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outdoor2021.06.24

キャンプサイトをおしゃれにレイアウトしたい! コツと注意したいマナーを解説

キャンプ場でキャンプを行う際は、どのようなキャンプスタイルで楽しむかに関わらず、サイトのレイアウトが重要です。サイトレイアウトによって、キャンプを快適に過ごせるかどうか、サイトがおしゃれに見えるかどうかが変わってきます。
ここでは、キャンプシーンのサイトレイアウトのポイントや注意点などをご紹介します。サイトレイアウトがうまく決まらずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■レイアウトの前におさえたいキャンプ場選び

■キャンプサイトを決める際のポイント

・施設と適度に距離のあるサイトを選ぶ

・危険な場所を避ける

■おしゃれなサイトレイアウトのコツ

・自動車を活用する

・最初にリビングのスペースを決める

・テーブルとキッチン用品のレイアウトを決める

・テントとタープを連結させる

・プライバシーを確保する

・アイテムのカラーに気を配る

■サイトレイアウト時のマナーと注意点

・近隣のキャンパーに配慮して設営する

・荷物は日陰に入れる

・焚き火の設置場所に注意

■キャンプサイトのレイアウトに気を付けよう

 

■レイアウトの前におさえたいキャンプ場選び

キャンプ場でテントを張る場所のことをサイトと呼びます。キャンプ場によってサイトの分け方や場内のレイアウトは異なるので、サイトレイアウトを考える前に、どのようなキャンプ場なのかを調べておくことが大切です。

キャンプサイトは、大きく分けてフリーサイトと区画サイトの2種類あります。フリーサイトは、キャンプ場のスペースの中から好きな場所にテントを張れるのが特徴です。一方で区画サイトは、各サイトが植木などで区切られていて、指定のスペース内で設営を行えるキャンプ場になります。

フリーサイトのキャンプ場は基本的に先着順で、快適な場所ほどすぐに埋まってしまいます。場所取りが不安な方やキャンプ初心者の方は、区画サイトのあるキャンプ場を予約しておくのがおすすめです。

 

■キャンプサイトを決める際のポイント

キャンプサイトを決める際のポイント

 

フリーサイトのキャンプ場の場合、キャンプ場に着いたら「テントをどこに設営するのか」を決めなければいけません。キャンプサイトを決める際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
区画サイトを予約する際も役に立つので、キャンプ初心者の方は確認してみてください。

 

・施設と適度に距離のあるサイトを選ぶ

トイレやゴミ捨て場、炊事場といった共有の施設がある場合は、そこから適度に距離があるサイトを選びましょう。施設に近いサイトは行き来こそ便利ですが、人通りが多くなる分のんびりと過ごしづらい恐れがあります。

逆に施設から遠すぎるサイトだと、お手洗いやゴミ捨て、洗い物などの際に移動が大変です。サイトを選ぶ際は、施設から近すぎず遠すぎない場所をおすすめします。

 

・危険な場所を避ける

周囲の自然環境や地面の状態も、サイト選びのポイントです。川の中州や崖の下などは、直近の天候によっては増水や土砂崩れ、落石などに巻き込まれる危険があるので避けてください。
地面の水はけが悪い場所も、雨が降った際に水たまりができる恐れがあるので避けましょう。

また、大木の下は木を目隠しや風よけとして使えるものの、木の根が邪魔で設営が難しい場合があります。大木の真下ではなく、少し離れた場所にテントを設営するのがおすすめです。

 

■おしゃれなサイトレイアウトのコツ

おしゃれなサイトレイアウトのコツ

 

テントを張る場所を決めたら、次にサイトをレイアウトしていきます。適当にサイトをレイアウトすると、動線が確保できず使い勝手が悪くなったり、不格好に見えたりするので、レイアウトのコツを知っておくと良いでしょう。

 

・自動車を活用する

自動車をそのままサイト内に駐車できる「オートキャンプ場」の場合は、サイトレイアウトに自動車を活用しましょう。自動車をテントやタープの側に横付けしておけば、収納スペースや作業台として使えます。高さのある車種なら、風上に駐車して風よけにすることも可能です。

自動車を停める位置が定められていないキャンプ場の場合は、撤収時に車を出しやすいかなども考えながら、自動車を活用しやすい場所に駐車すると良いでしょう。

 

・最初にリビングのスペースを決める

キャンプシーンで最も長い時間を過ごす場所は、チェアやテーブルを用意したリビングスペースです。キャンプサイトを設営する際は、リビングとなるタープを張る位置を最初に決めておくと、快適に過ごせるサイトになります。
先にタープを張ってリビングを作っておくことで、雨や日差しをしのぎながらテントを設営できるのもメリットです。

