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outdoor2021.03.16

キャンプで釣りを楽しもう! 魅力や必要なアイテムをご紹介

テントを設営したり焚き火をしたり、キャンプそのものだけでも十分楽しむことはできますが、いつものキャンプでは物足りなくなったという方もいらっしゃるでしょう。他にも何か楽しみたいという方におすすめなのが、キャンプと釣りを一緒に楽しむ「釣りキャンプ」です。
ここでは、釣りキャンプの魅力や注意点、釣り具と一緒に用意しておきたいアウトドアアイテムの一例をご紹介します。

 

【目次】

■釣りキャンプの魅力

■釣りキャンプでの注意点

・荷物はコンパクトにまとめる

・釣りに行く時間を考える

・天候の悪い日は避ける

・毒を持った魚に注意

・キャンプか釣りに重点を置いて楽しもう

■釣りキャンプの際に用意したいアイテム

・ヘッドライト

・焚き火台

・調理器具

・アウトドアチェア

・クーラーボックス

■釣りでキャンプをより楽しもう

 

■釣りキャンプの魅力

釣りキャンプの魅力

 

釣りキャンプ最大の魅力は、自分で釣った魚をキャンプ場で食べられることです。焼き魚にしたり、ダッチオーブンなどの本格的な調理器具を用意して、ムニエルのような手の込んだ料理を作ったりすることもできます。

また、釣りができるということは自ずと水辺が近いキャンプ場になるので、自然の中でのんびりと過ごせるでしょう。魚釣りができない小さな子どもがいる場合でも、川遊びや砂遊びをして楽しめるのも魅力です。

 

■釣りキャンプでの注意点

釣りキャンプでの注意点

 

釣りキャンプの際は、通常のキャンプとは異なる注意点がいくつかあります。思わぬ事故や怪我につながる恐れがあるので、ポイントを確認したうえで釣りキャンプを楽しむことが大切です。
ここでは、釣りキャンプの際に注意しておきたいポイントをご紹介します。

 

・荷物はコンパクトにまとめる

釣りキャンプでは、キャンプアイテムに加えて釣り道具も用意しなければいけないため、通常のキャンプに比べて荷物が多くなります。キャンプで釣りも楽しみたいと考えている場合は、持って行く荷物の量や重さに注意が必要です。

コンパクトで軽量なアイテムを用意したり、持って行くアイテム数を減らしたりといった工夫を行うようにしましょう。釣り堀が併設されているキャンプ場では、釣り竿や餌など基本的な釣り道具をレンタルできる場合があるので、併せて確認しておくことをおすすめします。

 

・釣りに行く時間を考える

夕日が沈むくらいか日の出前後の時間帯が、釣りの一番のねらい目とされています。釣りを楽しみたいと考えている方は、釣りに行く時間も考えて計画を立てましょう。
キャンプ場に到着する時間や、設営・調理にかかる時間なども踏まえて、どの時間帯に釣りを楽しめるかを考えることが大切です。

 

・天候の悪い日は避ける

釣りは大自然を相手に行うアクティビティなので、水難事故にも気を付けなければいけません。雨の日は魚が釣れやすいといいますが、安全のために天候が悪い日の釣りは避けましょう。

また、キャンプ場近くの川で釣りを楽しむ場合、キャンプ場近くが晴れていたとしても、前日に雨が降っていたり上流部で雨が降っていたりすると、川の流れが速かったり急に増水したりする恐れもあります。万が一に備えて、ライフジャケットを持参しておくと良いでしょう。
海釣りの場合も、潮の満ち引きや高波など、気象情報を必ず確認したうえで楽しむことが大切です。

 

・毒を持った魚に注意

管理された釣り堀の場合は、ニジマスのような安全な魚だけ放流されていますが、海・川には毒や鋭いヒレを持った危険な魚も生息しています。
海釣りではハオコゼやオニカサゴ、ミノカサゴ、アイゴなど、川釣りの場合はギギやツムギハゼなどが代表的な毒を持った魚です。

これらの毒魚を釣ってしまった場合は、基本的には素手で触ることを避け、魚ばさみで魚を掴んでから釣り針を外しましょう。魚が暴れて釣り針を外すのが難しい場合は、針を残したまま釣り糸を切って海・川に返します。
毒魚を釣ったまま放置すると、他の人が触ったり踏んだりして怪我をする恐れがあるため、必ず自身の手で処理するのがマナーです。

