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outdoor2022.05.10

キャンプでおすすめのワンポールテントとは? 魅力や選び方をご紹介

テントには、サイズや形状の異なるさまざまな種類があります。おしゃれなテントや、設営が行いやすいテントを探している方におすすめなのが、ワンポールテント(ティピーテント)です。しかし、アウトドアを始めたばかりの方だと、ワンポールテントがどのようなものかわからないかもしれません。
そこで今回は、ワンポールテントの魅力や選び方のポイント、設営方法の手順などをご紹介します。

 

【目次】

■ワンポールテントとは

■ワンポールテントの魅力

・設営が行いやすい

・風に強い

・テントサイトをおしゃれに見せられる

■ワンポールテントの選び方のポイント

・サイズは大きめがおすすめ

・耐水圧や耐熱性を確認する

・その他の機能も確認しよう

■ワンポールテントの設営方法

■ワンポールテントで快適なキャンプ生活を送ろう

 

■ワンポールテントとは

ワンポールテントまたはモノポールテントとは、名前の通り1本のポールを軸にして設営するテントのことです。ネイティブアメリカン(インディアン)が使用していた、円錐型の移動式住居「ティピー」をもとにした見た目のテントは、「ティピーテント」と呼ばれることもあります。

テントといえば、部屋が2つあるツールームテントや、円形のドームテントが一般的です。そのため、円錐型のワンポールテントはそれだけで個性を演出できます。
また、ポールを1本しか使わないため、設営の手順が迷いにくい点も見逃せません。アウトドア初心者の方でも安心して使用できるでしょう。

 

■ワンポールテントの魅力

ワンポールテントの魅力

 

ほかのテントに比べるとシンプルな構造のワンポールテントは、さまざまな魅力を備えています。ワンポールテントの魅力や使用するメリットを、いくつかご紹介します。

 

・設営が行いやすい

ワンポールテントは、1本のポールを使ってテントを支える構造をしています。周囲にペグを打ってメインポールを立ち上げるだけで設営が終わるため、キャンプ初心者の方でも扱いやすいです。
1本のポールと幕、ペグやロープとシンプルな構成なので、どこにどのパーツを取り付ければ良いのか迷う心配もありません。

サイズによりますが、慣れてしまえば1人で設営を行うことも可能です。テントの設営にかかる時間や労力を少なくできるため、アウトドアアクティビティを楽しむ時間を長く取れるでしょう。

 

・風に強い

ワンポールテントは、テントを安定させるためにたくさんのペグを使用します。また、円錐形状が風をうまく受け流してくれるので、強風に強い点もメリットです。
すべてのワンポールテントが当てはまるわけではないですが、海沿いのキャンプ場などの強い風が吹きやすいシーンでも、安心して使用できます。

 

・テントサイトをおしゃれに見せられる

ドーム型やツールームテントといったタイプよりも、見た目がおしゃれなものが多く展開されているのも魅力です。テントサイトをおしゃれな雰囲気に仕上げることができ、女性や子どもからも高い人気を誇ります。

また、インナーテントを外してシェルターにしたり、インナーテントだけで蚊帳のように使ったりと、さまざまなアレンジを楽しめます。
好みや環境に応じてアレンジしやすいため、幅広い用途で活用できるでしょう。

 

■ワンポールテントの選び方のポイント

ワンポールテントの選び方のポイント

 

ワンポールテントと一口にいっても、サイズやデザインなどの異なるさまざまな商品が販売されています。キャンプ初心者の方だと、どれを選べば良いのかわからず悩んでしまうこともあるでしょう。
ここでは、ワンポールテントの選び方のポイントをご紹介します。

 

・サイズは大きめがおすすめ

1本のポールを軸にしてテントを立てるという構造上、ワンポールテントは天井に向かってすぼまった円錐形状をしています。また、テントの中心部分にポールを立てるため、小さいサイズだと中の空間が狭くなりがちで、使いにくさを感じる恐れもあります。

