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outdoor2021.03.23

“渓流釣り”の魅力を伝える注目のYouTube チャンネル「源流居酒屋」よーこさん、たいしょーさんにインタビューしました(前編)

2019年8月からYouTubeチャンネル「源流居酒屋よーこ」を開設し、釣りYouTuberとして活動しているよーこさん。彼女は竿と糸、一つの毛鉤だけで行うシンプルな「テンカラ釣り」を中心に渓流釣りの魅力を動画を通じて配信しています。

そんなよーこさんと一緒にチャンネルを運営しているたいしょーさんの対談で、渓流釣りの魅力についてインタビューしました。釣りやアウトドアを始めたきっかけについてお話を伺った、前編をお届けします。


——そもそも、なぜ渓流釣りに興味をもったんですか?


よーこ:元々は、狩猟をやってみたいと思っていたんです。自分で生き物を獲って食べることに興味があって、狩猟の免許を取りつつ、釣りなら免許がいらないので一緒にやろうと思って始めたのがきっかけでした。

たいしょー:渓流釣りにもいろいろあるんですけど、僕は源流釣りが好きなんです。人工的な音が聞こえない自然の中で、釣りをして、焚火をして、酒を飲んで、星空を眺めてっていうのがやりたくて今のスタイルになりました。



——では、釣りの種類もいろいろある中で、お二人がやられているテンカラ釣りの魅力を教えてください。

よーこ:魅力はシンプルなところだと思います。リールもない延べ竿にラインがついて、毛針がついているだけの、すごくわかりやすい仕掛けで魚が釣れるというところですね。



あと、個人的に日本の伝統文化に興味があって、海外で生まれたフライフィッシング等と違って、テンカラ釣りは日本の伝統的な釣法なんですね。日本の山岳渓流の細い川に適していて、短い仕掛けで狭い場所で魚を狙うという面白さに惹かれて始めました。



たいしょー:まったく同じです(笑)


——ちなみに釣り歴はどのくらいなんですか?

たいしょー:僕は小さい頃から、その辺の川で餌釣りをやったりルアーをやったりしていたんですけど、源流、テンカラ、毛針っていう今のスタイルだとちょうど10年くらいですね。

よーこ:私は最初からテンカラ釣りだったので、釣り歴=テンカラ歴みたいな感じなんですが7年くらいになります。


——たいしょーさんは、今もときどきは違う釣法もやったりするんですか?

たいしょー:川は今のスタイルだけしかやらないんですけど、海には時々行きます。この間もイカ釣り、アジ釣りに行きました。

よーこ:最近は2人でワカサギ釣りにもハマってます!


——ズバリ、釣りの魅力とはなんだと思いますか?



たいしょー:深いなぁ。なかなかひと言で言うのは難しいかも。。釣り全般として言えば、飽きないことですね。渓流釣りや海釣りなど、いろんな遊び方があるので、一生やっても飽きない遊びを見つけられてよかったなと思います。

よーこ:川釣りだと、渓魚の美しさにはなかなかびっくりしましたね。個体差があって、色がすごく綺麗だったり、模様もさまざまだったり。水族館にもなかなかいないですし、日常の生活では出会うことがない魚とあいまみえることができるのが面白いですね。


——渓流で釣れる魚は、エリアや釣る場所によって個体差があるんでしょうか?

たいしょー:そうですね。場所によってもそうですし、季節によっても違った個体に出会えます。


——特に印象に残っている魚がいれば教えてください。

よーこ:ヤマトイワナしかいないかな。

たいしょー:そうだねー!ヤマトイワナとかニッコウイワナとか、イワナは大きく分けると何種類かいるんですけど、なかでも南アルプスとか中央アルプス近辺にいるヤマトイワナがかっこいいんですよ。

ほかの種類のイワナと同じくらいのサイズを釣っても、ヤマトイワナの方がシャケみたいにしゃくれていて精悍な顔つきなんです。たくましくて、釣った時も引き味も強くて、より野性的なので、ヤマトイワナを好んで釣りに行くようなところはあります。


(たいしょーさん撮影写真)


よーこ:顔がかっこいいよね。
 


後編 では、YouTubeをはじめたきっかけやコンテンツについて、またアウトドアの楽しみについて語っていただきました。お楽しみに。


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