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outdoor2021.09.03

キャンプをどう楽しむ? 楽しみ方やキャンプスケジュールの例をご紹介

キャンプでは、日常生活ではなかなか味わうことができない自然の雰囲気を楽しめます。自然の中で料理をしたり、のんびりくつろいだり、散策に出かけたりと楽しみ方が幅広く、人によってスタイルが大きく異なるのもキャンプの魅力のひとつです。
ここでは、キャンプ場での楽しみ方の一例やキャンプスタイルごとの楽しみ方、具体的なキャンプのスケジュール例などをご紹介します。キャンプの楽しみ方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■キャンプ場でのさまざまな楽しみ方の例

・キャンプ飯を楽しむ

・焚き火を囲んでのんびりと過ごす

・星空を見上げる

・キャンプ以外のアウトドアアクティビティを楽しむ

・雨の日はテント内で遊ぶ

・温泉やご当地の料理を楽しむのもおすすめ

■キャンプスタイルによる楽しみ方の違い

・オートキャンプ

・ソロキャンプ

・グランピング

・デイキャンプ

■キャンプのスケジュールの例

・1日目のスケジュール例

・2日目のスケジュール例

■思い思いのキャンプを楽しもう

 

■キャンプ場でのさまざまな楽しみ方の例

キャンプ場でのさまざまな楽しみ方の例

 

一口にキャンプといっても、その楽しみ方は人によってさまざまです。実際にキャンプ場ではどのようなことをして楽しめば良いのか、代表的な遊び方の一例をご紹介します。

 

・キャンプ飯を楽しむ

自然の中で楽しむ料理は、アウトドアシーンの醍醐味のひとつです。ダッチオーブンなどの調理器具と好みの食材を用意しておけば、BBQのような定番のキャンプ飯から、燻製や蒸し料理のような手の込んだ料理まで、さまざまなキャンプ飯を楽しむことができます。
一人で行うソロキャンプの場合は、自分好みの料理を気ままに作って楽しめるのも魅力です。自分好みの味付けやオリジナル料理にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

・焚き火を囲んでのんびりと過ごす

近年は環境保護などの観点から、地面で直接焚き火を行う「直火」が禁止されている場合が多いですが、焚き火台を用意しておけばキャンプ場で焚き火を楽しむこともできます。
火の揺らぎを見ながらのんびりとくつろいだり、友人や家族と会話を楽しんだりするのも良いでしょう。普段とは異なる雰囲気の中で、ゆっくりと過ごしたい方におすすめの楽しみ方です。

 

・星空を見上げる

街灯が多い都市部で生活している方の場合、きれいな星空を楽しむのは難しいはずです。キャンプ場は山の中にあることが多いため、周りに明かりが少なく空気も澄んでいます。満点の星空を見上げて楽しめるのは、自然豊かなキャンプ場ならではの魅力といえるでしょう。
ファミリーキャンプの場合は、望遠鏡や星座の早見表などを用意して、子どもと一緒に天体観測を楽しんでみるのもおすすめです。

 

・キャンプ以外のアウトドアアクティビティを楽しむ

キャンプ場に来たからといって、キャンプだけを楽しむ必要はありません。水辺が近いキャンプ場なら、釣りやカヌー、ラフティングといったウォーターアクティビティを楽しめます。水辺がない場合は、登山やハイキング、マウンテンバイク(MTB)などで自然の景色を楽しむのも良いでしょう。
運動場やアスレチックコースといった広場が併設されているキャンプ場もあるので、事前に近くの施設を確認しておき、遊び道具を持って行ってスポーツを楽しむのもおすすめです。

 

・雨の日はテント内で遊ぶ

当日に雨が降ってしまった場合でも、テント内で話に花を咲かせたり、ゆっくりと読書したりして、キャンプを楽しむことができます。ファミリーキャンプの場合は、ボードゲームやカードゲームを持って行って、子どもと楽しむのもおすすめです。
雨の日は晴れた際とは違う景色を見ることができるので、雨対策を万全にしたうえで、散策や釣りを楽しむのも良いでしょう。ただし、雨の日は川が増水していたり、流れが急になったりしている恐れもあるので、天気予報などを確認して安全に配慮することが重要です。

 

・温泉やご当地の料理を楽しむのもおすすめ

自然豊かなキャンプ場の周辺には、温泉施設があることも多いです。キャンプから帰る際に温泉で体を温めたり、地域のご当地食材を購入して料理を楽しんだりと、キャンプ場周辺の施設を活用してみるのも良いでしょう。

 

■キャンプスタイルによる楽しみ方の違い

キャンプスタイルによる楽しみ方の違い

 

