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outdoor2021.11.22

自分の大切なギアを守ろう! キャンプ場での盗難対策

アウトドア人気が高まりを見せている近年、キャンプ場には多くの人が集まり、思い思いの方法でキャンプを楽しんでいます。そのような中で、ソロキャンプやファミリーキャンプなどに関わらず、キャンパー全員が注意したいのが盗難です。軽量ながら高価なアイテムが多いキャンプギアは、ショッピングサイトでの転売などを目的に盗難されやすい傾向にあります。しかし、キャンプ場ではどのような盗難対策を行えば良いのでしょうか。
ここでは、キャンプシーンで盗難被害に遭う可能性を減らすためのコツをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプで盗難が起こりやすいシーン

・就寝時

・サイトを離れている時

・人が大勢いる場所

■キャンプ場でできる盗難対策

・貴重品を携帯する

・不要なアイテムはしまっておく

・テントを南京錠などで施錠する

・防犯ブザーをつける

・アイテムを目隠ししておく

・ランタンで明かりをつけておく

・近くのキャンパーと仲良くなる

・アイテムに印をつける

・SNSへの投稿も注意

■セキュリティがしっかりしたキャンプ場を選ぼう

■盗難対策を行って大切なギアを守ろう

 

■キャンプで盗難が起こりやすいシーン

キャンプで盗難が起こりやすいシーン

 

キャンプ場での盗難被害を防ぐためには、どのようなタイミングで盗難が起こりやすいか知っておく必要があります。キャンプシーンで盗難が起こりやすいシーンとしては、次のような状況が考えられます。

 

・就寝時

多くの人がテント内に入っている就寝時間は、屋外で活動していても人目につきづらくなります。夜間は暗く視界が悪いことも相まって、盗難が発生しやすい時間帯といえるでしょう。

 

・サイトを離れている時

キャンプ場近くの観光地や温泉に足を伸ばしたりトイレに行ったりして、サイトに人がいないタイミングも盗難が起こりやすいです。
サイト内に誰もいないため、ギアを盗まれたとしてもすぐに気づくことができません。犯罪者側からしてみれば、盗難を行う絶好の機会といえます。

 

・人が大勢いる場所

音楽フェスのように、人が大勢いる場所も注意が必要です。人が多いので一見安心そうに思えますが、誰でも出入りできるキャンプ場の場合、ギアを盗まれても犯人の特定が難しくなってしまいます。
人が多いから安心と思うのではなく、しっかりと防犯意識を持って盗難対策を行うことが大切です。

 

■キャンプ場でできる盗難対策

キャンプ場でできる盗難対策

 

キャンプ場での盗難は、少しの工夫で被害に遭うリスクを下げることができます。キャンプ場で簡単にできる盗難対策の一例をご紹介するので、キャンプ時の参考にしてみてください。

 

・貴重品を携帯する

財布やスマートフォン、自宅の鍵など、盗まれると困る貴重品は肌身離さず携帯しておきましょう。ズボンのポケットに入れておくのは、落としたりすられたりする恐れがあります。ファスナーがないポケットに貴重品をしまうのではなく、サコッシュやウエストポーチなどのリュックに入れて持ち運ぶのがおすすめです。

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・不要なアイテムはしまっておく

キャンプギアを出しっぱなしにしておくと、盗難被害に遭う可能性が高まります。就寝時や長時間サイトを離れる際などは、テント内にギアをしまっておくのがおすすめです。テント内に入らないアイテムは車に収納して、ドアにロックをかけておくと良いでしょう。

また、普段からアイテムを置きっぱなしにするのではなく、使わなくなったらすぐに片付ける習慣をつけておきましょう。都度アイテムを片付けるようにしておけば、撤収作業の時間も減らせます。

 

・テントを南京錠などで施錠する

テントを南京錠やワイヤーロックで施錠しておくのもおすすめです。複数人でキャンプを行う際は、鍵を複数用意する必要や紛失の心配がないダイヤルロック式だと便利です。
ただし、アウトドアナイフなどの刃物を使えばテントは簡単に切り裂けるため、施錠によってテントへの侵入自体を防げるわけではありません。