タープを張る位置は、タープを広げた際にテントをどこに設営できるか、タープを固定するロープやペグが出入りの邪魔にならないかなどを確認しながら決めましょう。また、風が吹き抜けやすい向きにタープを張ると快適に過ごしやすくなります。

 

・テーブルとキッチン用品のレイアウトを決める

タープを張り終え、テーブルやチェアを配置したらリビングの完成です。テーブルの近くにコンロやグリルといったキッチン用品も配置しておけば、調理と食事をスムーズに行えるようになります。

テーブルとキッチン用品のレイアウト方法はいくつか考えられますが、I字型に真っすぐレイアウトして空間を広く使うか、L字型に配置して移動距離を減らすのがおすすめです。
空間が広く取れるI字型は大人数でのキャンプに、コンパクトにまとまるL字型は少人数でのキャンプに向いています。

 

・テントとタープを連結させる

リビングの役割を果たすタープと寝室になるテントを連結させると、雨が降った際も濡れずにテントとタープを行き来できます。別々にした方が良い場合もありますが、キャンプサイトが狭かったり日差しや雨が強かったりする際は、テントとタープを連結させた方が動きやすいです。

テントとタープを連結させたら、動線も意識しながら大きめのアイテムの配置を考えていきましょう。例えば、クーラーボックスなどの料理で使用するアイテムをキッチンの近くに配置すれば、使い勝手が良くなります。

 

・プライバシーを確保する

タープやテントの中を見えづらくして、プライバシーを確保することも重要です。道の近くに自動車を停める、タープを上手に活用してリビング部分を目隠しするなどの工夫を行いましょう。

テントの出入り口をどちら側に向けるかも、プライバシーを確保する際のポイントになります。人がいないサイト側に入り口を向けるなど、周囲の環境も確認しながら設営を行うようにしてください。
ただし、風上側にテントの入り口を配置すると、強風でテントが飛ばされる恐れがあります。風向きも確認しながら設営を行うことが大切です。

 

・アイテムのカラーに気を配る

おしゃれなキャンプサイトを設営する際は、配置するアイテムのカラーにも気を配りましょう。ベースになるカラーでアイテムをまとめたり、相性の良い2色でサイトをレイアウトしたりするなど、サイトのテーマを事前に決めておくと、よりおしゃれに見せやすくなります。

 

■サイトレイアウト時のマナーと注意点

キャンプサイトのレイアウトを行う際は、周囲の人に迷惑をかけないように注意する必要があります。事故やトラブルを避けるために、サイトレイアウト時のマナーや注意点を事前に確認しておきましょう。

 

・近隣のキャンパーに配慮して設営する

キャンプ場でキャンプを楽しんでいるのは、自分たちだけではありません。近隣にいる他のキャンパーに迷惑をかけないよう設営を行うことが大切です。

例えば、道に近い位置やサイトの端にテントを張ると、ロープやペグが移動の妨げになったり、隣のサイト内に入ったりしてしまう場合があります。設営場所を決める際は、通り道や隣のサイトから少し距離を取るようにしましょう。
サイトが狭く、設営時にどうしても隣のキャンプサイトに入らざるを得ない場合などは、事前に許可をもらってから設営を行う配慮も欠かせません。

 

・荷物は日陰に入れる

クーラーボックスや燃料などを直射日光の下に置きっぱなしにすると、安全に使用できなくなる恐れがあります。それ以外のアイテムも、外に出しっぱなしでは突然の雨で濡れてしまうかもしれません。荷物はできるだけタープの下に入れ、雨や日差しを防ぐようにしましょう。

また、荷物が多くなるとサイトがごちゃごちゃと汚く見えたり、紛失する恐れが増したりします。サイトをおしゃれに見せるためにも、必要以上の荷物は出さずにしまっておくことをおすすめします。

 

・焚き火の設置場所に注意

焚き火台を設置する際は「置いても安全かどうか」を確認することが重要です。風上に焚き火台を置いてしまうと、風に火があおられてテントやタープが燃えてしまう可能性があります。
風向きを確認し、テントやタープなどの燃えやすいアイテムよりも風下側に焚き火台を設置するようにしましょう。

 

■キャンプサイトのレイアウトに気を付けよう

キャンプを安全かつ快適に楽しむためには、サイトのレイアウトをどうするか考える必要があります。レイアウトの方法や使用するアイテムのカラーリングまで気を配っておけば、便利でおしゃれなサイトを構築できるようになります。
スムーズに設営を行うために、ホームページなどでキャンプ場のサイト見取り図を確認して、事前にレイアウトを考えておくのもおすすめです。
マナーや安全に配慮してサイトレイアウトを行って、おしゃれで便利なキャンプを楽しみましょう。

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