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outdoor2023.06.22

車とタープでくつろげる空間を作ろう! タープの選び方や連結させる方法とは

車で乗り入れできるオートキャンプ場でキャンプをしたり、車中泊を行ったりと、車を活用してアウトドアを楽しんでいる方は多いでしょう。
キャンプシーンでは、テントとタープを連結して設営するのが一般的ですが、車とタープを連結する方法でも、アウトドアをより快適に楽しめるようになります。しかし、具体的にどのように車とタープを連結させれば良いのでしょうか。
ここでは、車とタープを連結させるメリットやデメリット、タープの選び方に加えて、連結させる具体的な方法もご紹介します。

 

【目次】

■車とタープを連結させるメリット

・設営や撤収が簡単

・悪天候にも対応できる

■車と連結するデメリット

■車と連結するタープの選び方

・タープの種類

・サイズ

・耐水圧

■車とタープを連結させる方法

■車とタープを連結させて快適なアウトドアを満喫しよう

 

■車とタープを連結させるメリット

車とタープを連結させるメリット

 

通常はテントと組み合わせて使うことが多いタープですが、車のすぐ横に設営したり、連結させたりすることで、さまざまなメリットを得ることができます。
車とタープを連結する主なメリットは、以下の2つです。

 

・設営や撤収が簡単

車体の側面や背面を利用してタープの一部を固定するので、片側はペグ打ちを行う必要がありません。普通にタープを組み立てるよりも、設営や撤収を簡単に行うことができます。
重量のある自動車に取り付ける場合は、安定感に優れている点もメリットです。

また、車に取り付ける専用の「カーサイドタープ」ではなく、一般的なタープを車に取り付けることもできます。レイアウトの幅を広げられる点も、メリットといえるでしょう。

 

・悪天候にも対応できる

タープが雨や風を防いでくれるので、悪天候の日も快適に過ごしやすい点も、車とタープを連結するメリットです。設営や撤収作業も簡単に行えるので、急な雨に降られても安心です。

また、激しい雨が降っても車の入り口とタープを連結させておけば、屋根がある空間内で作業が完了します。体や荷物が濡れることなく、車内に避難したり荷物を積んだりすることが可能です。

 

■車と連結するデメリット

車とタープを連結するのはメリットが多いものの、デメリットがないわけではありません。
例えば、車の横にタープを固定するレイアウトになるため、設営後は車を動かすのが難しくなります。買い出しやレイアウトの変更などで車を動かしたい時に、タープを動かす手間がかかってしまいます。

また、キャンプサイトに車で乗り入れることが禁止されているキャンプ場の場合は、車とタープを連結することができません。車で乗り入れできるオートキャンプ場だとしても、設営には広めのスペースを確保する必要があります。
車とタープを活用してレイアウトを組みたい場合は、事前にキャンプサイトのルールや広さなどの確認をしておきましょう。

 

■車と連結するタープの選び方

車と連結するタープの選び方

 

車とタープを連結させたい場合は、どのような種類のタープを選べば良いのでしょうか。タープの選び方やポイントとしては、以下の点が挙げられます。

 

・タープの種類

タープと一口にいっても、形状の異なるさまざまな商品が販売されています。デイキャンプで使いたい、車中泊をより快適にしたいなど、使用するシーンや目的に応じて適した種類を選ぶことが大切です。

例えば、デイキャンプやテント泊を伴うキャンプの場合は、六角形のヘキサタープや長方形のレクタタープが適しています。どちらも解放感を出しやすく、設営も比較的簡単に行えます。幅広い車種に対応していて、張り方をアレンジしやすい点もメリットのひとつです。

一方で、車中泊をメインに楽しみたい場合は、シェルター(スクリーンテント)のようにサイドウォールが付いているタープがおすすめです。周囲に壁があるので雨風や視線を防ぎやすく、テントに近い感覚で使うことができます。
対応車種が限られる場合もありますが、タープ内をプライベートなリビングスペースとして使えるので、快適に車中泊を行うことが可能です。

 

・サイズ

タープの種類だけでなく、サイズも確認しておきましょう。必要なサイズは、使用する人数や車の大きさによって異なります。商品の説明欄に使用人数の目安が記載されていることも多いので、選ぶ際の参考にするのもおすすめです。

大きめのアウトドアテーブルやキッチンテーブルなどを設置したい場合は、少し余裕のあるサイズを選ぶと、快適に使いやすくなります。
ただし、必要以上に大きすぎるタープを選ぶと持ち運びや収納、設営作業などに手間がかかるので注意が必要です。

また、車と連結させるのが前提で作られているカーサイドタープの場合は、ミニバンやSUVなど、対応車種が決まっている場合があります。車種やサイズに合わせて選ばないと、スペースが確保できない可能性もあるため、確認しておきましょう。

 

・耐水圧

雨風を確実に防ぐためには、タープの「耐水圧」の確認も必要です。耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧に対して耐えられるかを示す数値のことです。数値が高いほど大雨の日でも対応しやすくなります。目安としては、耐水圧が300mmで小雨、10,000mmで大雨に対応可能です。

雨が降っていても快適にキャンプを楽しみたい場合は、耐水圧が高いタープを選ぶと良いでしょう。
ただし、耐水圧が高いほど通気性は落ちる傾向にあります。四方が生地で囲まれたシェルタータイプのタープを選ぶ際は、通気性も確認しておくと安心です。

 

■車とタープを連結させる方法

車とタープを連結させる方法は、吸盤を使う方法と、フックやカラビナを引っかける方法の2種類に大きく分けられます。それぞれのポイントは、以下の通りです。

【吸盤を使う方法】
車体の上部にフックが付いた吸盤を貼り付けて、タープを固定する方法です。片側はフックをタープの輪に引っかけるだけなので、設営の手間がかかりません。吸盤はあらかじめ取り付けておいたり、取り付け位置に目印を設けたりすると、より設営時間を短縮できます。

吸盤を使ってタープを連結させる際は、車体のゴミや汚れは事前に取り除き、吸盤が外れないようにしましょう。サイズの大きなタープを取り付ける場合は、取り付ける力が強い吸盤を用意したり、マグネットと組み合わせたりすると安心です。

【フックやカラビナを引っかける方法】
車にレインガーター(雨どい)が付いている場合は、フックやカラビナを引っかけてタープと連結させることが可能です。吸盤を使う方法よりも簡単で、強力に固定することができます。
ただし、レインガーターがないタイプの車だと設営できない点に注意が必要です。

どのような方法で車とタープを連結する場合も、しっかりとタープを張って、地面側のロープはペグ打ちを行うことが重要です。

 

■車とタープを連結させて快適なアウトドアを満喫しよう

車とタープを連結させるレイアウトを活用すれば、雨に濡れる心配を減らせます。悪天候の日でも外に出るシーンが減るので、より快適にキャンプを楽しむことができるでしょう。
四方に壁面が設けられているタープを活用すれば、視線を遮りながら車中泊を行うことも可能です。

ただし、キャンプ場によっては車で乗り入れできない可能性もあります。車の乗り入れができるか、十分なスペースを確保できるキャンプサイトかどうかなどは、事前に確認しておくことが重要です。

手持ちの車をよりアウトドアに活用したいと考えている方は、車とタープを連結させてみてはいかがでしょうか。

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