キャンプはオートキャンプやソロキャンプなど、異なるスタイルがいくつかあります。どのようなキャンプスタイルがあるか知っておけば、キャンプをどう楽しむかをイメージしやすくなるでしょう。
代表的なキャンプスタイルの特徴と、その楽しみ方をご紹介します。

 

・オートキャンプ

オートキャンプは自動車を活用したキャンプスタイルのことで、キャンピングカーでの宿泊はもちろん、自動車で荷物を運ぶのもオートキャンプの一種です。キャンプサイト内まで自動車で入れるキャンプ場のことをオートキャンプ場と呼びます。

オートキャンプ場は自動車をサイトの近くに停められるため、荷物の出し入れが行いやすく、自動車のサイズによっては多くのアイテムを持ち込めます。キャンプシーンでは持ち運ぶアイテムが制限されがちですが、オートキャンプなら楽しみ方に応じてアイテムを選ぶことが可能です。自動車を使って温泉まで足を伸ばすなど、行動範囲が広がるのも魅力のひとつです。

 

・ソロキャンプ

名前に「ソロ」とついていることからもわかるように、自分1人で楽しむキャンプスタイルです。他人に気を使う必要がなく、自分の趣味に応じてキャンプを楽しめ、その日の天候や気分で予定を柔軟に変えることもできます。

ただし、ソロキャンプではテントの設営や撤収、料理の準備などをすべて1人で行う必要があり、持って行ける荷物の量も限られてしまいます。どんな楽しみ方をしたいかは、事前にある程度考えておくようにしましょう。

 

・グランピング

グランピングとは「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を組み合わせた造語で、華やかで快適なキャンプスタイルを指します。グランピングの施設はコテージなどで宿泊できることが多いため、テントを自分で設営して行うキャンプよりも気軽にチャレンジできます。

アウトドアの雰囲気は感じてみたいものの、テントの設営などに自信がないという方にもおすすめです。家族や友人と一緒に、快適に過ごしながらアウトドアアクティビティを楽しむことができるでしょう。

 

・デイキャンプ

宿泊を伴わず、日帰りで行うキャンプがデイキャンプです。必ずしもテントを設営する必要がなく、シュラフ(寝袋)やコットといった寝具の用意も不要です。
必要なアイテムが減った分食材や調理器具を多めに用意して本格的な料理を楽しみたい、身軽さを活かして近くの施設まで足を伸ばしたいという方におすすめです。

 

■キャンプのスケジュールの例

キャンプを楽しむ際は、1日の大まかなスケジュールを組み立てておくと、時間のロスを減らしてスムーズに過ごせるようになります。しかし、キャンプ初心者の方はキャンプ場での過ごし方がよくわからないはずです。
1泊2日のキャンプのスケジュール例をご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・1日目のスケジュール例

キャンプ場が近場の場合や13時などとチェックインの時間が決まっている場合でも、当日は早めに出発するようにしましょう。道路の渋滞やチェックインの混雑などによって時間が押してしまうと、その後の自由時間が少なくなってしまいます。
余裕を持って出発し、早く到着した場合は近くの施設で時間を待つのがおすすめです。

 

【1日目のスケジュール例】
13時~:キャンプ場にチェックイン、設営
設営完了後:自由時間
16時~:食事の準備の開始
18時~:夕食
21時~:就寝準備

キャンプ初心者の方は、テントの設営や料理の準備に時間がかかることを見越してスケジュールを組むようにしましょう。食材の下ごしらえなど、できることは事前に自宅で済ませておくと、スムーズに作業に取り掛かれます。
また、テントの設営と一緒に寝袋やコットなども準備を済ませておくと、日が落ちてからの作業を減らすことができます。

 

・2日目のスケジュール例

1泊2日の場合、2日目のお昼頃にはチェックアウトになります。撤収作業を行う必要があるので、前日に料理を多めに作っておく、片付けに時間がかかる料理は避けるなど、朝食にかかる時間を短縮するのがおすすめです。
2泊以上の連泊キャンプの場合は撤収作業を気にする必要がないので、お昼は自由に楽しんでみましょう。

 

【2日目のスケジュール例】
7時~:朝食
9時~:撤収準備
11時頃:チェックアウト、帰宅

チェックアウト後は、温泉でゆっくりと疲れを取ったり周囲の施設を散策したりしてみるのもおすすめです。

 

■思い思いのキャンプを楽しもう

キャンプは、人によってさまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。夜間は大声で騒がない、他人のサイトに入らないなどのマナーを守り、周囲に迷惑をかけないのであれば、絶対にこうしなくてはいけないという決まりはありません。
楽しみ方がわからないという方は、今回ご紹介した内容も参考にして、自分がどのようなキャンプを行いたいのか考えてみてはいかがでしょうか。

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