ラグがあればキャンプシーンがおしゃれで便利に! 魅力や選び方をご紹介
キャンプ人気が高まりを見せる中、グランピングなどの快適でおしゃれなキャンプスタイルを楽しむキャンパーも増えてきています。おしゃれで便利なキャンプを楽しみたい方におすすめなのが、キャンプ用にラグを用意することです。
しかし、ラグにはさまざまな種類があるため、どれがキャンプシーンに向いているのかわかりづらいかもしれません。
そこで今回は、キャンプ用にラグを用意する魅力や選び方、お手入れの方法などをご紹介します。キャンプをおしゃれに楽しみたい方は、ぜひご確認ください。
【目次】
■キャンプ用ラグの魅力
キャンプをはじめ、アウトドアシーンにラグを用意しておくと、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。キャンプを快適で便利にできる、ラグの魅力をご紹介します。
・テント内で快適に過ごせる
キャンプ用ラグのもっとも一般的な使い方は、テントの床や地面に敷くパターンです。厚みがあるラグをテント内に敷いておけば、地面の凹凸や石の出っ張り、地面から伝わる熱が気になりません。
テント内の踏み心地や座り心地を改善できるため、そのまま座ったり寝転んだりと、快適に過ごせるようになります。
特に、テント内で床に直接座る「お座敷スタイル」など、地面との距離が近い場合はおすすめです。
おしゃれなデザインのラグを用意すれば、テント内の雰囲気をがらりと変えることもできます。タペストリーのように壁にかけてみるのもおしゃれです。
また、撤収の際にラグを取り出して叩くだけで、テント内の掃除が済むのも魅力です。ラグがあれば、テント内が快適で便利な空間になるでしょう。
・チェアやソファーにかけられる
アウトドアチェアやソファーなど、アウトドアシーンでくつろぐ際に欠かせないアイテムにかけて使うのもおすすめです。クッション代わりに使うだけでなく、チェアに座る際に冷たさを感じたり、隙間から風が抜けたりするのも防げます。
また、チェアやソファーは焚き火の側に置いて使うことも多いため、飛んできた火の粉によって座面や背面に穴があくことも考えられます。難燃性の素材でできたラグをあらかじめかけておけば、飛び火によるチェアの穴あき対策になるのもメリットです。
チェアやソファーだけでなく、テーブルクロスとしてラグを使うのも良いでしょう。ラグを使ってテーブル周りに統一感を出せば、よりおしゃれなキャンプサイトに仕上がります。
・防寒対策になる
山間部にあることが多いキャンプ場は、市街地よりも朝晩は冷え込みやすいです。防寒アイテムや上着が足りず、寒い思いをしてしまうかもしれません。
その様なシーンにも、肌ざわりが良いラグを用意しておけば、肩掛けやひざ掛けとして使えます。
また、寝る際に掛布団として活用するのもおすすめです。
・緩衝材としても使える
自動車にたくさんのキャンプ用品を積み込んで移動する際に、荷物同士がぶつかるなどして壊れてしまう恐れがあります。ラグがあれば、荷物同士の隙間を埋めたり、窓ガラスと荷物の間にかませたりすることも可能です。
緩衝材としてラグを使えるので、持ち運びの際にアイテムが壊れる可能性を減らせます。
■キャンプ用ラグのおすすめの選び方
キャンプシーンで使用するラグは、アウトドア専用アイテムである必要はありません。家庭で使用する通常のラグでも、屋外で使いやすいのであれば問題なく活用できます。
ここでは、キャンプ用のラグを選ぶ際に確認しておきたいポイントをご紹介します。
・生地の素材で選ぶ
最初に、生地の素材を確認しておきましょう。ラグに使われている素材は、アクリルやポリエステル、ポリプロピレンなどの化学繊維と、コットンやリネン、ウールといった天然繊維に大きく分けられます。
