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outdoor2020.09.03

キャリーカートの選び方を解説! アウトドアや買い物でも活用しよう

キャンプの際に、大きくて重いクーラーボックスやアウトドアテーブル、クッカーなどのこまごまとした荷物を持ち運ぶのに苦労したことがある方は多いのではないでしょうか。そのような場面で、持っていると便利なのがキャリーカートと呼ばれるアイテムです。
ここでは、キャリーカートとはどのようなアイテムなのかをはじめ、種類や選び方、アウトドアシーン以外での活用方法などもご紹介します。

 

【目次】

■キャリーカートとは

■キャリーカートの種類

・ワゴンタイプ

・コンパクトタイプ

■キャリーカートの選び方

・耐荷重と本体サイズ

・ワゴンの形状

・本体の収納性

・タイヤの大きさ

・付属品や機能性にも注目

■アウトドアシーン以外でも活用しよう

■キャリーカートで荷物運びを快適に

 

■キャリーカートとは

キャリーカートとは、「Carry(運ぶ)Cart(手押し車・荷車)」という名の通り、荷物を運ぶ際に活用できる持ち手がついた台車のことです。アウトドアワゴンやアウトドアキャリーと呼ばれることもあります。

一度にたくさんの荷物を持っていきたい場合や、重たく手で持つのが大変な荷物を運ぶ際に活躍し、荷物が多くなりがちなキャンプシーンでも、キャンプサイトと自動車間の往復を減らせるので便利です。
キャンプシーン以外でも、釣りや運動会、買い物など、多くのシーンで使用することができます。

 

■キャリーカートの種類

キャリーカートは、四輪のワゴンタイプと二輪でコンパクトなタイプに大きく分けることができ、それぞれ特徴が異なります。のせたい荷物の大きさや量などに応じてタイプを使い分けると、より効率的に荷物を運ぶことができるようになります。

 

・ワゴンタイプ

ワゴンタイプ

四輪のワゴンタイプは、荷台の底が深く長さもあるため、一度に多くの荷物を運ぶことができるタイプです。コンパクトタイプに比べて耐荷重に優れたものが多く、製品によっては子どもを乗せて運んだり、テーブルとして使用したりもできます。

耐荷重や積載量は製品によって差がありますが、より多くのシーンで活用したい場合は大きめのサイズを選んでおくと便利です。

 

・コンパクトタイプ

コンパクトタイプ

コンパクトタイプは軽量で持ち運びやすいのが魅力のキャリーカートです。コンパクトタイプの中でもさらに、荷物を付属のロープで縛って荷台に固定するタイプと、荷台に備え付けられた小さなボックスに入れて運ぶタイプに分けることができます。

釣りやBBQなど、大きめのクーラーボックスを運ぶようなシーンでは荷台のみのタイプが、小物をいくつか運ぶ場合はボックスタイプが使いやすくおすすめです。

コンパクトで収納や持ち運びに便利な分、ワゴンタイプに比べると荷台が小さいため積載量が少なく、耐荷重も低い製品が多い点には注意が必要です。

 

■キャリーカートの選び方

キャリーカートの選び方

キャリーカートを選ぶ際は、荷台の形状以外にもいくつかチェックしておきたいポイントがあります。キャリーカートの選び方を押さえて、用途にぴったりの製品を選びましょう。

 

・耐荷重と本体サイズ

重い荷物や一度にたくさんの荷物を運びたい場合は、キャリーカートの耐荷重を確認しておきましょう。耐荷重の低いものだと、重い荷物を入れた際にキャリーカートが壊れてしまう恐れがあります。

キャリーカートの耐荷重は製品によって異なりますが、大型のものだと100kg以上の耐荷重を持つものもあります。キャンプやBBQなど、アウトドアシーンでたくさんの荷物を運びたい場合は、大型のものを選ぶのがおすすめです。

ただし、耐荷重に優れたキャリーカートは、その分カート自体が大きく重たいことが多く、持ち運びに苦労する場合もあります。使用するシーンや運ぶ荷物の量などを踏まえたうえで選ぶようにしましょう。キャリーカートの持ち運びやすさを考慮して選ぶ場合は、本体重量が3kg前後のものが使いやすいです。

