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outdoor2023.02.02

ソロキャンプで焚き火を楽しむためのポイントとは? 焚き火台の選び方をチェックしよう

火を眺めながらのんびりと過ごす「焚き火」は、キャンプの醍醐味のひとつです。
しかし、キャンプ場で焚き火を行うには、焚き火台を用意する必要があります。持って行ける荷物が限られるソロキャンプでは、焚き火を諦めている方もいらっしゃるかもしれません。
ソロキャンプで焚き火を楽しみたい場合は、ソロキャンプに適した焚き火台を用意してみてはいかがでしょうか。
ここでは、ソロキャンプ用の焚き火台の選び方や、焚き火を楽しむためのポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■焚き火を楽しみたいなら焚き火台が必須

■ソロキャンプ用の焚き火台のポイント

・軽量でコンパクトなものがおすすめ

・調理もしやすいと便利

・オプションも確認しよう

■ソロキャンプで焚き火を楽しむコツ

・複数の薪を使い分ける

・こまめに薪をくべる

・焚き火台用のシートも用意しておこう

■焚き火でソロキャンプ時間を充実させよう

 

■焚き火を楽しみたいなら焚き火台が必須

近年は、地面の上で直接焚き火を行う「直火」を、環境や安全面への配慮、マナーの悪化といった問題から多くのキャンプ場が禁止しています。直火を許可しているキャンプ場もありますが、基本的には焚き火を行う際は焚き火台が必要です。

また、焚き火台の多くは、空気の通り道が作れてしっかりと薪を燃やしたり、後始末を簡単にできたりする作りになっています。商品によっては、調理器具として使うことも可能です。
燃焼時間や火の大きさをコントロールしやすいので、焚き火を楽しみたい方は、焚き火台を用意しておくのがおすすめです。

 

■ソロキャンプ用の焚き火台のポイント

ソロキャンプ用の焚き火台のポイント

 

ソロキャンプでは持って行ける荷物が限られやすいので、焚き火台はどうしても後回しになりがちです。荷物の軽量化を目的に、焚き火台を持って行かない方も多いでしょう。
ソロキャンプでも焚き火を楽しみたい場合は、ソロキャンプに適した焚き火台を用意することが大切です。
選び方のポイントとして、以下の3点を押さえておきましょう。

 

・軽量でコンパクトなものがおすすめ

ソロキャンプ用のギアは、軽くコンパクトに持ち運べるものを選ぶのが基本です。焚き火台も、軽量でコンパクトに収納できるものを選ぶようにしましょう。
パーツを分解して収納できる組み立て式や、コンパクトにたためる折りたたみ式の焚き火台は、収納性に優れていて、ソロキャンプシーンに最適です。

具体的な重量は商品によって大きく異なりますが、1kgにも満たない軽量モデルも増えています。他のアイテムの重量も踏まえて、焚き火台の重さや大きさを決めると良いでしょう。
車やバイクでキャンプ場に行く場合は問題ありませんが、歩いて移動したり、登山やハイキングも楽しんだりする場合は、できるだけ軽い焚き火台を選ぶことをおすすめします。

 

・調理もしやすいと便利

食材を焼ける焼き網や、調理器具を置ける五徳が付いているかどうかを確認しておきましょう。
焚き火台には、上に調理器具や食材を置いて、調理に使えるタイプも多いです。調理に使いやすい焚き火台なら、調理用のアイテムを別に用意したり、改めて火を起こしたりする必要がありません。
手間だけでなく、持ち物を減らすことにもつながり便利です。

焼き網や五徳が付属していない場合も、別売りで用意されている場合があります。焚き火台に使える焼き網や五徳があるかどうかも確認しておくと安心です。

また、ダッチオーブンのような重量のある調理器具を使いたい場合は、耐荷重と商品の安定感も忘れずに確認してください。耐荷重が軽い焚き火台だと、調理器具の重さに耐えられず破損したり、転倒したりする恐れがあります。

 

