りづらく脱げにくいマリンシューズです。ここでは、マリンシューズとはどのようなもので、どのように選べば良いのかをご紹介します(※)

 

【目次】

■マリンシューズとは

■マリンシューズの選び方のポイント

・サイズは「ぴったり」か「やや小さめ」を選ぶ

・水中で使う場合は重さをチェック

・ソールの厚さとグリップ力

・シューズに使われている素材を確認

・その他の機能性も確認

■マリンシューズのお手入れ方法

■マリンシューズで水辺のレジャーを安全に楽しもう

 

■マリンシューズとは

マリンシューズとは

 

マリンシューズは、水中で着用でき、水辺のアクティビティでも活用できる「水陸両用」のアウトドア用シューズです。通常のシューズよりも軽量で速乾性に優れ、水辺でも滑りにくいようにグリップ力の高いソールが用いられているのが特徴で、「アクアシューズ」や「ウォーターシューズ」などと呼ばれることもあります。

つま先が露出しているサンダルは、岩場で怪我をしたり、水中で脱げて流されてしまったりすることも考えられますが、マリンシューズは足全体を包み込むような形状なので、安心して水辺のレジャーやスポーツを楽しむことができます。

ファッション性に富んだものも多く、水辺のアクティビティだけでなくタウンユースで着用されるケースも増えているなど、一足持っていると便利なアイテムです。

 

■マリンシューズの選び方のポイント

マリンシューズの選び方のポイント

 

マリンシューズは使用する場所や用途、シチュエーションに合わせて選ぶことが大切です。ここでは、マリンシューズ選びで失敗しないためのポイントについてご紹介します。

 

・サイズは「ぴったり」か「やや小さめ」を選ぶ

マリンシューズはサイズ選びが重要です。すぐに脱げてしまう大きめのサイズではなく、ぴったりと足にフィットするものを選ぶようにしましょう。成長が早い子ども用のシューズはワンサイズ大きめのものを選んでしまいがちですが、安全面を考慮するなら避けるべきです。

水中で履くことがメインとなる場合は、水の抵抗や水の流れによってシューズが脱げやすくなるため、普段の靴のサイズより0.5cm程度小さめのものを選ぶのがおすすめです。

小さめのサイズを履いて靴擦れを起こしてしまうような場合は、マリンソックスを併用すると良いでしょう。マリンソックスとは、ウェットスーツなどに用いられる素材で作られたソックスで、クッション性と速乾性に優れています。
マリンソックスは普通の靴下よりも厚みがあるため、マリンソックスを履く際にはマリンシューズは0.5~1cm程度大きめのサイズを選ぶようにしましょう。

足首の部分に隙間があると小石や砂がシューズの中に侵入し、不快感や怪我の原因にもなるので、履いた際に足首の部分に隙間ができないタイプを選ぶなど、足首回りのフィット感も確認することをおすすめします。

 

・水中で使う場合は重さをチェック

マリンシューズを水中で着用する際には、生地やシューズ内に水を含んで重くなり、動きづらくなります。軽量なタイプを選ぶようにすると水中でも快適に使用できるので、重さを意識してチェックするようにしましょう。

マリンシューズは片足200g以下と軽量で、素足のような感覚で履けるタイプが主流ですが、150gを切るさらに軽いタイプもあるので、マリンシューズ選びの参考にしてみてください。

 

・ソールの厚さとグリップ力

ソールは厚くなるほどクッション性が増し、小石やガラスの破片などの尖ったものを踏んだ際の足裏へのダメージを軽減してくれます。一方、ソールが厚くなると重さが増してしまい、足裏の感覚が損なわれるため、場所や用途に合わせて厚さを選ぶことが大切です。

陸や水辺での使用がメインの場合はソールが厚くてクッション性の高いもの、フィン(足ひれ)を履く際に足を保護する用途でマリンシューズを活用する場合には、ソールが薄くてフィット感の高いものがおすすめです。

