キャンプにはバーベキューコンロを用意しよう! おすすめの選び方をご紹介
キャンプ場や自宅の庭先などで、手軽にバーベキューを楽しみたい方は、バーベキューコンロを用意してみてはいかがでしょうか。バーベキューコンロは製品によって使用に適した人数や環境が異なるので、どの製品が自分に合っているのかを考えて用意することが大切です。
ここでは、バーベキューコンロの魅力や種類、選び方のポイントなどをご紹介します。
【目次】
■キャンプにはバーベキューコンロを用意しよう
アウトドアシーンで作る料理において、安定した火力を出すのは難しいです。キャンプの際にバーベキューコンロを用意しておけば、安定した火力が出せて焼きムラが起こりづらくなり、食材をおいしく焼き上げられます。焼き面が大きなコンロなら、一度にたくさんの食材を焼くことも可能です。
また、蓋が付いているタイプの製品なら、蒸し焼きや燻製といった料理も楽しめます。アウトドアシーンでより食事を楽しみたい方は、バーベキューコンロを用意するのがおすすめです。
■バーベキューコンロのタイプ
バーベキューコンロには、スタンダードな脚付きタイプや卓上タイプなどの種類があります。種類によって使用に向いたシーンが異なるので、選ぶ際はそれぞれの特徴を知っておくと便利です。
コンロのタイプと、それぞれの特徴をご紹介します。
・スタンダードタイプ
四角い形状のコンロに脚が付いている、一般的なタイプのバーベキューコンロです。テーブルから離れた所にコンロを設置できるので、人が多いシーンでの使用に向いています。アウトドアテーブルやチェアと組み合わせて使えば、座ったままバーベキューを楽しめるのも魅力です。
また、炭入れをスライドさせたり取り外して洗えたり、コンロの高さを調節したりできるといった、便利な機能を備えているタイプもあります。
・卓上タイプ
卓上タイプは、テーブルの上に設置して使用できるコンパクトなバーベキューコンロです。軽く省スペースで持ち運びに向いていて、保管する際も場所を取りません。
コンパクトな分焼き面は小さいですが、組み立てが簡単なため、少人数での使用がメインの方やバーベキュー初心者の方におすすめです。
・ガーデンタイプ
バーベキューコンロの中でも大型のものは、ガーデンタイプやパーティータイプなどと呼ばれます。大きく重たいため持ち運びには向きませんが、自宅の庭先などでバーベキューやパーティーを楽しむ際におすすめです。
・焚き火台タイプ
五徳や焼き網などを取り外して、焚き火を楽しむことができるタイプのコンロです。重心が低めで安定感があるため、ダッチオーブンのような重たいアイテムを使った調理も行えます。
少人数でのんびりとキャンプを楽しんだり、バーベキューの後に焚き火を囲んだりしたい方におすすめです。
・蓋付きタイプ
バーベキューコンロには、焼き面に蓋が付いているタイプもあります。蓋を活用することで、食材を焼くだけでなく、蒸したり燻製を作ったりといった幅広い調理が可能になります。
キャンプ場でも本格的な料理を楽しみたいと考えている方は、蓋付きタイプを選ぶと良いでしょう。
■おすすめのバーベキューコンロの選び方
バーベキューコンロは、利用するシーンや人数、用途などに応じて製品を選ぶのが上手に使うためのコツです。購入の際に確認しておきたい、選び方のポイントをいくつかご紹介します。
・利用するシーンや人数からサイズを選ぶ
バーベキューコンロは、製品によって高さや焼き面の大きさが異なります。利用するシーンや、どれくらいの人数でバーベキューを楽しむかを考えて選ぶことが大切です。
たくさんの人と自宅の庭先などでバーベキューを楽しみたい場合は焼き面が広いタイプ、キャンプ場に持って行きたい場合は、持ち運びに便利な小さめのサイズが向いています。
ただし、大きめのバーベキューコンロは持ち運びが難しい、一度に使用する燃料の量が増えてしまうなどのデメリットがあるので、コンパクトなバーベキューコンロを複数個用意するのもおすすめです。
・使用する燃料から選ぶ
バーベキューコンロで使用するコンロは、炭・ガス・電気の3種類に分けられます。燃料ごとに特徴が異なるので、使いやすさや料理のおいしさなど、何を重視するかに応じて選ぶのがおすすめです。
【炭火式】