 

・ワゴンの形状

運びたい荷物の形状に合わせて、荷台の形状も決めておく必要があります。大きい荷物を運びたい場合は、ワゴンが縦長のものを選んだ方が、より多くの荷物を運べます。
長い製品を縦置きして運んだり、細い道でも活用したりしたい場合は、横幅の広さよりも高さが確保できるタイプの製品の方が便利です。

また、キャリーカートのカラーやデザインも製品によって異なるため、デザインから選ぶのもおすすめです。自身が愛着を持って使えるようなワゴンの形状、デザインを選ぶようにしましょう。

 

・本体の収納性

特に耐荷重や積載量に優れた大型のキャリーカートを選ぶ場合は、本体の収納性も確認しておく必要があります。大型のキャリーカートを収納するスペースがない場合は、コンパクトに折りたためるものがおすすめです。

折りたたみ式なら、玄関横や倉庫などに入れても邪魔になりにくく、車に積み込む際も楽で便利です。ワゴンタイプ、コンパクトタイプともに折りたたみ式の製品があるので、確認しておくと良いでしょう。

 

・タイヤの大きさ

キャリーカートは、タイヤの大きさによって使い勝手が異なります。タイヤのサイズが大きいものほど、キャンプ場や山道、海辺などの未舗装路が多いアウトドアシーンでも、安定して荷物が持ち運べるため便利です。

一方、タイヤが小さいものを未舗装路で使用すると、タイヤが地面に沈んでしまったり段差に引っかかったりしてしまいますが、舗装されている道路ではタイヤがよく転がり小回りも効きます。舗装された細い道などで使うことが多くなる方は、タイヤが小さいタイプの製品がおすすめです。

未舗装路での使用が多いのか、市街地のように舗装された道路での使用が多いのかを考えながら、タイヤの太さを確認しましょう。

 

・付属品や機能性にも注目

使いやすいキャリーカートを選びたい場合は、付属品や機能性、持ち手の形状なども注目してみるのもおすすめです。

ストラップやカバーといった付属品があるものなら、荷台に乗せた荷物を落としてしまう心配が減ります。フロアマットが搭載され底がしっかりしたものだと、重たい荷物を運ぶ際も安心です。
また、本体の防水性能やカバー部分を水洗いして清潔に使えるか、タイヤを固定するストッパー機能の有無なども使い勝手の良さに関わるため、確認しておくと良いでしょう。

付属品や機能性と同時に、持ち手の形状も確認が必要です。持ち手がT字状のものは力を入れやすく、リング型は片手でも両手でも持ちやすいなどの違いがあります。どちらが優れているというものではないので、自身が使いやすいタイプを選びましょう。

 

■アウトドアシーン以外でも活用しよう

キャリーカートは、アウトドアシーンはもちろん、日々の買い物や運動会、旅行など、たくさんの荷物を運ぶシーンで活躍します。

荷物を運ぶ以外にも、専用テーブルが始めから付属しているタイプなら、荷台の上に天板を乗せるとテーブルとして使えます。自宅の庭などにテーブルとしてキャリーカートを置いて、アウトドア要素を取り入れてみるのも良いでしょう。

また、子どもを乗せることを想定しているワゴンの場合は、荷台部分に柔らかいクッションを敷いてあげれば、ベビーベッドやベビーカーとして使うこともできるなど、使い勝手が良く便利です。

 

■キャリーカートで荷物運びを快適に

キャリーカートを使えば、大量の重い荷物でも簡単に運べるようになります。駐車場からキャンプサイトまでの距離がある場合でも、荷物を運ぶために何度も往復する必要がなくなるため、アウトドアシーンをより快適に楽しめるでしょう。

また、アウトドアシーン以外でも、買い物や旅行の荷物を持ち運ぶ、テーブルやベビーカーとして使うなど、多くの活用方法が考えられる点も魅力です。
どのようなシーンで使うことが多いかを踏まえて、自身にぴったりのキャリーカートを一台用意してみてはいかがでしょうか。

 

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