テントの施錠は、あくまで「防犯意識が高い」「盗難対策をしているから、簡単にギアを盗れそうにない」などと犯人に思わせ、ギアを狙われづらくする対策だという点に注意してください。
施錠しておけば絶対に安心というわけではないので、他の対策も併せて行う必要があります。

 

・防犯ブザーをつける

ギアに防犯ブザーや鈴をつけておくことも、盗難被害を防ぐことにつながります。誰かがギアを盗もうと動かした際に音が鳴るため、異変にすぐ気づけます。
就寝時、やむを得ず外に出しっぱなしにするギアに仕掛けておくと良いでしょう。ただし、風などでギアが倒れた際にブザーが鳴ってしまうことも考えられます。ブザーの誤作動を防ぐ対策が必要です。

 

・アイテムを目隠ししておく

基本的にはテント内や車の中にしまっておくのが一番ですが、テーブルやチェアなど使用頻度が高いアイテムを片付けたり出したりするのは大変です。そのようなアイテムは、グランドシートやブランケットを被せて目隠ししておきましょう。
目隠しをするだけでもアイテムが目立ちづらくなるので、盗難の抑止力になります。

 

・ランタンで明かりをつけておく

日が落ちて暗くなったら、テントを離れる時もランタンをつけておきましょう。明かりをつけっぱなしにすれば、テント内に人がいるかもしれないと思わせることができます。また、明るい場所は人目につきやすく不審者が避ける傾向にあるので、犯罪の抑止力につながります。

ガスやガソリンを燃料にしたランタンは、何らかの拍子に倒れて火事につながる恐れがあるため、火を使わずに明かりを灯せる、LEDランタンを使用するのがおすすめです。
人の動きを察知して自動でライトが点灯する、人感センサー搭載の光源を用意しておくのも良いでしょう。

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・近くのキャンパーと仲良くなる

近隣のキャンパーには挨拶をして、顔を覚えてもらいましょう。不審な人物がサイトをうろついている際に、隣人が異変に気付いて知らせてくれる可能性があります。
キャンプ場のマナーの観点から見ても、しっかりと近くの方には挨拶をしておくことが大切です。

 

・アイテムに印をつける

使用しているギアにステッカーを貼ったり名前を書いたりして、自分のものだとすぐにわかる印をつけておくのがおすすめです。
キャンプギアを盗難する理由のひとつに、フリマアプリなどでの転売が挙げられます。一目でオリジナルギアだとわかるようにしておくと転売が難しくなり、盗難被害に遭いづらくなります。

 

・SNSへの投稿も注意

何らかの犯罪に巻き込まれないためには、SNSへの投稿も注意が必要です。投稿した文章や写真を手掛かりに、今どこで何をしているのか、どんなギアを持っているのかなどを把握される恐れがあります。悪意ある人に投稿を確認された場合、大きな事件に発展する可能性も捨てきれません。

写真などはキャンプが終わってから投稿するように心がけ、どこにいるのかわかる情報をリアルタイムでSNSに上げるのは避けた方が良いでしょう。

 

■セキュリティがしっかりしたキャンプ場を選ぼう

盗難対策の前提として、セキュリティがしっかりしていて安全なキャンプ場を選ぶ必要があります。管理人が24時間常駐していて何かあったらすぐに通報できたり、人の出入りが厳格に制限されたりしているキャンプ場がおすすめです。

ただし、セキュリティがしっかりしたキャンプ場だからといって、盗難被害が絶対に起こらないわけではありません。そのようなキャンプ場を選んだうえで、しっかりと盗難対策を施して自衛することが大切です。

 

■盗難対策を行って大切なギアを守ろう

キャンプ場は、多くの人が出入りする場所です。人に紛れやすく足取りを掴みづらいうえに、キャンプギアは高価なものが多いため、転売目的の盗難が発生するケースも見られます。
対策しておけば必ず盗難を防げるというものではありませんが、狙われるリスクを下げることはできます。さまざまな方法を組み合わせて、盗難対策を行ってみてはいかがでしょうか。

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