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running2019.02.26

ナイキ エピック リアクト フライニット 2 登場!リアクトって知ってる?

体験しないと損、損、ナイキ エピック リアクト フライニット 2登場!
今回は、リアクト100%体験、ゴム毬のようなシューズ、「ナイキ エピック リアクト フライニット 2」をご紹介しましょう。 前回、"ふわ・かる・びよーん"、で鮮烈デビューを飾ったエピックリアクトがモデルチェンジしました。

いま手元の初代エピックリアクトと2代目のエピックリアクト2を比べています。しかし、これ、ほとんど変わっていません・・・ヒールカップ下のクリップが強化されたこと、スウッシュのマークが大きくなったこと、レースホールの補強部分とシューレース素材などが変わりましたが、探さないと違いが少ない。ぱっと見、初代と2代目を見分けることは難しいぐらいです(笑)
 
実は、これは、かなりの“確信犯”だと思うんです。何故なら、初代エピックリアクトがとても完成度が高かったこととの証、デザイン的な完成度も高く、あえて超マイナーチェンジにとどめられたのではないでしょうか。
 
まだこのシューズを体験、リアクトを体験していない方がいたら、是非試してほしい1足。では、紹介していきましょう。 
 
リアクトのメリットって何?
EVAという高分子素材は1970年代から長く、ミッドソール素材の主役でした。軽さと加工のしやすさ、素材品質の安定感など、現在でもメリットが多い素材です。スポンジ構造なので、気泡を密にしたり、フワっとさせたりしてクッションを作っています。
 
では、このエピックリアクトの名前にもある「リアクト」という素材は、何か?こちらは、ポリウレタン系のミッドソールで、これからEVAに変わって、主役になるソール素材です。
 
その良さのひとつが、プラスティック系の素材なので、そのクッション感の持ちです。スポンジ構造ではなく、言わば軟質化したプラスティック、その耐久性は革命です。要はシューズ晩年までクッション感が変わりにくい。ずっとファーストフィーリングが続くわけです。
 
同時にそのクッションの質、それがとても“ウエルカム”な感触なわけです、とてもソフトかつ反発があるクッションですね。さて、これに関しては、“柔らかい、柔らかすぎる“というランナーもいるかもしれません。でも、それで終わっちゃうランナーは残念、このクッションを知らずにランナーをしているなんて・・・本当にそう思いますよ。

良質のクッションを感じて、ランを楽しく、快適に!
ちょっと前の話ですが、クリストファー・マクドゥーガル著、ノンフィクションノベル「ボーントゥラン」のベストセラーもあり、メキシコタラウマラ族にインスパイヤを受けたランナーは、裸足に近いシューズを履いて、接地感を高めて、地面に近くなることを選びました。底が薄いミッドソールがないシューズを、それもブーム的に、結構なマジョリティーのランナーが履いたわけです。
 
足の固有知覚や、ランニングエコノミーを高めて、怪我を少なるするという、いわば修行僧のようなムーブメントは、結局、怪我をするランナーはさほど変わらなかったため終わりを告げます。
 
では、こんなにハードでなくて良いのでは?となるのは当然。つまり、ランニングシューズに求めるクッションって、ランナーの本来的欲求なんでしょうね。2009~2014年あたり起きたベアフットブーム(ムーブメント)での帰結が、“やはりクッションは必要だったね”ということだったのは面白いことです。
 
ですから、ナイキ エピック リアクト フライニット 2を履いて、ランナーとしての本来的欲求を満たしましょう!ランナーによって多少、好みはあるでしょうが、私はそれが優しい方がいいですね(笑)このシューズのように。
 
足を置くと衝撃吸収ではなくて、それと同時に起こる反発からか、衝撃が推進力に変わる感じがします。これは、まさにゴム毬なんです、スーパーボールなんです、ですから足のストライク場所を安定させること、そうする返りは自然に起こる感覚です。
 
フライニットアッパーのメリットは何?
その柔らかいクッションとセットなのがこのソフトに足を包みこむ“フライニットアッパー”なのが、とても両者の剛性が安定する感じがします。
 
同じリアクトでもナイキ オデッセイ リアクト フライニット 2は、モーションコントロール系のシューズで安定感が売り、フライニット&シンセティック素材になっています。やはり、シューズの特性に応じた組み合わせがあるんですね。それが自然とデザイン性とともにセットされたパッケージがエピックリアクトで、2代目が変えようがなかったのかもしれませんね。
 
クッションのEVAの話と一緒で、ニットアッパーもこれからリードする素材になります。このソックスに近づいた履き心地は、縫う、貼るといった技術から、編む、への進化です。
 
縫わない(縫い目が少ない)ので、人件費が下がります。プリンターのような編み機で機械化されています。また当然ですが、収縮性があり、足あたりが良くなります。そして、編む技術はブレサブルホール(通気孔)を大きく穴をあけるようにしても強度が変わらないわけです。ナイキが最初にシューズにニット技術を取り入れたんですよ。
 
まさに最先端アッパー+最先端ミッドソール素材の組み合わせが、エピックリアクトなんです。
 
バーサタイル(多目的)に使用できるトレーナー、ナイキ エピック リアクト フライニット 2
使用用途は、10mmドロップといって典型的な坂道ソールの形状です。トレーニングシューズとして使うもよし、デザイン性からいって、街履きでもいいですね。
 
また、このクッションの魅力は、その返り、反発感です。10kmなどの短めのレースやペース走、インターバルなどテンポアップランにレーシングシューズとして使用するのも魅力的な使い方です。
 
これは、オールインワンではないんです、バーサタイル(多目的)なんです。
 
この違いは、ランナー自体が使い方を自然に分かって使っている点で大きく違う気がします。前者は、無意識に 1足をどこでも使いたい、後者は、意識的に1足を色々な用途で使いたい。

日本人は、前者になりがち、1足でなんとかする感じではなくて、1足が色々な用途で使えるけど、ランナー自体は他にもシューズがあるイメージです。
 
オールインワンで履き分けはしないのと、バーサタイルシューズを他のシューズと履き分け、使い分けるのでは、全然違います。ランニングはただ走るだけ、だけど趣味としてのランニングを豊かにするのも、唯一の道具であるシューズですからね。
 
まあ、とにかく1足でなんとかする履き方は、ランナーとしての技術的な部分もそうですけど、ほんとに楽しくない。今より少なくともランニングを楽しみたい、そんなランナーは、ナイキ エピック リアクト フライニット 2をあなたのコレクションに加えてみてはどうでしょうか。

[関連記事] 「ベストアップデイト!大きく変わった「ナイキ オデッセイ リアクト フライニット 2」は要チェック!」を読む。




【著者プロフィール]
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
藤原岳久(F・Shokai 【藤原商会】代表)
 
日本フットウエア技術協会理事
JAFTスポーツシューフィッターBasic/Master講座講師
足と靴の健康協議会シューフィッター保持
 
 
・ハーフ1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン) 
・富士登山競走5合目の部 準優勝  (2005)

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