化学繊維のラグは汚れに強く、虫食いやカビの心配も少ないのが魅力です。防水加工が施されているものなら、テントの外で地面に直接敷いて座っても問題ありません。
価格も比較的リーズナブルな商品が多いですが、紫外線で変色する場合がある、静電気が起きやすいなどのデメリットもあります。
チェアにラグをかけて焚き火などを楽しみたい方は、化学繊維と比較して穴あきしづらいコットン生地など、難燃性のラグを用意しておきましょう。
ただし、難燃性のラグは着火しづらいというだけで、燃えないわけではありません。不必要に火に近づけないよう、注意して使うことが大切です。
素材によって細かなメリット・デメリットは異なります。用途に合わせていくつかのラグを使い分けるのもおすすめです。
・生地の厚さを確認する
ラグの生地の厚さも、選ぶ際のポイントのひとつです。生地の厚さは、厚手のものと薄手のものに大きく分けることができます。
厚みがあるラグは地面の冷たさや凹凸を感じづらく、テント内を快適にできるのが魅力です。フロアマットとしてテント内に敷いたり、荷物の緩衝材として活用したりするのに向いています。キャンプシーンだけでなく、自宅の床に敷いて活用するのも良いでしょう。
一方で、軽く持ち運びやすい薄手のラグは、ソファーにかけたりテーブルクロスにしたりと、さまざまなシーンで使えます。防寒対策として軽く羽織る用途にも適しているなど、使い勝手の良いアイテムです。
・サイズで選ぶ
ラグのサイズ感の確認もしておく必要があります。サイズを決める際は、どこにラグを敷きたいのかを考えると、テント内のバランスが良くなり、おしゃれに仕上がります。
テントやシェルター内のフロアマットとしたい場合は、床を覆うことができるサイズを目安にしましょう。テント内の形状に合わせて、小さいサイズのラグを何枚か床に敷くのもおすすめです。
フロアマットとしてではなく、テーブルやチェア、ソファーにかけて使いたい場合は、サイズが大きすぎると地面に垂れてしまう恐れがあります。天板や座面などのサイズを踏まえつつ、少し小さ目のサイズを選んでも問題ありません。
・ラグのデザインも重要
キャンプサイトをおしゃれな雰囲気にしたい方は、ラグのデザインやカラーの確認も大切です。ラグのデザインには、ネイティブやメキシカン、ノルディック、エスニックなど、さまざまな種類があります。
デザインごとに雰囲気が大きく変わるので、手持ちのアイテムと相性が良いものや、自身が目指すキャンプスタイルから選ぶようにしましょう。
■キャンプ用ラグのお手入れ方法
アウトドアシーンでは、地面の泥で汚れたり、食べ物や飲み物を床にこぼしたりすることも考えられます。ラグを汚してしまうのが不安な方は、商品表示を確認して、洗濯機や手洗いで丸洗いできるか確認しておくことをおすすめします。
水洗いができないタイプのラグや、汚れに強い機能性ラグの場合でも、使い終わった後はゴミや土を叩き落として風通しの良い日陰で陰干しするのが、長持ちさせるコツです。
特に、地面に直接敷いた場合は、ラグが土の水分を吸っていることが考えられます。カビが生える恐れがあるので、使用後は必ず干して乾かすようにしましょう。
■ラグでキャンプを快適に楽しもう
ラグをテント内に敷いておけば、地面の熱や凹凸を感じづらくなります。きれいなデザインのラグを敷けば、テント内をおしゃれな雰囲気に仕上げることも可能です。
また、床に敷くだけでなく、チェアやソファー用のカバー、テーブルクロス、荷物の緩衝材、防寒アイテムなど、さまざまな使い方ができるのもラグの魅力です。
おしゃれで快適にキャンプを楽しみたい方は、アウトドアシーンで使いやすいラグを用意してみてはいかがでしょうか。
RECOMMENDED POSTS
この記事を見た方におすすめの記事