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outdoor2022.11.17

今シーズンのアルペンは、本気度が違う!専門アドバイザーがいるウインターエキスパート店舗へLet’s go!

朝目覚めたときの空気の冷たさを感じるようになると「冬が近づいて来たな〜」なんて感じながら、スキーやスノーボードといったウインタースポーツモードへと気持ちも高まってきますよね。

毎年冬になるとワクワクする人も、お仕事や子育てでしばらく冬遊びから遠ざかっていた人も、今シーズンはいよいよデビューしたい!と思っている人も、まずはアルペングループの店舗に行ってみるべし!

それもそのはず、アルペングループは元々ウインター事業からスタートしていることもあり、豊富なギアやウェア、そして経験豊かなスタッフが揃っている、いわば「スキーやスノーボードのことならなんでも相談できる、総合ショップ」。現在は店舗を「ウインター取り扱い店舗」「ウインターエキスパート店舗」「バートン取り扱い店舗」の3つのカテゴリーに分け、展開しています。

特に今シーズンは、今まで以上にウインタースポーツに重点を置くという情報を聞き、さっそく「ウインターエキスパート店舗」のひとつである、アルペンアウトドアーズ柏店にお邪魔して来ました!


ウインターエキスパート店舗とは、スキー・スノーボードを本格的に楽しみたいお客様のニーズに応えるため、専門知識を持つアドバイザーが常駐しているお店です。

今回は、アドバイザー歴15年、全日本スキー連盟公認アルペンB級セッターであり埼玉県の強化指定選手のコーチも務める岡山希有次さんに店内を案内してもらいながら、ウインターエキスパート店舗の特徴を紹介していただきました。


――さっそくですが、ウインターエキスパート店舗ではどんな板を取り扱っていますか?

ウインターエキスパート店舗は2種類あり、基礎スキーをはじめとするオールラウンドの上級板まで取り扱う店舗と、さらにバックカントリーやサイドカントリー用の板も取り扱う店舗があります。全国のスポーツショップを見ても、これだけの数を揃えているショップはかなり少ないのではないでしょうか。


――例えば、専門店をいくつも訪ねなくても一気に見比べられるという?

もちろんです。有名メーカーはほぼ揃っていますし、何よりアドバイザーだけでなく山岳ガイド(※)も常駐しています。例えばバックカントリーを始めたいお客様であれば、ザックをはじめさまざまな装備も必要になってくるので、専門的なアドバイスができるスタッフがいるというのは安全に楽しむという意味でも頼りになる存在だと思います。

※アルペンアウトドアーズフラッグシップストア柏店・札幌発寒店のみ


――ユーザー層は、これまでよりもう一歩スキーの楽しみ方の幅を広げたいという方が多いですか?

最近はお子さんが大きくなって来たので一緒に滑りたいとか、お孫さんができたからまた滑りたいというような「カムバック層」のお客様も多い気がします。

そうすると、バックカントリー用の板は性能が良く軽いという特徴があるので、「長い距離を滑るわけではないのなら、体力的なことも考えて重い板よりは軽くて楽で、どんな雪質でも滑りやすい板がありますよ」とご提案させていただくこともあります。

あとは、若い方ですね。最近はサイドカントリーやバックカントリーにも挑戦してみたいという方が増えているので、1本持っていて損はない板だと思います。


――ブーツは、お客様の足を見てその場で提案から加工までできるそうですね。

ブーツも板と同様、トップクラスのものから初心者の方が滑れる低価格のブーツまでしっかり揃っていますから、幅広いお客様にご提案できるかたちになっております。

山に特化したブーツの特徴でもありますが、「ウォークモード」という、歩く時に楽なブーツを展開していることもあり、小さいお子様がいらっしゃる親御さんにはこちらのブーツもお勧めしていますね。普通ならスキーブーツを履くとロボットのようになりがちですが、すごく歩きやすくなるので、お子さんと一緒に雪遊びをされるときなどもかなり快適になると思います。


――雪遊びの環境と、板のラインナップに合わせてブーツもチョイスしてくれると。

もちろんです。ブーツの外側のシェルをオーブンに入れて焼く加工も増えてきていて、そういった加工も店内でさせていただいています。ブーツを履いてフィット感を高めるためにその場で加工ができますし、ブーツを履いたときに「ちょっとここが当たるな」と言う場合でも、店内で加工できるような機械もありますので、自分に合ったブーツをすぐその場でご提案できるのが強みです。


――ブーツ加工はウインターエキスパート店舗であればどこでもできますか?

はい、可能です。先ほども言いましたようにウインターエキスパート店舗であればアドバイザーがいるので、ブーツをその場でしっかりと見て合うものをすぐにチョイスできる、というのが通常のウインター取り扱い店舗とのいちばん大きな違いです。アドバイザーはブーツをほぼ全部テスト履きしていますから、お客様の足を見て「こういう足ならこのブーツが合うので試してみますか?」などスムーズにご提案ができます。これからスキーを始めたい方も気軽に相談して欲しいですね。


――ここ数年、注目度の高いインソールも充実していますか?

