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outdoor2021.10.01

キャンプ撤収が面倒くさい方必見! 片付けのコツを知っておこう

屋外でのアクティビティや夕食、焚き火など、キャンプには楽しい場面がいっぱいあります。しかし、楽しんだ後に待っているのがテントなどの撤収作業です。慣れていないと時間がかかってしまい、面倒くささを感じているキャンパーも多いでしょう。
しかし、キャンプ後の片付けは、コツを知っていれば素早く効率的に終わらせられます。その分自由時間が増えるので、よりキャンプを楽しみたい方はコツを知っておくのがおすすめです。ここでは、キャンプ後の面倒な片付けを少しでも楽に行うためのコツについてご紹介します。

 

【目次】

■最初にキャンプ場撤収日のスケジュールを確認しよう

■スムーズな片付け方の手順

1.テントやシュラフを乾燥させる

2.朝食は簡単に済ませるのがおすすめ

3.タープは最後にしまう

4.サイト内の最終確認を行う

■撤収前日の夜の行動も重要

■片付けを楽にするためのコツ

・出発前に荷物をチェックする

・使い終わったアイテムは都度しまっておく

・荷物の積み込み方

・自宅に戻ってからテントを干すのもおすすめ

■こまめに片付けるのが撤収のコツ

 

■最初にキャンプ場撤収日のスケジュールを確認しよう

キャンプの撤収作業をスムーズに行うためには、キャンプ場に行く前のスケジュールの組み方が重要です。チェックアウトの細かな時間はキャンプ場によって異なりますが、11時前後に設けられている場所が多いです。

起床からチェックアウトまでの時間の使い方は、基本的にキャンパー個人の自由です。のんびりと過ごしたり、子どもと一緒に遊んだりすることもできますが、時間内に着替えや朝食、テントやアイテムの片付けなどを行わなければいけません。

例えば、朝7時に起きる場合、チェックアウトまでの猶予は4時間ほどしかないことになります。限られた時間を有効活用するためには、チェックアウトの時間から逆算して、最終日のスケジュールを組むようにしましょう。

 

■スムーズな片付け方の手順

スムーズな片付け方の手順

 

キャンプギアの片付けや撤収作業は、できる限り無駄を省くことが大切です。あらかじめ、片付け方の手順を覚えておくと良いでしょう。
ここでは、キャンプ最終日の片付け方の手順とコツをご紹介します。これが正解というわけではありませんが、片付けが苦手な方は参考にしてみてください。

 

1.テントやシュラフを乾燥させる

朝起きたら、シュラフやランタンといった最終日には使わないアイテムを、すぐに片付けてしまうのがおすすめです。テント内のものを一通り整理して片付けたら、天気が良い場合はシュラフやテントマットを外に出して天日干しで乾燥させます。

これらのアイテムは、地面からの湿気や体から出た汗で湿りやすいです。使い終わったらすぐに乾燥させることで、カビの発生などを防げます。
また、テント内の掃き掃除を終えて時間に余裕がある場合は、テントも天日干しすると良いでしょう。

 

2.朝食は簡単に済ませるのがおすすめ

チェックアウト当日の朝に何かと時間がかかるのが、朝食で使った食器や調理器具の後片付けです。少しでも時間を節約できるように、チェックアウト日の朝食はできるだけ食器を使わずに食べられるもので済ませましょう。

トーストなどの簡単な料理で済ませたり、ワンプレートの食器に朝食をすべて盛ったりすれば、洗い物の量を減らすことができます。食器が汚れず洗い物をする必要がなくなるので、食器にラップを巻いておくのもおすすめです。

朝食を作る際に火を使う場合は、薪や炭で火を起こすのは避けましょう。消火や焚き火台の掃除に時間がかかるので、必然的に片付け作業の手間が増えてしまいます。ガスバーナーなど、簡単に火を使えるアイテムを活用するのがおすすめです。

 

3.タープは最後にしまう

朝食を済ませたら洗い物を行って、食器や調理器具、その他の小物類を片付けていきます。この時、テーブルやチェア、クーラーボックスなどのアイテムは作業スペースとして活用できるので、他のアイテムを片付けてからしまうのがおすすめです。

また、タープは雨や日差し除けになります。設営時とは逆に、他のすべてのアイテムを片付け終わってからしまうと作業中も快適です。

 