炭を燃料にするバーベキューコンロがあれば、本格的なバーベキューを楽しむことができます。炭の持つ遠赤外線効果で食材をおいしく焼け、ガスよりも燃料が安い点がメリットです。
火力を調整しやすい、引き出しがついていて炭の継ぎ足しが簡単など便利な機能がついている製品なら、バーベキュー初心者の方でも使いやすいでしょう。
ただし、他の燃料に比べて火を着けるのに手間がかかるなどのデメリットはあります。
【ガス式】
市販のガス缶などを燃料に使用するタイプのバーベキューコンロは、火力を調節しやすく焼きムラが起こりづらいのがメリットです。準備や後片付けの手間も炭火式より少ないため、手軽にバーベキューを楽しみたい方に向いています。
【電気式】
電気式のバーベキューコンロは、炭やガス缶といった燃料が必要ないため、荷物を減らすことができます。火を起こさないので、小さな子どもと一緒に使う際も安全です。
ただし、使用できるのは電源がある場所に限られてしまいます。
・バーベキューコンロの素材で選ぶ
メンテナンス性などに関わるため、バーベキューコンロ自体の素材も確認しておくと良いでしょう。素材は大きくスチール製とステンレス製の2種類に分けられます。
【スチール製の特徴】
スチール製のバーベキューコンロは重く安定感があり、風が強い日でも転倒の危険性を減らせます。しかし持ち運びには向かず、サビに弱いため使用後のお手入れも欠かせません。
比較的安価な製品が多いので、バーベキューを行う頻度が少ない方や、一度バーベキューコンロを試してみたいという方におすすめです。
【ステンレス製の特徴】
軽くサビづらいのがステンレス製バーベキューコンロの特徴です。スチール製に比べて高価な製品が多いですが、耐久性に優れているので長期間お気に入りのバーベキューコンロを使い続けることができます。
頻繁にバーベキューコンロを使用する方や、コンロを持ち運んで使用する方におすすめです。
■バーベキューコンロのお手入れを楽にする方法
バーベキューコンロを長く使い続けるには、使用後にしっかりとお手入れを行うことが大切です。手間がかかるお手入れを、少しでも楽に行うためのコツをご紹介します。
・アルミホイルを活用する
炭火式のバーベキューコンロを使用する際は、炭を置く場所にあらかじめ厚手のアルミホイルを敷いておきましょう。アルミホイルの上に炭を乗せれば、コンロに直接灰や油がつかず、洗い物が楽になります。
アルミホイルを敷く際は、コンロの通気口を塞がないように注意してください。
・油か酢を塗っておく
使用する焼き網や鉄板に油かお酢を塗っておくと食材がくっつきづらくなり、焦げなどを予防できます。
また、バーベキューが終わったら、炭に火がついているうちに網にアルミホイルを被せておきましょう。10分ほど置いてから網をこすると、汚れを簡単に落とせます。
■バーベキューコンロと一緒に用意したいアイテム
バーベキューコンロを使用する際は、他のアイテムも用意しておくと便利です。バーベキューコンロと一緒に用意したいアイテムの一例をご紹介します。
・トング
食中毒などを防ぐために、食べ物を焼き面に置いたりお皿に取り分けたりするトングは欠かせないアイテムです。お肉用と野菜用、お皿に取り分ける用など、いくつか用意しておくと良いでしょう。
また、炭火式のコンロを使用する場合は、炭を動かして火力を調整する必要があります。炭用の火ばさみも併せて用意しておくと便利です。
・着火剤やガス缶
バーベキューコンロを使うためには、炭やガス缶といった燃料も必要です。コンロのタイプに応じて、必要な燃料を購入しておきましょう。
炭火式のコンロを使う方は、炭と一緒に着火剤も用意しておくと火を簡単に起こせます。
■バーベキューコンロで料理を楽しもう
バーベキューコンロを持っていれば、キャンプ場や自宅などで手軽にバーベキューを行えます。コンロのタイプによってはお肉や野菜を焼くだけでなく、燻製を作ったり焚き火を楽しんだりできるため、幅広いシーンで活躍するでしょう。
アウトドアシーンで本格的な料理を楽しみたい方は、バーベキューコンロを用意してみてはいかがでしょうか。
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