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outdoor2023.12.14

スキーでサングラスはなぜ必要? 選び方のポイント

スキーのようなウィンタースポーツを楽しむ時は、安全のために視界を確保する必要があります。雪山で視界を確保するには、サングラスを用意しておくと便利です。
ここでは、サングラスを着用するメリットや、スキー用のサングラスの選び方をご紹介します。

 

【目次】

■スキー場でサングラスが必要な理由

■スキーに適したサングラスの特徴

・紫外線透過率が低い

・偏光機能を備えている

・フィット感が良い

・レンズの色は天候に合わせよう

■ゲレンデではサングラスを着けて目を守ろう

 

■スキー場でサングラスが必要な理由

一面が雪に覆われたスキー場(ゲレンデ)は、雪面の反射光や標高の高さなどが理由で、都市部よりも紫外線が強いです。街中のアスファルトは太陽光を10%しか反射しないのに対して、雪は80%ほど反射するともいわれています。

紫外線は、目の角膜を傷つける原因のひとつです。何も対策せずにスキーを楽しんだ結果、雪目(雪眼炎)になる恐れもあります。目を紫外線から守るために、スキー場ではサングラスをかけることが大切です。

また、サングラスをかけていないと、風や雪、日差しの影響で視界が奪われることもあります。周囲の人とぶつかったり、ゴミなどの異物が目に当たったりして、けがをする恐れも捨てきれません。
視界を確保して安全に滑るためにも、サングラスは必ず用意しておきたいアイテムのひとつです。

 

■スキーに適したサングラスの特徴

スキーに適したサングラスの特徴

サングラスはファッション性が高いものから高機能なものまで、さまざまな商品が売られています。スキーには、どのようなサングラスが適しているのでしょうか。
ここからは、スキーに適したサングラスの選び方をご紹介します。

 

・紫外線透過率が低い

前述のとおり、ゲレンデは反射光や標高の影響で、都市部よりも紫外線が強いです。紫外線をしっかり防げるサングラスを用意する必要があります。

サングラスを購入する前に、紫外線がどれぐらい通るのかを示す「紫外線透過率」を確認しておきましょう。紫外線透過率の数字が低くなるほど、紫外線の影響を抑えられます。「UVカット率」と記載されている場合は、数字が高いほど紫外線を防ぐことが可能です。

また、紫外線透過率・UVカット率に加えて、レンズがどれくらい光を通すのかを示す「可視光線透過率」も確認してください。可視光線透過率の数字が低いほどまぶしさを抑えられますが、視界が暗くなってしまいます。

天候や時間などにも左右されますが、透過率が30~50%前後のサングラスだと幅広いシーンで使えて便利です。ナイターや薄暗い天気の中でスキーを滑る時に備えて、透過率が高めのサングラスを用意するのも良いでしょう。

 

・偏光機能を備えている

ゲレンデは、空だけでなく雪面からの反射光の影響も受けます。太陽光のまぶしさで視界が遮られると、事故につながる恐れがあり危険です。

クリアな視界を確保するために、スキー用のサングラスは「偏光レンズ」を備えた商品を選ぶことをおすすめします。偏光レンズとは、偏光膜というフィルターを2枚のレンズで挟んだ構造になっているレンズのことです。
偏光膜が紫外線や反射光を遮り、一方向から入ってくる光だけ通します。

偏光機能を備えたサングラスは必要な可視光線だけを通すため、紫外線や反射光の影響を防ぎながら、クリアな視界を確保することが可能です。ゲレンデの状況をしっかりと把握できるため、スキーを安全・快適に楽しめます。

 

・フィット感が良い

スキーで滑っている最中にサングラスがずれたり、落ちたりすると、煩わしさを感じる原因になります。フィット感に優れたサングラスを選ぶことも大切です。
フィット感を重視したい方は、顔に沿ってフレームがカーブしているサングラスを選ぶと良いでしょう。通常のサングラスよりもレンズが広いため、視界を確保しやすいうえに、雪が顔に当たるのを防ぐこともできます。

また、フレームの形状次第では、スキー以外のシーンで着用することも可能です。ファッション性を重視する方は、自分の服装に適したデザインのサングラスを選びましょう。

デザイン面以外では、機能性も確認する必要があります。
例えば、視力が悪く眼鏡をかけているという方は、度付きのサングラスや、インナーフレーム対応のサングラスを選ぶこともポイントです。

 

・レンズの色は天候に合わせよう

レンズの色は、サングラスのデザインや見え方に影響する重要な要素です。
さまざまなシーンで使えるサングラスを探している方は、明るい視界を確保しながらまぶしさを抑えられる、オレンジ系やピンク系のレンズがおすすめです。コントラストが強いので、ゲレンデの凹凸なども確認できます。

ナイターや悪天候の日にスキーを楽しみたい方は、オレンジよりも視界を確保しやすいイエロー系のレンズを選ぶのも良いでしょう。
日差しが厳しい晴天の時は、まぶしさを軽減できる寒色系やミラー系のレンズが適しています。

ただし、視界が悪くなりやすいので、寒色系やミラー系のレンズは薄暗い時間帯に使用できません。
天候や使用する時間帯に合わせて、レンズの色を決めましょう。

 

■ゲレンデではサングラスを着けて目を守ろう

目を紫外線から守ったり、日差しや異物で視界が遮られたりするのを防ぐために、スキーの最中はサングラスを着用することが大切です。
デザイン性の高いサングラスならスキー以外の用途でも使えます。さまざまなシーンで着用できて、汎用性に優れているのが魅力です。
ゲレンデではサングラスで目を守って、安全にスキーを楽しんでください。

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