ブーツとインソールというのは、切っても切れない関係と言っても過言ではありません。お客様の中には「最初から入っているインソールじゃダメなの?」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、やはり疲れや怪我の防止にもなりますので、メリットとデメリットを説明して、インソールを決めていただいています。

ウインターエキスパート店舗ですとインソールの成型機も設置していますので、こちらもすぐに作ることができます。


――ウェアの種類も圧巻ですね。

ウインターエキスパート店舗では、大きく分けて2種類のウェアを展開しています。ひとつが、皆さんよくご存知の中綿タイプのものと、もうひとつは最近人気のある、シェルタイプのウェアです。


――ウインターエキスパート店舗で扱うウェアの共通点は何ですか?

「素材や機能にこだわったウェア」ということです。撥水性や通気性が良かったり、中綿の量も、値段を抑えたものですと温かさを確保するために増やしたりしますが、上質なウェアになると中綿自体に発熱性を持つものを採用しますので、薄くても保温性が高いという特徴があります。そのぶん動きやすくなるので、滑っていても違和感がなく快適になるというわけです。


――お値段は上がるけれど、それに見合うだけの快適性があるということですね。

そういうことになります。

また、シェルタイプのウェアは別途身体を保温するベースレイヤーやミッドレイヤーが必要になりますので、ウインターコーナーのブランドに限らず、山に登るときのブランドなど、いろんなものを上手く代用して組み合わせるご提案もしています。滑っているときに快適で動きやすいものが一番ですから。


――ジュニアコーナーも、大人に負けないくらいのラインナップですね。

ジュニアコーナーは2年前から強化しています。最近の傾向ですと、親御さんと同じようにお子さんにもブランドウェアを着せたいという志向が高まって来ていて、お値段はちょっと高くはなりますが、デザインはもちろん機能性や素材に関しては大人と同じ感覚で購入されています。

ジュニアのウェアですとサイズ調整ができるものも多く、丈の調整をすることで長く使っていただけるため、長い目で見たら、買い替え頻度を増やすよりもいいのかなと思いますね。


――小物はとてもカラフルで気分も上がりますね。

昔であればソックスといえば白か黒でしたが、今は派手な柄のソックスを選ぶお客様が増えてきています。デザインが豊富で、さらには機能性を高めたソックスも揃えてありますので、どれにしようか悩んでしまうかもしれませんね。

あとはSDGsも意識した、リサイクル素材を使用したアイテムにも力を入れています。「今までは普通に買っていたけれど、リサイクルマークが付いているからこっちの商品にしよう」などといった声もよく聞くようになり、お客様の意識も上がっていると思います。


――ヘルメットやゴーグルも、以前に比べたら普及して来ていますか?

そうですね。日本はまだヨーロッパのように「ヘルメットを被っていないとリフト券も買えないよ」というスキー場もあるほど当たり前の光景にはなっていない、と言うのが現状ですが、それでも以前に比べたら着用率は上がって来ています。

とはいえまだまだヘルメットを被ることに抵抗感を感じている人もいるので、そういった先入観を変えるためにも、デザインや形を一般の方に受け入れられやすいものにしたり、カラーもウェアに合わせやすいブラックやシルバーを重点的に取り入れたりというような工夫もしながら仕入れています。


――ブーツ加工のほかに、ウインターエキスパート店舗で可能な加工はありますか?

さきほど紹介した、ブーツのシェル出し・シェル削りといったシェルフィットやブーツの熱成型、インソール成型のほかに、金具の取り付けやワックス加工、チューンナップはどのウインターエキスパート店舗でも可能です。

アドバイザーは皆、自身が使う道具でもあったりするので、必ずシーズン前にはセミナーを受けますし、加工技術も日々磨いています。お客さまからも指名で僕宛にワックス加工をお願いしたい、なんて依頼もいただくこともあるくらいです。

アドバイザーの接客というのは、結構敷居が高いと思われがちですが、実は全く逆で、アドバイザーにどんどん相談した方が間違いないですし、何より楽しくお買い物ができると思います。

ウインターエキスパート店舗なら、アドバイザー以外にも専門知識を有したスタッフが在籍していますので、まずは気軽に声をかけて欲しいですね。


――今シーズンからのアルペングループは本気度が違うとのことですが、最後に意気込みをお聞かせください。

私たちアドバイザーが在籍しているウインターエキスパート店舗はもちろんのこと、ウインター取り扱い店舗スタッフを含め、全員がこれまで以上に「お客様にもう一歩踏み込んだサービスをしていきたい」という想いがありました。

そこで、お客様にもっと深くアドバイスできるよう知識を磨くべく、各店舗で扱う板を従業員向けに「体験会」という形で、低価格帯の板から上級板まですべて、全員が体感できる社内イベントが開催されることになりました。今までももちろん試乗会はありましたが、エリアごと且つ一部の板の試乗しかできなかったため、どうしても低価格帯の板は試乗から外されてしまっていた背景もあり、あらゆる板に乗れるというのは本当に画期的なことだと思っています。それくらい、今シーズンのアルペングループは本気だということを感じましたね。

少子高齢化や温暖化でウインター市場は縮小傾向にあると言われていますが、あえてそこに挑むことで、ウインタースポーツを楽しむ人が増えてくれたらと、私たちも力が入っています! ぜひ、ゲレンデや山に行く前も行った後も、まずはアルペングループの各店舗に遊びに来てほしいと思います。
 


■Alpen Group SKI&SNOWBOARDサイト

https://store.alpen-group.jp/campaign/sportsdepo_alpen/category/winter/ski-snowboard/

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