・オプションも確認しよう

商品によっては、使いやすい工夫やオプションが搭載されていることもあります。本体のサイズや形状に加えて、機能性とオプションも確認しておくと便利です。
例えば、ロストル(耐久性に優れた金属製の網)が付いている焚き火台なら、空気の通り道を作ることで燃焼効率が上がり、火起こしを行いやすくなります。灰の受け皿を搭載していて後片付けが簡単なタイプや、ウィンドスクリーン(風防)が使えるタイプもおすすめです。

用途やキャンプスタイルに応じて、どのようなオプションがあると便利かを考えると、より焚き火台を有効活用できます。

 

■ソロキャンプで焚き火を楽しむコツ

ソロキャンプで焚き火を楽しむコツ

 

ソロキャンプで焚き火を行う際は、グループキャンプよりもコンパクトな焚き火台を使ったり、後片付けを1人で行ったりすることになります。ソロキャンプの焚き火ならではのコツも知っておくことが大切です。
ソロキャンプで焚き火を楽しむためのコツを、3つご紹介します。

 

・複数の薪を使い分ける

焚き火の際に使う薪は、大きく針葉樹と広葉樹の2種類に分けられます。それぞれ燃えやすさや燃焼時間などが異なるので、特徴に応じて使い分けるのがポイントです。
それぞれの簡単な特徴は、以下の通りです。

【針葉樹の特徴】
樹種にもよりますが、基本的には油分を多く含んでいて、火がつきやすいのが特徴です。燃えやすい分、燃焼時間は短めで、煙やススは出やすい傾向にあります。
スギやマツ、ヒノキなどが代表的な針葉樹の一例です。

【広葉樹の特徴】
針葉樹とは異なり、着火しにくいものの燃焼時間は長いです。煙やススも出にくいので、焚き火を長時間行ったり、料理を作ったりする際に適しています。
クヌギやサクラ、ナラ、カシなどが代表的な広葉樹として挙げられます。

基本的には、最初に燃えやすい針葉樹で火を起こしてから、徐々に火がつきにくい広葉樹に切り替えるのがおすすめです。

⇒薪を探す

 

・こまめに薪をくべる

コンパクトな焚き火台は、持ち運びしやすさに優れる反面、一度に入れられる薪の量は少なくなります。長時間焚き火を楽しんだり、調理をしたりする際は、こまめに薪をくべるようにしましょう。
また、大きめの薪は焚き火台に入りきらない可能性があります。火のついた状態で地面に落ちてしまう恐れがあるため、必要に応じて薪を小さめに切っておくことも大切です。

こまめに薪をくべたり、小さく切ったりする手間を省きたい方は、幅がある焚き火台を用意しておくのがおすすめです。
大きめの薪もくべることができるので、のんびりと焚き火を楽しみやすくなります。

 

・焚き火台用のシートも用意しておこう

ソロキャンプに適したコンパクトな焚き火台は、火床と地面の距離が近い場合が多いです。自然環境を守ったり、火災を防いだりするために、焚き火シート(スパッタシート)も用意しておきましょう。
焚き火シートがあれば、自然へのダメージを抑えながら、安全に焚き火を楽しめるようになります。
また、焚き火シートを敷いておけば、灰や燃え残った木くずはシートの上に落ちます。後片付けの手間が減るのもメリットです。

焚き火シートの選び方のポイントは、「少し大きめのサイズを選ぶこと」です。焚き火台の大きさに対して、4倍ほどの面積があるシートを選ぶと、火の粉や灰が地面に当たるのを防ぎやすくなります。

⇒焚き火シートを探す

 

■焚き火でソロキャンプ時間を充実させよう

荷物を減らしたいソロキャンプの際に、焚き火台は持って行かないという方は多いかもしれません。
しかし、コンパクトな焚き火台を用意しておけば、あまり荷物の重量を変えることなく、焚き火を楽しめるようになります。料理にも使えるタイプなら、結果として荷物を減らせる可能性もあるでしょう。

荷物の問題で焚き火を諦めていたというソロキャンパーの方は、コンパクトな焚き火台を用意して、ソロキャンプの時間を充実させてみてはいかがでしょうか。

⇒焚き火台を探す

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