フリーワード検索

outdoor2023.08.24

快眠のために覚えておこう! キャンプで寝るときのコツとルール

都市部では見られない星空を眺めたり、焚き火を囲んだり、キャンプ場の夜は非日常的なアクティビティで満ちています。キャンプを目いっぱい楽しむために、テント泊にチャレンジしたいと考えている初心者キャンパーもいらっしゃるでしょう。
しかし、地面の硬さが気になる、冷えや熱気で寝苦しいなど、テント泊で快眠するにはコツが要ります。キャンプ場で寝るときは、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ここでは、テントで快適に寝るためのテクニックや、寝るときに注意したいルールやマナーをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプで快適に寝るためのコツ4選

・凹凸がある場所にテントを張らない

・グランドシートやテントマットを敷く

・ピローを用意する

・季節に応じてアイテムを使い分ける

■キャンプ場で注意したい寝るときのルール

・ごみをしっかり片付ける

・荷物はしまっておく

・焚き火は完全に消火しよう

■キャンプでの快眠は万全に準備しておくのがコツ!

 

■キャンプで快適に寝るためのコツ4選

キャンプで快適に寝るためのコツ4選

 

睡眠の質を高めるには、寝床作りのテクニックを知っておく必要があります。キャンプで快適に寝るためのコツをご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・凹凸がある場所にテントを張らない

快適な寝床作りは、テントを張る場所選びから始まります。地面に凹凸がある場所や、傾斜がきつい場所にテントを設営すると、快適に眠ることはできません。
地面ができるだけ水平で、切り株などのない場所にテントを張るのがポイントです。テントの底面の傷つきを防ぐことにもつながるので、小石や枝といった異物は設営前に取り除いておきましょう。

平坦な場所であっても、崖の下や川の中州、大きな木の下、周りよりも低い窪地にテントを張るのは避けてください。落石や落雷に巻き込まれる、大きな水滴の落ちる音で眠れないといったトラブルにつながる可能性があります。

また、キャンプ場は都市部より明かりが少なく、夜になると周囲が非常に暗くなります。身動きが取りにくくなるので、明るい間にテントの設営を済ませることも大切です。

 

・グランドシートやテントマットを敷く

地面からの熱や湿気を防いだり、テントの生地を保護したりするために、グランドシートも敷いておきましょう。はみ出した部分に雨水がたまってしまうので、テントの底面より少し小さめのグランドシートを敷くことがポイントです。
サイズが大きいグランドシートは、端を内側に折りたたむとサイズを調整できます。

また、グランドシートだけでなく、テントマットやキャンプマットなども併用して、シートを複数枚重ねるのがおすすめです。地面の凹凸感や、底冷えを軽減できます。

⇒グランドシートを探す

⇒マットを探す

 

・ピローを用意する

キャンプ場でなかなか寝付けない方は、ピロー(枕)を用意するのもおすすめです。丸めたタオルケットや、衣類を詰めたシュラフの収納袋で代用するよりも、快適に眠りやすくなります。

アウトドア用のピローは、軽量でコンパクトに収納できるものが多く販売されています。持ち運びしやすく、車中泊や旅行などでも使えるので、1つ用意しておくと便利です。

⇒ピローを探す

 

・季節に応じてアイテムを使い分ける

季節によって、キャンプ場の環境は大きく変わります。季節ごとにアイテムを使い分けることも大切です。
例えば、気温が高くなる夏場は、アウトドア用の簡易ベッドである「コット」を用意して地面との距離を取ったり、接触冷感効果のあるシートを使ったりすると、快適に眠りやすくなります。

冬キャンプでは、シートやマットを複数枚重ねて、地面からの冷えを防ぐのが効果的です。シュラフの中に湯たんぽやカイロを入れる、ブランケットを多めにかける、ポータブル電源を用意して電気毛布を使うなどの対策を行うのも良いでしょう。

⇒ベッド・コットを探す

 

■キャンプ場で注意したい寝るときのルール

キャンプ場で注意したい寝るときのルール

 

自宅と異なり、キャンプは自然の中で寝泊まりすることになります。動物や盗難、火事などから身を守るために、ルールやマナーを徹底することが重要です。
キャンプ場で寝るときに注意したい、基本的なルールやマナーをご紹介します。

 

・ごみをしっかり片付ける

一般的なキャンプ場は、山間部や海沿いなど、都市部から離れた自然豊かな場所にあります。地域によっては、リスやタヌキ、猫といった小さな動物だけでなく、イノシシやクマといった大型の野生動物に遭遇する恐れもあるでしょう。季節によっては、虫に悩まされることも考えられます。

動物や虫が寄ってくるのを防ぐために、残った食材やごみはきれいに片付けることが大切です。食材はクーラーボックスにしまう、ごみは袋を縛って密閉するなど、匂いが漏れないようにするのがポイントです。
キャンプ場にごみ捨て場がなかったり、施錠されていたりした際は、テントの前室や自動車の中にごみを入れて保管してください。

また、日が落ちると周囲が見えにくくなったり、炊事場が混み合ったりして、片付けに時間がかかる可能性があります。早めに片付けを開始するのがおすすめです。

 

・荷物はしまっておく

キャンプ場で、盗難被害に遭う恐れも捨てきれません。盗難を防ぐために、荷物は寝る前にしまっておきましょう。財布などの貴重品は、必ずテント内か自動車に入れて保管してください。自動車のドアを施錠することも重要です。

特に、高価なキャンプ用品や持ち運びしやすい小物類は、盗難被害に遭うリスクが高くなります。サイト内を片付けてきれいにしておく、使わないアイテムは人から見えにくい場所に移動する、ブランケットで目隠ししておくなど、高い防犯意識を持つことが大切です。

また、雨や夜露でキャンプ用品が濡れてしまうこともあります。衣類や薪、チェアーなど、濡れると困るアイテムもテント内に移しておきましょう。

 

・焚き火は完全に消火しよう

焚き火やバーベキューなど、火を使ったアクティビティを楽しんだ方は、寝る前に消火を済ませることも重要です。キャンプサイトには、テントやタープといった可燃性のアイテムが多いため、火事につながる恐れがあります。
風の強い日は、火の粉が周囲に飛んで、他のキャンパーの迷惑になる可能性も捨てきれません。

火が完全に消えるまでには、長い時間がかかります。就寝の1~2時間前になったら新しい薪を追加するのはやめて、薪の量を調整してください。
消火にかかる時間を短くしたいときは、火消し壺を用意しておくと便利です。

また、時間がないからといって、燃えている薪に直接水をかけるのは厳禁です。発生した水蒸気によるやけどや、焚き火台の破損につながります。
どうしても時間が足りないときは、水をかけるのではなく、たっぷりと水を入れたバケツに薪を1本ずつつけて消火しましょう。
火が消えたように見えても、芯の部分が熱を帯びている可能性があります。時間をかけて、木に水を完全に染み込ませるのがポイントです。

 

■キャンプでの快眠は万全に準備しておくのがコツ!

キャンプ場は、自宅とは大きく環境が異なります。非日常を楽しめる一方で、普段とは異なる環境で寝付けなかったり、動物が寄って来て怖い思いをしたりすることもあるでしょう。
事前に準備を済ませておくことが、キャンプ場で快眠するコツです。
これからキャンプを始めようと考えている方や、キャンプ場で眠れなかった経験のある方は、ご紹介した内容を参考にしてみてください。

⇒アウトドア・トレッキング用品はこちら

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索