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outdoor2021.09.07

ハイキングに出かけよう! 必要な持ち物やあると安心なアイテムをご紹介

自然を楽しむアウトドアアクティビティには、非常に多くの楽しみ方があります。その中でも比較的気軽に行えて、アウトドア初心者の方にもおすすめなのが「ハイキング」です。
ここでは、ハイキングの魅力や用意したい持ち物の一例、場所選びのポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■ハイキングの魅力

■ハイキングで必須の装備

・リュック

・シューズ

・アウトドア用のウェア

・レインウェア

・水筒

・帽子

・タオル

■できれば用意しておきたいアイテム

・トレッキングステッキ

・ヘッドライト

・その他に用意したいもの

■ハイキングの場所選びのポイント

・道が整備されている場所を選ぶ

・距離が長すぎないコースを選ぶ

■しっかりと準備をしてハイキングに出かけよう

 

■ハイキングの魅力

ハイキングとは、「比較的なだらかな山道を、日帰りで気軽に歩くアクティビティ」のことです。
ハイキングと似たシーンで使われる言葉にトレッキングや登山がありますが、トレッキングは「山頂を目指すことにこだわらない山歩き」を、登山は「登山用の装備を用意して、山の山頂を目指す山歩き」を指すことが多いです。

つまり、山歩きを行うアクティビティの中では最も難易度が低く、初心者向きなのがハイキングといえるでしょう。ハイキングコースによっては数時間程度で楽しめる場合もあり、体力に自信のない方や登山用の装備を持っていない方でも、気軽に行いやすいのが魅力です。

 

■ハイキングで必須の装備

ハイキングで必須の装備

 

コースにも左右されますが、登山やトレッキングに比べると、ハイキングは大掛かりな登山用の装備を用意する必要がありません。しかし、安全にハイキングを楽しむためには、ある程度の準備を済ませておくことをおすすめします。
ここでは、ハイキングを楽しむ際に用意しておきたい必須のアイテムをいくつかご紹介します。

 

・リュック

山道を長い時間歩くことが考えられるハイキングでは、手に荷物を持たなくても良いようにリュック(ザック・バックパック)が必要です。背中にしっかりとフィットする軽いタイプだと、長時間歩いていても疲れづらくなります。

日帰りハイキングの場合は、リュックの容量は20L前後あれば対応できます。料理用にバーナーや食材なども持って行きたい場合は、30Lなど少し大きめで容量に余裕のあるタイプがおすすめです。

⇒リュックを探す

 

・シューズ

ハイキングの際に必要なシューズは、ハイキングコースによって異なります。例えば、きれいに整備されていて、高低差が殆どないなだらかなコースの場合は、歩きやすい一般的なスニーカーでも大きな問題はありません。

ただし、整備されていない道、階段や山道が多くアップダウンが激しいコースなどの場合は、スニーカーだと歩きづらさを覚えたり、足を痛めたりする恐れがあります。
足首まで覆えて山道でも歩きやすい、ハイカットやミドルカットのトレッキングシューズ(登山靴)を用意しておきましょう。

⇒トレッキングシューズを探す

 

・アウトドア用のウェア

ハイキングシーンで着用するウェアは、気温に合わせて調節できるようにベース・ミドル・アウターの順に重ね着(レイヤリング)するのが基本です。

屋外を歩くため汗をかくことが多いハイキングシーンでは、ベースとなるウェアは速乾性に優れている必要があります。
アウトドア用のウェアは、汗をかいても乾きやすい、ポリエステルなどの化学繊維でできたものがおすすめです。コットン(綿)素材のウェアは汗を吸った後に乾きづらく、体温を奪われる恐れがあるので避けましょう。

また、日射しや虫対策の一環として、ウェアは長袖長ズボンを着用しておくと安心です。夏の暑い時期は、半袖に薄手の長袖ジャケットを羽織って、適宜着脱して体温を調整すると良いでしょう。

⇒アウトドアウェアを探す

 

・レインウェア

山の天気は変わりやすく、急に雨に降られることも考えられます。雨で体が濡れると低体温症に陥る恐れがあるので、上下に分かれたセパレートタイプのレインウェアを必ず用意しておきましょう。
片手がふさがってしまうため、ハイキング中の折りたたみ傘の使用は避けることをおすすめします。

