outdoor2022.04.19

キャンプには調味料を持っていこう！必須の調味料や持ち運び方のポイントは？

キャンプをはじめとしたアウトドアシーンの楽しみのひとつに、豊かな自然の中で食べる「キャンプ飯」が挙げられます。おいしい料理を作る際に欠かせないのが各種調味料ですが、持っていけるアイテムが限られるキャンプシーンでは、何を持っていけば良いのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。また、調味料を用意している方でも、液体調味料や割れ物容器に入っているものは持ち運びにくいと感じているかもしれません。
そこで今回は、キャンプシーンに持っていきたい調味料の一例や、調味料を持ち運ぶ際のポイントなどについてご紹介します。

【目次】

■調味料を活用してキャンプ飯をよりおいしく楽しもう

■キャンプ飯用に調味料を用意しよう

キャンプ場でおいしいキャンプ料理を楽しみたい方は、各種調味料やスパイス類などを用意しておきましょう。
簡単な味付けで済ませた料理を食べるのもアウトドアの醍醐味ではありますが、調味料やスパイスを多く用意しておけば、本格的な料理をアウトドアシーンでも楽しめるようになります。

特に、連泊などでキャンプの日数が長くなる場合は、調味料を複数持ち込んでおけば料理や味付けのバリエーションを増やすことができ、料理に飽きにくくなるでしょう。
キャンプでの料理をより楽しみたい場合は、調味料を用意しておくのがおすすめです。

■キャンプに持っていきたい調味料の一例

キャンプに持っていきたい調味料の一例

具体的に、キャンプシーンに持っていきたい調味料やスパイスとしてはどのようなものがあるでしょうか。作りたい料理や食材にも左右されますが、用意したい調味料の例としては以下が挙げられます。

【キャンプシーンであると便利な調味料・スパイスの一例】
砂糖・塩・コショウ・醤油・バター・ソース・焼肉のたれ・オリーブオイル・料理酒・マヨネーズ・ポン酢など

特に焼肉のたれは、用意しておけば簡単にバーベキューを楽しめるため便利です。また、アウトドア専用の「アウトドアスパイス（万能スパイス）」を用意するのも良いでしょう。味付けを単体で決められるうえに、肉や魚などの幅広い食材に合わせやすいので、持っていく調味料の量を減らすことができます。
アウトドアスパイスにはいくつか種類があり、それぞれ味が異なるので、好みの味のスパイスを探してみるのもおすすめです。

上記で挙げた以外にも、ハーブやレモン汁、ケチャップなども、料理によっては必要になります。どのような料理を作るのか、どんな味付けが好みなのかに応じて、用意する調味料やスパイスを選ぶのがポイントです。

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■調味料を持ち運ぶ際のポイント

調味料を持ち運ぶ際のポイント

調味料は、商品によって入れ物の形状やサイズなどが異なります。持ち運ぶ際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
アウトドアシーンで、調味料を持ち運ぶ際のポイントを2つご紹介します。

・まとめて収納する

キャンプや登山といったアウトドアシーンでは、荷物をできるだけ軽くコンパクトにまとめることが求められます。調味料もできるだけ一か所にまとめて、コンパクトに収納することが重要です。
まとめて同じ場所にしまっておけば、調理の際に調味料を探し回る必要もありません。

また、必要以上に調味料やスパイスを持っていかないこともポイントです。使うかもしれないからと、あれもこれもと調味料を用意すると持ち運ぶ荷物を圧迫する恐れがあります。夏場の場合は、保存環境によっては調味料が傷んでしまうかもしれません。
用意する食材や料理の内容を踏まえて、キャンプ中に必要な調味料を使い切れる分量だけ持ち運ぶようにしましょう。

・破損や液漏れに注意する

市販されている調味料やスパイスの中には、ガラスなどの容器に入っているものもあります。衝撃に弱い素材で容器ができている場合、持ち運んでいる最中に容器が破損し、中身が散らかったり液漏れしたりする恐れは捨てきれません。
プラスチックなどの割れにくい容器に入った調味料を購入したり、容器を壊れにくいものに移し替えたり、耐衝撃性に優れた素材のボックスに入れたりと、工夫を行うと安心して持ち運べます。

また、ソースや醤油といった液体調味料の場合は、移し替えた容器の密閉性が悪いと、フタ部分から液漏れしてしまうというケースも考えられます。
容器を移し替えて調味料を持ち運ぶ場合は、密閉性に優れているか、フタの構造がどうなっているのかといった点も確認しておくと良いでしょう。

■スパイスボックスを活用するのもおすすめ

調味料の持ち運びや屋外での保存には、スパイスボックスと呼ばれる調味料を入れるためのアイテムを活用するのがおすすめです。アウトドア用に作られているスパイスボックスは、キャンプシーンで使いやすいようにさまざまな特徴を備えています。

【スパイスボックスの特徴】
・コンパクトなサイズで持ち運びやすい
・頑丈な素材で作られているものの場合、容器の破損を防ぐことができる
・仕切りなどが入っていて、容器が倒れて破損したり液漏れしたりしにくい

また、調味料やスパイスを入れる用途以外にも、小物入れとして使用可能です。
スパイスボックスには、素材や形状の異なる多くの商品が販売されています。どれくらいの調味料を持っていくかに応じて、使いやすいスパイスボックスを選ぶようにしましょう。

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■キャンプ場で調味料を保存するコツ

調味料やスパイスは基本的に腐りにくいものが多いですが、劣化を防ぐためにも温度が低い場所に保管することをおすすめします。クーラーボックスの容量に余裕がある場合は、クーラーボックス内に入れて保存しておくと良いでしょう。クーラーボックスがない場合は、調味料が入ったリュックやスパイスボックスは風通しの良い木陰などに置き、直射日光が当たらないようにする必要があります。
リュックに入れて持ち運ぶ際は、体温などによる温度の上昇を防ぐために、背中から少し離して収納することもポイントです。

塩や砂糖などの粉状の調味料は、空気や湿気による劣化を防ぐために密閉できる容器に移したうえで、乾燥材を一緒に入れておくのがおすすめです。乾燥材を一緒に入れておけば、湿気によって固まったり劣化したりすることを防げます。
また、液体調味料の場合も、しっかりと栓をできる容器に入れて液漏れを防ぐようにしましょう。

■調味料を活用してキャンプ飯をよりおいしく楽しもう

調味料や各種スパイスをキャンプ場に持っていけば、さまざまな味付けを行えるようになります。キャンプ飯のバリエーションが広がり、さらに料理を楽しめるようになるでしょう。
たくさんの調味料を持ち運ぶのが面倒くさい、使い切れるかわからないという方は、1本で味付けが決まり幅広い食材に使用できるアウトドアスパイスを活用するのもおすすめです。

これまでは食用油や塩といった簡単なアイテムしか用意していなかったという方も、各種調味料を活用して、よりおいしいキャンプ飯を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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