また、岩場などの足場が悪く滑りやすい場所や、川などの流れのある場所で使用する場合は、滑り止めや凹凸が付いていてグリップ力の高い、ゴム底の製品を選ぶようにしましょう。

 

・シューズに使われている素材を確認

マリンシューズのアッパー部分に使われている素材は、主にポリエステル、メッシュ、ゴムの3種類です。それぞれ特徴やメリットが異なるため、素材の特徴も知っておくと良いでしょう。

 

【ポリエステル】

耐久性や耐摩耗性、伸縮性に優れていて、シワになりづらいというメリットがあります。

【メッシュ】

軽量で速乾性や伸縮性に優れています。他の素材に比べると乾きやすく、特に涼しさを感じたいという方におすすめです。

【ゴム】

柔らかい素材で、伸縮性や弾力性、耐水性、耐候性に優れています。

かかと部分が硬い素材で作られているマリンシューズは、靴擦れが起こりやすくなります。つま先や足の甲部分などが硬い素材でも、かかとの当たる部分はシリコンやゴムなどの柔らかい素材で作られているものがおすすめです。

 

・その他の機能性も確認

マリンシューズには便利な機能性を備えたものもあります。
くるぶしまで覆うことができるハイカットタイプや、マジックテープや紐などで履き口を調整できるタイプの製品は、隙間から砂や砂利が入りにくくなるため快適です。

また、シューズの中に入った水を速やかに外に出すための排水穴があるものや、速乾性に優れたもの、柔らかい素材で簡単に水気を絞れるシューズなどを選べば、水濡れや蒸れによる不快感を軽減できます。
折りたためて持ち運びが簡単なタイプなら、登山やトレイルなど、装備を最小限に抑えたいときにも使いやすく、トレーニング用シューズとしても活用できます。

他にもさまざまな機能を備えた製品があるので、商品選びの際には機能面にも目を向けてみると良いでしょう。

 

■マリンシューズのお手入れ方法

マリンシューズのお手入れ方法

 

使い終わったマリンシューズをそのまま放置しておくと、カビが生えたり不快な臭いが発生したり、生地が劣化してしまう恐れがあるので、長く使うために正しいお手入れの方法を知っておきましょう。水に濡れても問題ないマリンシューズは丸洗いができるため、お手入れは簡単です。

 

【マリンシューズの洗い方】

1.水でしっかりと洗い、汗や汚れ、海水の塩分を落とす

2.水洗いした後に軽く水気を切り、風通しの良い場所で陰干しする

 

汚れが残っているとカビや雑菌が繁殖しやすくなるので注意が必要です。また、直射日光に当てたり乾燥機に入れて乾燥させると、生地を痛めたり、ゴムの部分が劣化する恐れがあるので、陰干しで自然乾燥させるようにしてください。

長期間使用しない場合は保管方法にも気を配りましょう。直射日光が当たる場所や高温多湿な場所に放置すると、生地の劣化や破損の原因となるため、なるべく風通しの良い場所で保管するのがマリンシューズの寿命を延ばすポイントです。

 

■マリンシューズで水辺のレジャーを安全に楽しもう

水陸両用で使えるマリンシューズは、水辺のレジャーやさまざまなアクティビティに使えるほか、夏場のタウンユースにも対応できる便利なアイテムです。軽量で持ち運びしやすい、水に濡れてもすぐ乾く、汚れても丸洗いできるなどのメリットがあるため、ジムやフィットネス用のシューズとしても利用できます。

サイズ感や重さ、通気性、機能性などを考慮したうえで、使用するシーンやシチュエーションに合わせて選ぶようにすれば、自分にぴったりの一足が見つかるのではないでしょうか。マリンシューズを活用して、水辺のレジャーをより安全に楽しみましょう。

 

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※この記事の内容はコロナ禍の中、外出を促すものではございません。

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