⇒レインウェアを探す

 

・水筒

ハイキング中は汗をかいて体の水分を失ってしまいます。水筒を用意して、こまめに水分補給を行えるようにしましょう。水筒の中に水を入れておけば、飲み水としてはもちろん、傷口を洗ったり料理に使ったりすることもできて便利です。

リュックから水筒を取り出す手間を省きたい方は、リュックから出たチューブの先を吸うだけで水分補給が行える、ハイドレーションを活用するのがおすすめです。

⇒水筒を探す

 

・帽子

ハイキングシーンでは屋外を歩き続けるため、日射しを防ぐために帽子も着用しておくと良いでしょう。転んだり頭上からものが落ちたりした際に、頭部を保護することにもつながります。
特に日射しが強い夏場は熱中症や紫外線対策として、サングラスや日焼け止めと帽子を合わせて活用することが大切です。

⇒帽子を探す

 

・タオル

汗をかいたらこまめにふけるように、フェイスタオルも持参しておきましょう。首にタオルを巻きつけておけば、日射し対策アイテムとしても活用可能です。

⇒タオルを探す

 

■できれば用意しておきたいアイテム

できれば用意しておきたいアイテム

 

他にも、安全にハイキングを楽しむためにできれば用意しておきたいアイテムがいくつかあります。比較的険しい道を歩くハイキングシーンでは、以下のアイテムも用意しておくのがおすすめです。

 

・トレッキングステッキ

トレッキングステッキとは、登山用の杖のことです。トレッキングポールと呼ばれる場合もあります。ステッキを突くことで歩行時の体のバランスを取りやすくなるので、体にかかる負担や疲れを和らげてくれる効果が期待できます。
長時間山道を歩いたり、コースの高低差があり難易度が高かったりする場合は、用意しておくと便利です。

⇒トレッキングステッキを探す

 

・ヘッドライト

万が一下山が遅い時間になった場合、街灯のない山の中は真っ暗になってしまいます。暗い山道を歩くのは転倒や滑落の危険性があるため、明かりを用意しておきましょう。
懐中電灯を持って行くのも良いですが、両手を空けられるヘッドライトがあるとより安心です。

⇒ヘッドライトを探す

 

・その他に用意したいもの

その他にも、ハイキングを安全に行ったり、山のマナーを守ったりするために、次のようなアイテムも用意しておくことをおすすめします。

【ハイキングで用意しておきたいアイテム】
・ガイドブックなど現地の地図
・コンパス
・おやつ(行動食)
・スマホ用のモバイルバッテリー
・ティッシュまたはトイレットペーパー
・ゴミ袋
・救急用品
・ライター
・健康保険証
・ホイッスル
・虫除けスプレー

 

■ハイキングの場所選びのポイント

ハイキングの場所選びのポイント

 

ハイキングコースは、場所によって難易度が異なります。アウトドア初心者の方は、ハイキングの場所選びをしっかりと行うことが大切です。
アウトドア初心者の方がハイキングコースを選ぶ際のポイントを2つご紹介します。

 

・道が整備されている場所を選ぶ

標高差が少なく道がきれいに整備されているコースなら歩きやすく、道に迷って遭難する心配も少ないです。
高尾山や尾瀬、上高地など、観光地として人気が高く人が集まる場所は、道が整備されていることが多いのでおすすめです。

 

・距離が長すぎないコースを選ぶ

ハイキングに慣れていないと、当初の想定よりも長い時間歩く場合も多いです。距離が短めのコースを選んだ方が、初心者の方は疲れすぎることなく適度に自然を楽しめます。
ケーブルカーなどが整備されていて、山頂の近くまで歩かずに行けるコースを選ぶのも良いでしょう。歩く距離が短く済むうえに、高い場所からの景色も楽しめます。

 

■しっかりと準備をしてハイキングに出かけよう

山道を歩くアクティビティの中でも、ハイキングは簡単で始めやすいのが魅力です。しかし、山の中を歩くことになるので、安全のために最低限の持ち物は準備しておく必要があります。
まずは必要なアイテムを用意して、ハイキングで自然の中を散策してみてはいかがでしょうか。

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