端や中央がデッドスペースになりやすく、前室がないタイプも多いため、少し大きめのテントを選ぶのがおすすめです。使用する人数+1~2人くらいのサイズを目安にすると、荷物を置くスペースも確保できて、圧迫感を感じにくくなります。

ただし、不必要に大きいものは収納サイズが大きく重量が増えるなど、持ち運びが難しくなる点に注意が必要です。

 

・耐水圧や耐熱性を確認する

テントを選ぶ際に重要なのが、耐水圧や生地の素材です。一般的には、テントは耐水圧1,500mm程度あれば問題ないといわれています。耐水圧の数値は商品スペックなどに記載されているので、事前に確認しておきましょう。

また、テントの近くで焚き火やバーベキューを行う際に、風で火の粉が舞うことも考えられます。テントに使われている生地が、耐熱性や難燃性に優れているかどうかも確認が必要です。テントに使われることが多い素材としては、ポリエステルやコットンが挙げられます。

ポリエステルは、耐水性や耐久性に優れ、重量も軽いのが特徴です。一方で、コットンは少し重たいものの、難燃性や吸湿性に優れています。火の粉が飛んでも穴があきにくい点が魅力です。
それぞれメリット・デメリットが異なるので、どのような用途で使用するのか踏まえて、必要な耐水圧や耐熱性を備えた商品を選びましょう。

 

・その他の機能も確認しよう

ワンポールテントの中には、前室やスカートを搭載している商品もあります。機能性に優れているかどうかを確認しておくと、より快適に過ごしやすいです。

特に、ワンポールテントは他のテントに比べて居住空間が狭くなりがちです。多めの荷物を持って行きたい方は、前室が備えられているタイプを選ぶことをおすすめします。
前室があるタイプは、使わない荷物や汚れたアイテムを置けるので、居住スペースを広めに取れて便利です。

また、スカートの有無の確認も重要です。スカートとは、フライシートから地面に向かって伸びている生地のことを指します。冷気を遮断したり、泥はねなどの汚れがテント内に入るのを防いだりできるので、快適に過ごしたい方はスカート付きタイプを選ぶと良いでしょう。

 

■ワンポールテントの設営方法

シンプルな構造で、設営もあまり難しくないワンポールテントですが、ペグをたくさん打ち込む必要もあるため、キャンプ初心者の方は戸惑ってしまうかもしれません。
慣れてしまえば簡単に設営できるようになるので、設営方法の手順やポイントを覚えておくと便利です。

【ワンポールテントの設営方法】
1.平坦で石や岩の少ない場所を選ぶ
ワンポールテントは、テントを立ち上げる際に多くのペグで固定します。設営後の移動が難しいので、しっかりと位置やレイアウトを考えましょう。傾斜のある場所はポールを立てにくいので、できるだけ平坦な場所を選ぶのがコツです。

2.テントを広げてペグで固定する
設営場所を決めたら、テントを広げます。この時、出入口の位置と向きをしっかり決めておきましょう。また、ペグを打つ順番も重要です。最初に入口側の2か所にペグを打ったら、次に対角にある場所のペグを打つようにします。しっかりとテントを伸ばした状態でペグを打つのがコツです。

3.メインポールを立てる
ペグダウンが終わったら、テントの中に入ってメインポールをセットします。最後に、ロープをしっかり伸ばしてペグを調整すれば完了です。

 

■ワンポールテントで快適なキャンプ生活を送ろう

ワンポールテントは、慣れてしまえば1人でも簡単に設営できます。おしゃれな見た目のものが多く、キャンプサイトの雰囲気を高められるのも魅力です。サイズによってはコンパクトに収納できるので、ソロキャンプなどの荷物を軽くしたいシーンでも使いやすいでしょう。
テントの種類に悩んでいた方は、ワンポールテントを活用してみてはいかがでしょうか。

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