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outdoor2024.10.24

キャンプでもアウトドアブーツは使える! 最適なブーツの選び方

屋外での活動がメインになるキャンプシーンでは、足元の悪い場所で行動することも考えられます。足場が悪い道も安全に歩いたり、急な雨で靴がぬれるのを防いだりして、キャンプを快適に楽しみたい時は、アウトドアブーツを用意してみてはいかがでしょうか。
ここでは、キャンプシーンで使いやすいアウトドアブーツの種類や、選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■キャンプで使えるアウトドアブーツの種類

・トレッキングブーツ

・レインブーツ

・スノーブーツ

■キャンプ用のアウトドアブーツの選び方

・使われている素材

・防水性や防寒性

・グリップ力の高さ

・クッション性も重要

■アウトドアブーツで快適にキャンプを楽しもう

 

■キャンプで使えるアウトドアブーツの種類

キャンプで使えるアウトドアブーツの種類

 

アウトドアブーツと一口にいっても、用途や機能性は種類ごとに異なります。キャンプ場で快適に過ごすには、どのようなシーンで使用するのかを想定して、靴の種類を決めることが大切です。
代表的なアウトドアブーツの種類と特徴をご紹介するので、靴選びの参考にしてみてください。

 

・トレッキングブーツ

トレッキングブーツ(トレッキングシューズ)は、山歩きを想定して作られたアウトドア用の靴です。グリップ力に優れた靴底(ソール)や、反り上がったつま先の形状、高い防水性能など、舗装されていない山道や岩場を長時間歩いても、足に負担がかかりにくい設計となっています。
キャンプ場に向かう途中で山道を歩く、キャンプと同時に山登りやトレッキングも楽しみたいという方は、トレッキングブーツを用意しておくと安心です。

また、トレッキングブーツとスニーカーの中間にあたるハイキングシューズを用意するのも良いでしょう。岩場などがある本格的な山登りには向きませんが、一般的なキャンプ場であればハイキングシューズでも問題なく過ごせます。

 

・レインブーツ

多くのキャンプ場がある山間部は、天気が変わりやすいものです。少し前まで晴れていたものの、キャンプ中に天気が急変して雨に降られてしまうことも考えられます。
靴がぬれると不快感を覚えるだけでなく、体温の低下などにつながる恐れもあり危険です。

雨で足元がぬれてしまうのを防ぐために、レインブーツも用意しておくことをおすすめします。ゴム素材で作られているものが多く、一般的なシューズよりも防水性に優れているのが特徴です。

レインブーツを履いていれば、ぬかるんでいたり、水たまりができたりしている場所でも、汚れや水ぬれを気にすることなく過ごせます。グリップ力に優れているので、ぬれて滑りやすくなった路面を安全に歩くことができる点もメリットです。

特に、川辺や湖、海沿いでのアウトドアは天気が良い日でも靴がぬれる可能性があります。周囲に水場が多いキャンプ場に行く時は、レインブーツを用意しておくと安心です。
近年はおしゃれなデザインのレインブーツも増えており、雨の日に普段使いすることもできます。

 

・スノーブーツ

一般的な靴よりも中綿が多めに使われていて、防水性や防寒性に優れているのがスノーブーツの特徴です。気温が低く寒い季節でも、足元が冷えるのを防ぐことができます。

雪が降り積もったシーンでの使用を想定して作られているため、レインブーツと同様に靴底のグリップ力が高い点も特徴です。凍って滑りやすくなった路面でも、転倒のリスクを減らせます。

冬場にキャンプなどのアウトドアを行う際は、1足用意しておくと役立つでしょう。
また、スキーやスノーボードといったウィンタースポーツを楽しんだり、雪が多い地域に旅行に行ったりする時も活用できて便利です。

 

■キャンプ用のアウトドアブーツの選び方

キャンプ用のアウトドアブーツの選び方

 

キャンプ用にアウトドアブーツを用意する際は、自分の足に合うサイズのブーツを選ぶのが基本です。サイズが合わないブーツだと、けがなどのトラブルにつながる恐れがあります。
ただし、サイズが合っていたとしても、性能によっては使いにくさを覚えることもあるでしょう。
種類やサイズ以外には、以下の点を確認しておくと安心です。

 

・使われている素材

アウトドアブーツは、使われている素材によって性能が大きく変わります。ブーツの主な素材と、それぞれの特徴は、以下のとおりです。

【レザー(革)】
おしゃれなデザインの商品が多く、さまざまなコーディネートに合わせやすいのがレザー製のアウトドアブーツの魅力です。天然皮革の場合は、お手入れすれば経年変化を楽しむこともできます。

【ゴム】
ゴム素材は、主にレインブーツで使用されています。リーズナブルながら防水性に優れているため、水ぬれが気になるシーンにおすすめです。

【ゴアテックス】
防水性や透湿性(水蒸気を外に逃がす性質)に優れていて、蒸れを防げるのがゴアテックス素材の特徴です。晴れている日はもちろん、雨や雪の日でも使うことができます。

また、冬場のキャンプシーンには、裏地に中綿が使われていて、保温性に優れているブーツを用意するのもおすすめです。足先の冷えを防ぐことができるため、快適に過ごすことができます。

 

・防水性や防寒性

キャンプをはじめ、アウトドアシーンでは急な雨に見舞われることも多いです。靴の中に水が染み込むと、体が冷えて低体温症に陥る可能性もあります。
キャンプ用には、防水性に優れているアウトドアブーツを用意することが大切です。

また、通気性や保温性も確認しておきましょう。気温が高い時期はたくさん汗をかくため、靴の中が蒸れやすいです。通気性に優れているブーツを用意すれば、靴内が蒸れるのを防ぎやすくなります。
気温が低い冬場は、保温性や防寒性に優れた靴を着用すると、体温の低下を防げて快適です。

 

・グリップ力の高さ

前日に雨が降って地面がぬれているなど、キャンプシーンでは悪路を歩くことも考えられます。雨や雪で路面状況が悪い日は、滑って転倒しないように注意が必要です。アウトドアブーツを選ぶ時は、ソールのグリップ力の高さもチェックしておきましょう。
特に、ラバー素材のものや、スパイクがついているものなどは、滑りやすい路面でもグリップ力を発揮しやすい傾向にあります。

 

・クッション性も重要

整備されていない道をスニーカーで歩くと、足が痛くなったり、すぐに疲れたりする恐れがあります。クッション性に優れており、悪路でも歩きやすいブーツを用意しましょう。
ソールが厚めのものや、衝撃を吸収する素材を使用しているものは、長時間歩いても足に負担がかかりにくく、アウトドアシーンでも快適に使えます。

 

■アウトドアブーツで快適にキャンプを楽しもう

アウトドアシーンに適した性能を備えているアウトドアブーツがあれば、キャンプを快適に楽しめるようになります。デザイン性に優れたものなら、普段のファッションに合わせておしゃれを楽しむことも可能です。

ただし、アウトドアブーツと一口にいっても、水ぬれに強いもの、防滑性に優れているものなど、商品ごとに機能性は異なります。使用する環境や季節に適したアウトドアブーツを用意することが大切です。
キャンプ用にアウトドアブーツを用意して、さまざまなアクティビティを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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