4.サイト内の最終確認を行う

キャンプ場は、自身が使ったサイトを「来た時よりも美しく」して帰るのがマナーです。キャンプギアをすべて片付けた後にもう一度サイト内を見渡して、忘れ物がないか、ゴミが落ちていないかなどを確認してください。
ここでゴミが出てくることも考えられるので、ゴミ袋は縛らないでおくのがおすすめです。

最終確認も済ませて問題がなければ、ゴミ捨て場があるキャンプ場の場合はゴミ出しを行います。ゴミ捨て場がない場合は、自動車などに積み込んでゴミを持って帰りましょう。

 

■撤収前日の夜の行動も重要

一連の撤収作業を簡単に済ませるためには、撤収前日の夜の行動も重要です。翌朝行う作業量を少しでも夜のうちに減らしておけば、片付けにかかる時間が減って自由時間を増やせます。

撤収日前日の夕食が終わったら、翌日使う最低限の食器やコンロを残して、残りは早めに洗っておきましょう。洗ったものは水気を切ってコンテナなどにしまっておけば、翌朝になってから片付ける必要がなくなり便利です。

また、焚き火は翌日の料理に使うつもりがないのであれば、寝る1時間程度前には薪を足すのをやめ、残り火で楽しみます。就寝前に残り火を火消し壺などに入れて消火し、焚き火台を片付けてしまえば、翌朝の作業がより楽になるでしょう。

 

■片付けを楽にするためのコツ

片付けを楽にするためのコツ

 

しっかりとタイムテーブルを組んだうえで、撤収前日の夜に洗い物などを済ませておいても、キャンプ後の片付けは手間がかかり面倒くさいものです。少しでも楽にするためには、いくつか工夫を行っておくと良いでしょう。
撤収時の片付けを少しでも楽にするためのコツをご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・出発前に荷物をチェックする

キャンプ後の片付けを楽にするための大前提は、キャンプ場に持って行くギアの数を減らすことです。ギアの数が減れば、収納や洗い物をする手間を省けるため、必然的に片付けにかかる時間も減ります。

そのため、キャンプ前に一度荷物を見直してみて、不要なギアは家に置いておきましょう。初心者のうちはギアの選別は難しいかもしれませんが、キャンプの経験を積めば積むほど、本当に必要なギアかどうかを判断しやすくなるはずです。

 

・使い終わったアイテムは都度しまっておく

使い終わったアイテムは、そのまま出しっぱなしにしておくのではなく、その都度しまうようにしましょう。こまめに片付けておけば、チェックアウト前にアイテムをたくさんしまう必要がなくなり、作業の手間を減らせます。
また、アイテムを人目につかないところにしまっておくのは、ギアの盗難を防ぐ対策としても有効です。

 

・荷物の積み込み方

キャンプの片付け作業で最も面倒くさいのが、自動車に荷物を積み込み直す作業という方は多いかもしれません。実は、コツさえ知っていれば自動車への積み込みは簡単に終わらせられます。

基本的には、キャンプ場に向かう際に積載した順番通りにギアを積み込んで行きましょう。荷物を一度広げ直して積み込み方を考える必要がなくなるので、片付けにかかる時間を短縮できます。
荷物をどのように積み込んだか覚えられないという方は、自宅を出る際に荷台の写真を撮っておくのがおすすめです。写真の通りに積み込むだけで、作業を終えることができます。

 

・自宅に戻ってからテントを干すのもおすすめ

キャンプ場ですべてを終えるのではなく、あえて自宅に戻ってから片付けを行うのもおすすめです。すぐに洗う必要がない食器や調理器具は一度除菌シートで拭いておき、帰宅してから洗い物を行うようにすれば、キャンプ場での作業を減らしてスケジュールが楽になります。

また、時間がかかりがちなテントやシュラフ、タープを干す作業も自宅の庭などで行うと良いでしょう。自宅に戻ってからの時間も活用することで、空いた時間を他の片付けやキャンプ場でのんびりする時間として活用できます。

 

■こまめに片付けるのが撤収のコツ

キャンプの撤収作業を素早く行うコツは、事前に計画を立てておくことです。計画に沿ってこまめに片付けを行うようにすれば、効率的に撤収作業を終わらせることができます。
キャンプの片付けが面倒くさい、作業に時間がかかっていて自由時間が減ってしまうとお悩みの方は、ご紹介したコツを参考に片付けを行ってみてください。

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