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outdoor2021.06.10

ケトルでキャンプの雰囲気を高めよう! 種類や選び方をご紹介

料理を作ったりコーヒーを飲んだりと、キャンプ場では何かとお湯が必要になるシーンが多くあります。そのようなシーンで持っていると便利なのが、湯沸かし専用のアイテムであるケトルです。他のアイテムでもお湯を沸かすことはできますが、なぜケトルがあると便利なのでしょうか。
ここでは、キャンプシーンでケトルを使用する魅力やキャンプ用ケトルの種類、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプシーンでケトルを使う魅力

■キャンプ用のケトルの種類

・やかんタイプ

・縦長タイプ

・寸胴タイプ

■キャンプ用ケトルの選び方のポイント

・素材から選ぶ

・容量を確認する

・お湯の沸かし方から選ぶ

■ケトルと一緒に用意したいアイテム

・バーナーや焚き火台

・耐熱グローブ

・トライポッド

・マグカップ

■ケトルでキャンプの雰囲気を高めよう

 

■キャンプシーンでケトルを使う魅力

キャンプや登山などのアウトドアシーンにおいて、ケトルは決して絶対に必要なアイテムというわけではありません。お湯を沸かすのであれば、鍋やフライパンといったクッカーを使っても事足りるでしょう。

しかし、ケトルを活用すれば、鍋を使うよりも素早くお湯を沸かすことができます。ケトルには注ぎ口がついているため、少量ずつこぼさずにお湯を注ぎやすいのもメリットです。おいしいコーヒーをキャンプ場でも飲みたい時や、手早くお湯を沸かしてカップラーメンを作りたい場合などに重宝するでしょう。

 

■キャンプ用のケトルの種類

キャンプで使用できるケトルは、大きく分けてやかんタイプ、縦長タイプ、寸胴タイプの3種類です。それぞれ特徴が異なるので、用途に適したタイプのケトルを選ぶ必要があります。
タイプごとのメリットやデメリットを知って、ケトル選びに役立てましょう。

 

・やかんタイプ

やかんタイプ

やかんタイプのケトルは底面が広く火の当たる面積が大きいので、素早くお湯を沸かすことができます。コンパクトなサイズの商品が多く、持ち運びや収納性に優れているのも特徴です。

ただし、持ち手が短く高さも低い設計になっているので、焚き火での使用には向きません。コンパクトな分、容量が少ない商品も多いため、一度にたくさんのお湯を沸かすことは困難です。
ソロキャンプやトレッキングといった荷物を減らしたいシーンや、少人数でのキャンプシーンで、バーナーを使ってお湯を沸かす場合に適しています。

 

・縦長タイプ

縦長タイプ

背が高いポットやパーコレーターのような形状をしていて、焚き火での使用に向いているのが縦長タイプです。容量の大きいものが多く、一度にたくさんのお湯を沸かせます。本体側面にも持ち手がついていて中身が重たくてもお湯を注ぎやすく、大人数でのキャンプシーンにおすすめです。
ただし、縦に大きい形状から収納性の面では他のタイプに劣ります。

 

・寸胴タイプ

寸胴タイプ

クッカーに注ぎ口とフタがついたタイプで、パスタやインスタントラーメンを茹でる、スープを作るなど料理にも活用できます。容量は比較的大きいため、一度にたくさんのお湯を沸かせます。
ケトルの中に小物を収納することで、荷物をコンパクトにまとめられるのも寸胴タイプの魅力です。

クッカーを兼ねていることから、注ぎやすさはやかんタイプや縦長タイプの方が高く、料理に使用しない場合は使いづらさを感じるかもしれません。

 

■キャンプ用ケトルの選び方のポイント

キャンプ用ケトルの選び方のポイント

 

キャンプ用のケトルは、キャンプシーンや使い方に応じた商品を選ぶことが大切です。ケトルを選ぶ際に確認しておきたいポイントをいくつかご紹介します。

 

・素材から選ぶ

キャンプ用ケトルで使われることが多い素材は、ステンレスやアルミ、ホーロー、銅などが挙げられます。素材によって熱伝導率や加熱の向き不向きに違いがあるので、使用するシーンに適した素材のケトルを用意するようにしましょう。素材ごとの特徴は、それぞれ以下の通りです。

 

【ステンレス製ケトルの特徴】
耐久性や耐熱性に優れていて、高火力の直火にもかけられます。他のケトルに比べると重たいことが多いですが、さびづらくお手入れも簡単で長く使用できるため、キャンプ初心者の方におすすめです。

