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outdoor2022.03.17

キャンプ場でのコーデはどうする? 基本と季節ごとのポイントをご紹介

自然の中で、焚き火や天体観測、料理、散策など、さまざまなアクティビティを楽しめるのがキャンプの魅力です。安全・快適にキャンプを楽しむためには、装備(ギア)を充実させるだけでなく、キャンプ場での服装にもこだわる必要があります。では、具体的にキャンプ場にはどのような服装で出かければ良いのでしょうか。
ここでは、キャンプ場で快適に過ごすためのコーディネートの基本や、季節ごとの服装のポイントをご紹介します。キャンプシーンのコーディネートに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■キャンプシーンのコーディネートの基本

・動きやすい服装をする

・レイヤリングを行う

・肌の露出は控える

・難燃性の素材だとベスト

■季節ごとのコーディネートのポイント

・春のコーディネート

・夏のコーディネート

・秋冬のコーディネート

■キャンプシーンでもコーディネートを楽しもう

 

■キャンプシーンのコーディネートの基本

キャンプシーンのコーディネートの基本

 

キャンプシーンでのコーディネートは、メンズ・レディースに関係なく、快適かつ安全に過ごせるものを選ぶことが大切です。まずは、キャンプシーンで季節を問わずに抑えておきたいコーディネートの基本を、4つご紹介します。

 

・動きやすい服装をする

テントを設営したり、外遊びを楽しんだりと、キャンプ場ではアクティブに体を動かすことが予想されます。アウトドアシーンの前提として、動きやすい服装を選ぶことが大切です。
トップス・ボトムス・アウター・シューズを基本のコーディネートにして、アクティビティに適しているか、動きやすいかどうかを確認しておきましょう。シューズは動きやすく汚れても構わないスニーカーか、アウトドア用に作られたトレッキングシューズを用意するのがおすすめです。
水遊びや釣りなど、水辺のアクティビティでサンダルを着用したい場合は、つま先が隠れるタイプだと、怪我を防ぐことができます。

袖をまくりにくいデザインの服や、引っかける恐れがある丈の長いスカートなどは、動きにくくなってしまうので避けた方が無難です。また、汚れが目立ちやすいので、白い服装やシューズも避けてください。白色を取り入れたい場合は、インナーで取り入れるなどの工夫が必要です。

ただし、注意していてもアウトドアシーンで汚れてしまうのは避けられない面もあります。汚れが気になりにくい濃い色のアイテムを羽織ったり、リーズナブルで汚れても問題ない服を用意したりするのも手です。

 

・レイヤリングを行う

アウトドアシーンではベース・ミッド・アウターの3種類でレイヤリング(重ね着)して、防寒対策を行うのが基本になります。常に3つのレイヤーを着用し続ける必要はありませんが、基本を覚えておくと地域や季節に関わらず、アウトドアを楽しめるようになるでしょう。それぞれの効果や適しているアイテムは、以下の通りです。

【ベース】
インナーや肌着に当たるのがベースレイヤーです。汗を吸収、蒸発させることが目的の衣服なので、吸湿性や速乾性に優れている素材を選ぶのがおすすめです。

【ミッド(ミドル)】
シャツや薄手のフリースなど、ベースとアウターの間に着る服がミッド(ミドル)レイヤーです。保温性や通気性を確保するために着用します。速乾性や通気性、保温性に優れているものがおすすめです。

【アウター】
一番上に着用して、雨風や寒さから体を守るウェアがアウターレイヤーです。レインウェアやジャケットなどがアウターに当たります。防水性や防風性に優れているアイテムを選ぶようにしましょう。

特に秋冬の寒い季節は欠かせないレイヤリングですが、標高の高いキャンプ場の場合は昼夜の寒暖差が都市部よりも大きくなると考えらえます。基本的には、重ね着できるアウターは季節を問わずキャンプの必須アイテムです。夏などの暑い季節でも、忘れずに薄手のアウターを1枚は用意しておきましょう。

 

・肌の露出は控える

季節を問わず、アウトドアシーンでは肌の露出を控えることも大切です。長袖長ズボンを着用するなど、肌の露出を最低限に抑えることで、虫刺されや切り傷、日焼けなどを防止できます。半袖シャツに薄手の長袖パーカーやカーディガンを合わせたり、ショートパンツとスパッツやレギンス、ロングソックスなどを併用したりするのも良いでしょう。
寒さが厳しい冬場は、レッグウォーマーやストールなどで三首(首・手首・足首)を温めることを意識すれば、寒さ対策にもつながります。

また、紫外線対策や日焼け防止のために、帽子やサングラスといった日差し除けアイテムも用意しておくと便利です。

 

・難燃性の素材だとベスト

焚き火などの火を使ったアクティビティを楽しみたい方は、難燃性素材で作られたアイテムを着用するのがおすすめです。火の粉が舞った際に、服に穴があいてしまうのを防げます。

化学繊維でできていたり毛羽立ちが目立ったりする服は、火が服に燃え移る恐れがあるので、注意が必要です。化学繊維でできた服は機能性に優れているものも多く便利ですが、焚き火の際は上に難燃性素材のウェアを着用するなどの対策を行うと良いでしょう。

 

■季節ごとのコーディネートのポイント

季節ごとのコーディネートのポイント

 

前述の基本的なポイントを踏まえて、具体的にキャンプ場ではどのようなコーディネートを行えば良いのでしょうか。季節ごとに分けて、コーディネートのポイントをご紹介します。

 

・春のコーディネート

春の時期は、朝晩こそ肌寒いことが多いですが、昼間は一転して少し汗ばむくらいの陽気になることもあります。着脱しやすく、通気性に優れた薄手のアウターを用意しておくと便利です。インナーとしても着用できる軽量なジャケットやベスト、パーカーなどを用意しておきましょう。

ボトムスは長ズボンが基本ですが、ショートパンツにレギンスを重ね着するのも春らしいコーディネートになります。

 

・夏のコーディネート

日差しが強く気温も高くなる夏は、紫外線対策や熱中症対策、虫対策が欠かせません。つば付きの帽子やサングラスなどを用意しておくと便利です。
トップスやボトムスは、通気性や速乾性といった通気性に優れたものだと、汗をかいても快適に過ごせます。半袖のシャツやショートパンツに、薄手のアウターや長袖シャツ、レギンスなどを重ね着するスタイルを基本にすると良いでしょう。

また、水場などの濡れることが考えられる場所に行く際は、足元は動きやすいスポーツサンダルを活用するのがおすすめです。

 

・秋冬のコーディネート

寒さが本格化してくる秋冬は、防寒対策が欠かせません。キャンプ場の標高や天候によっては、秋口でも日中から肌寒さを感じる恐れがあります。長袖のトップスに、保温性に優れたアウターを用意しておくと安心です。

しかし、厚着をしていると汗をかくことが考えられます。汗をそのままにしておくと体が冷えてしまう恐れがあるので、インナーには吸汗速乾性能に優れたアイテムを用意するのがおすすめです。

 

■キャンプシーンでもコーディネートを楽しもう

屋外で過ごす時間が長くなるキャンプシーンでは、季節やキャンプ場の環境に即した服装を用意することが大切です。特にテント泊の場合は、自宅などと違い暑さや寒さを調整するのが簡単なことではありません。快適に過ごせることを前提にしたうえで、キャンプシーンのコーディネートを楽しむようにしましょう。
キャンプ場でのコーディネートに悩んでいたという方は、今回ご紹介したポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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