 

・キャンプか釣りに重点を置いて楽しもう

釣りキャンプを行う場合は、キャンプか釣りのどちらかに重点を置いて楽しむのがおすすめです。どちらも楽しめるのが一番ではありますが、あらかじめメインで楽しむアクティビティを決めておけば、設営や移動などで時間を取られてどちらも中途半端になってしまった、という事態を防げます。
持って行くアイテムをより厳選できるため、荷物をコンパクトにまとめる際にも役立つでしょう。

 

■釣りキャンプの際に用意したいアイテム

釣りキャンプの際に用意したいアイテム

 

キャンプで釣りを楽しみたいと考えている場合、釣り竿や餌、ルアーなどといった釣り道具の他には、どのようなアイテムを持って行けば良いのでしょうか。楽しみ方にもよりますが、釣りキャンプの際に用意しておきたいアイテムの一例をご紹介します。

 

・ヘッドライト

夜道を歩いたり、餌の交換や針を取るなどの細かな作業をしたりする際には、足元や手元を照らせるヘッドライトが必要です。夜釣りを楽しみたいと考えている方は、安全のためにもヘッドライトを用意しておきましょう。

ヘッドライトだけでは光量が足りず、照らせる範囲が狭いこともあります。そのような事態に備えて、ランタンも一緒に用意しておくのがおすすめです。ランタンがあれば、暗くなってからの調理や食事の際も、テーブルに置いて明るさを確保できるようになります。

⇒ランタン・照明器具を探す

 

・焚き火台

近年は自然環境保護などの観点から、地面で直接焚き火を行う「直火」を禁止しているキャンプ場が増えています。魚釣りに加えて焚き火も楽しみたい方は、焚き火台を用意しておきましょう。

焚き火台は料理に活用することもできるので、持って行く荷物を減らしたいと考えている方にも向いています。魚の串焼きを楽しみたい場合は、串焼き用のプレートを設置できるタイプの製品がおすすめです。

焚き火を行えないキャンプ場の場合は、コンロやシングルバーナーなどを用意しておくと、火を使って調理ができるため便利です。

⇒コンロ・焚き火台・ストーブを探す

 

・調理器具

釣った魚を料理する場合は、調理器具も欠かすことができません。どのような料理を楽しみたいかによりますが、食器や魚をさばくためのナイフ、まな板、フライパンや鍋としても使えるクッカーなどを用意しておきましょう。

⇒調理器具を探す

 

・アウトドアチェア

アウトドアチェアも釣りキャンプの際は必要です。釣りを始めてから数時間1匹も釣れないというケースも考えられます。釣りの間立ち続けるのは大変ですが、アウトドアチェアを用意しておけば座りながらのんびりと釣りを楽しめます。

長時間座ることを考えて、座り心地に優れたアウトドアチェアを選ぶようにしましょう。テーブルも併せて用意しておけば、料理の際にも活用できて便利です。

⇒アウトドアチェアを探す

 

・クーラーボックス

釣った魚を保管するために、クーラーボックスも用意しておきましょう。釣りでの使用がメインの場合は、中に溜まった水を抜ける「水抜き栓」がついているタイプや、冷気を逃がしづらい構造のクーラーボックスがおすすめです。

ただし、魚を入れたクーラーボックスには魚のにおいが染みついてしまいます。飲み物や他の食材を入れるクーラーボックスも別に用意しておくと良いでしょう。

⇒クーラーボックスを探す

 

■釣りでキャンプをより楽しもう

いつものキャンプがマンネリ化してしまったという方でも、釣りを取り入れることで、よりキャンプを楽しめるようになります。釣った魚をその場で焼いて食べるなど、アウトドア感が増すのも釣りキャンプの魅力のひとつです。

ただし、整備された釣り堀ではない場合、毒を持った危険な生物を釣り上げる恐れもあります。キャンプ場近くの海や川で釣りを行いたいと考えている方は、必ず安全やルールに配慮して行うことが大切です。
普段とは一味違ったキャンプをしてみたい方は、釣りキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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