【アルミ製ケトルの特徴】
軽く熱伝導率に優れていて、使い勝手が良いのがアルミ製ケトルの特徴です。ステンレス製のものに比べると耐久性に劣り、表面に傷がつきやすいので、焚き火での使用には向きません。

【ホーロー製ケトルの特徴】
赤や白など見た目が鮮やかで可愛らしいデザインの商品が多く、おしゃれなキャンプを楽しみたい方におすすめです。また、保温性にも優れていて、寒い時期でもお湯が冷めづらいです。
衝撃や急な加熱に弱く焚き火には向きませんが、IHに対応しているなど幅広いシーンで使用できるものもあります。

【銅製ケトルの特徴】
熱伝導率が高く、お湯を素早く沸かせるのが銅製ケトルの魅力です。耐久性を備えていて、焚き火での使用にも適しています。
使えば使うほどに風合いが増していきますが、お手入れが難しく傷もつきやすいため、キャンプ初心者の方には扱いが難しいかもしれません。

 

・容量を確認する

キャンプシーンでは、使用するシーンに適したサイズのものを選び、荷物を少しでも軽くすることが大切です。キャンプに参加する人数によって必要なケトルの容量が変わるため、購入する際は確認しておく必要があります。

目安としては、少人数でのキャンプシーンでは容量1L未満のケトルがおすすめです。コーヒー1杯を200ml前後とした場合、一度に4杯は淹れられる計算になります。ソロキャンプの場合は容量500mlほどの小さなものだと使いやすいです。

一方で、ファミリーキャンプなど大人数でのキャンプシーンでは、1~1.5Lかそれ以上の容量の商品を用意しておくと便利です。飲み物を用意した後に、残ったお湯でパスタやラーメンなどを茹でることもできるため、ケトルを料理に活用したいという方も、容量が大きめのものを選ぶと良いでしょう。

 

・お湯の沸かし方から選ぶ

ケトルを選ぶ際は、焚き火を使ってお湯を沸かしたいかどうかもポイントのひとつです。焚き火の使用に向いた縦長タイプのケトルでも、焚き火や直火を禁止している商品もあります。焚き火に向いた形状や素材かどうか、上から吊るして火にかけられるかなどを確認しておくことをおすすめします。
商品によっては折りたたんでコンパクトに収納できるなどの機能性を持たせていることもあるので、沸かし方と同時にケトルの機能性も確認しておきましょう。

 

■ケトルと一緒に用意したいアイテム

キャンプシーンでケトルを活用する際は、一緒に他のアイテムも用意しておく必要があります。ケトルとあわせて用意したいアイテムの例を、いくつかご紹介します。

 

・バーナーや焚き火台

ケトルでお湯を沸かす場合は、バーナーやコンロ、焚き火台といった火を起こすアイテムが欠かせません。
ケトルがどのような沸かし方に対応しているか、キャンプシーンで焚き火も楽しみたいかなどを踏まえて、必要なアイテムを用意しましょう。

⇒バーナーや焚き火台を探す

 

・耐熱グローブ

お湯を沸かした直後は、ケトル本体や取っ手部分が熱くなっていることも考えられます。火傷を防ぐために、耐熱グローブを用意しておくと安心です。
どれくらいの熱に耐えられるかを示す「耐熱温度」ができるだけ高いものを選ぶと、調理や炭を動かすといった用途でも使用できて便利です。

⇒耐熱グローブを探す

 

・トライポッド

トライポッドとは、ダッチオーブンや食材などを吊るすことができる三脚のことです。トライポッドを用意しておけば焚き火の上にケトルを吊り下げて使用できます。
ケトルを吊り下げる高さを変えて火加減を調整したり保温したりできるので、焚き火でお湯を沸かしたい方は用意しておくのがおすすめです。

⇒トライポッドを探す

 

・マグカップ

温かい飲み物を飲みたい場合は、コーヒーやお茶を注ぐマグカップにも注目してみましょう。保温性が高いマグカップがあれば、飲み物の温度を長く保てるようになります。
アウトドアでのティータイムをよりゆったりと快適なものにしたい方は、ケトルと一緒にマグカップもこだわってみてはいかがでしょうか。

⇒マグカップを探す

 

■ケトルでキャンプの雰囲気を高めよう

ケトルは、キャンプシーンに絶対必要なアイテムというわけではありませんが、用意しておくとキャンプの雰囲気を高めてくれます。また、お湯を早く沸かすことができる点や、商品によっては料理に活用したりできる使い勝手の良さも魅力です。
おしゃれで便利なケトルを活用して、キャンプをさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。

⇒ケトルを探す

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