golf2021.10.01

アディダスゴルフが考える『ずっとゴルフ』を楽しむためのサステイナブルな商品とは

機能性に優れたスタイリッシュなアパレル、フットウェア、アクセサリーを毎シーズン提案してくれるアディダスゴルフ。そんなアディダスでは現在、サステイナブルな環境づくりにも積極的に取り組んでいます。そこでアディダスの考えるサステイナビリティへの取り組みと、サステイナビリティに配慮した秋冬の新商品についてPRの田中温子さんにお話を伺いました。

――以前にも一度お聞きしましたが、改めてサステイナビリティへの取り組みについて教えてください。

「2021年秋冬のキーコンセプトは、サステイナビリティずばりそのものです。サステイナビリティと一言でいっても範囲が広いですが、アディダスではサステイナビリティへのコミットメント『END PLASTIC WASTE』を掲げています。海洋プラスティック汚染が世界的に大きな問題になっていますが、アパレル業界もそこに大きな責任があると言われています。そこでアディダスでは3-LOOP STRATEGYとして３つの中長期的な戦略を設定しました。１つめのループは『RECYCLED LOOP』です。現在全社をあげてアパレルとフットウェアに使用しているポリエステル素材を、2024年までに100％リサイクル素材に切り替えようと取り組んでいます。次のループは『CIRCULAR LOOP』です。皆さんに一度着用して頂いたプロダクトを、回収して砕いて糸にしてまたプロダクトにすることで、ロスするものをなくす取り組みです。3つめが『REGENERATIVE LOOP』というもので、これはリサイクル素材ではなく自然由来の素材をプロダクトにしていこうという取り組みで、現在研究開発が進められています。」（田中さん）

「それ以外にも、カーボンニュートラルにも、アディダス全体で取り組んでいます。これは二酸化炭素の排出量を減らしていこうというもので、先ほどお話した3つのループとカーボンニュートラルは、アディダス全体としての取り組みです。アディダスゴルフとしては、『ずっとゴルフ』というメッセージを継続的に発信しています。ゴルフは美しい緑や空の下で楽しむことができるスポーツ。そんな楽しいゴルフを、100年後も200年後もずっと楽しめるように、ひとりひとり小さいことから取り組んでいきませんかというメッセージを発信することが、アディダスゴルフのサステイナビリティにおける取り組みの1つです。」（田中さん）

――「ずっとゴルフ」という言葉には、深い意味が込められているんですね。では早速そんなサステイナブルなリサイクル素材を使った商品を見せていただけますか？

「今シーズンも、たくさんのサステイナブル仕様のウェアが登場しています。なかでもこれからの季節におススメなのが、寒い冬でもゴルファーのベストパフォーマンスをサポートするCOLD.RDY(コールド・レディ)というシリーズです。レディは、寒さに対して『準備をする』という意味で、アディダスが誇る最高峰のテクノロジーが搭載されています。COLD.RDYシリーズのウェアはすべて、保温性、吸保湿性に優れているのが特徴です。長袖のフルジップジャケットは、素材の特殊構造が、温かい空気を逃がさずキープしながら、汗をかいても湿気を逃す仕組みになっています。」（田中さん）

――確かこのジャケットは、ファスナーにもちょっとした仕掛けがあるんですよね。

「はい。よくパターのときなど、ちょっとジャケットを脱ぎたい時ってありますよね？そんな時のために、このファスナーは下まで下げなくても、左右に引いていただくとさっと開いて脱ぐことができます。」（田中さん）

――なるほど！画期的で驚きました。他にも暖かそうなアイテムが沢山あって、これなら肌寒い季節も安心だと思いました。

「高機能なパフォーマンスアパレルなので、トップスとボトムを上手に組み合わせていただければ、年内はダウンジャケットがなくても快適にゴルフを楽しんでいただけると思います。また、真冬になると活躍するのが中綿のロングパンツですよね？こちらは温かいのは勿論のこと、中綿にリサイクル素材が使われていて、内側まで気を抜かないサステイナブルな仕様になっています。下半身が温かいと全身が温まりますから、真冬も年中ずっとゴルフを楽しみたい方にはおススメです。COLD.RDYのシリーズには勿論レディースもありますので、真冬もファッショナブル且つ寒さ知らずのゴルフを楽しみたい女性にもおススメしたいです。」（田中さん）

――レディースのウェアはカラフルな物も多くて、暗い色が増えがちな冬場にピッタリですね。

「レディースにはミントカラーのジャケットなどは、爽やかなカラーで着やすいと思います。チェックのセットアップは上下で着て頂いても可愛いですし、別々で着て頂いても色々なアイテムと合わせやすいと思います。全身柄は、アディダスには珍しいですが、とても好評いただいていて、品のあるものに仕上がっております。」（田中さん）

――シューズにリサイクル素材を使ったアイテムがありますか？

「アパレルだけでなくフットウェアも、しっかりとサステイナブルとパフォーマンスを両立した商品を、今期も展開しています。中でも2021年秋冬に特におススメなのが、まず『コードカオス21』です。去年発売して爆発的に好評をいただいた『コードカオス21』が、さらにバージョンアップして登場。海や周辺地域などから回収されたプラスティックゴミで作られた高性能な繊維をアッパーに採用していて、サイドについているレザーパーツもしっかりサステイナブルな素材でできています。もうひとつのおススメは、今年の春に出した『ZG21』の追加モデルです。ニットアッパーなので通気性が良く、しかも高機能リサイクル素材で作られているので、しっかり撥水機能があって、雨でも安心して履いていただけます。ミッドカットのモデルは、足との一体感があってスパイクがしっかりと支えてくれるので、スイング時の安定感も抜群です。しっかりクラブを振りたい方に特におすすめです。メンズもレディースも、コーディネートしやすい3色展開ですので、是非お試しいただきたいですね。」（田中さん）

――シューズにも、サステイナブルな素材が使われているんですね。サステイナブルな素材が使われているアイテムかどうかは、どこを見れば分かりますか？

「お客様に分かりやすくご案内するために、リサイクル素材を使ったプロダクトには、グレーのEND PLASTIC WASTEと書かれたタグを付けています。たまに心配する方がいらっしゃいますが、リサイクル素材を使っているからといってパフォーマンス性は一切下がりません。ツアー選手もサステイナブル素材を使ったウェアやシューズを着用して試合で活躍していますので、皆さんにも安心してゴルフを楽しんでいただければと思います。」（田中さん）