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running2019.08.12

芸能界最速を目指すマラソンモデル佐野千晃が、タイムを縮めるために意識していること

彼女は、なぜ走るのか。
ランニングを日常の中に取り入れて生きる女性たちに「走る理由」をお聞きする本企画。今回は、東京ガールズコレクションの公式ランニングプロジェクト「TGR」のキャプテンとして、過去最速を記録した佐野千晃さん。タレント活動と並行して走ることをライフスタイルに取り入れながら、芸能界最速ランナーを目指す佐野千晃さんにインタビューを行った。



【ランナープロフィール】
佐野 千晃(さの ちあき)
1992年8月10日生まれ、埼玉県出身。タレント活動を行いながら、フルマラソンの出場を機にランナーとして本格始動し、ベストタイムは3時間14分。現在は3時間以内に完走を果たす「サブ3」を目標に掲げる。スポーツフードアドバイザー、ランニングアドバイザーなどの資格を持ち、マラソンモデルとしても活躍。


■負けた悔しさが今も背中を押している

佐野千晃さんと待ち合わせしたのは、皇居外苑の時計台前。高層オフィスビルに囲まれた皇居広場は、道幅の広い整備されたコースが続き、多くのランナーから人気を集める場所だ。眩しい笑顔と活力溢れる話し振りが特徴の彼女からは、走り続けるための原動力や走る上で意識していることなどを伺った。

――佐野さんが走り始めたきっかけは何だったのでしょうか?



佐野:走り始めるきっかけは中学生のときです。陸上部の顧問にスカウトされて中距離を始め、学校対抗の大会に出場するようになりました。ただ、成績があまり振るわず、参加した大会で負けてしまたんですよね。本当に悔しくて、その悔しさが今でも辛いときに背中を押してくれていると思います。

フルマラソンに挑戦したのはアルバイトをしていたとき、常連さんがフルマラソンの大会に参加すると話していたのがきっかけですね。そのとき常連さんが「フルマラソンで4時間以内に完走することは凄いことだ」と言っていて。陸上部時代で中距離をしていたこともあり、「もしかして、意外とイケるのでは?」と思って、常連さんに参加登録をしてもらい、一緒に走ることにしました。

――始めて参加したフルマラソン大会の結果はいかがでしたか?

佐野:常連さんからは「日頃から走る練習をしているわけじゃないんだから完走すら怪しい」と言われていました。通っていた整体の先生にも「この身体でマラソンは難しいんじゃないか」と言われて。

でも、当日は快晴で環境が良かったこともあり3時間40分で完走できたんです。周りから「才能がある」と言われたのをきっかけに、一般企業を辞めてスポーツやマラソンに特化した芸能活動に打ち込むことにしました。




■日常と大会前で緩急をつけながら生活を楽しむ

――走るときに気を付けていることはありますか?



佐野:なるべくポジティブな気持ちを保ちながら、向上心を持って走ることですね。ランニングって、メンタルにすごく影響されると思うんです。だからこそ自分の状態に合った目標設定をすることがとても重要で。みんなで走っていても、あくまで走り切るのは自分一人なので、上を見すぎず自分を苦しめない目標を持つようにしています。

――今日着用されているNIKEのランニングシューズ「ナイキ ヴェイパーフライ 4% フライニット」を選んだ決め手はなんでしょうか?



佐野:このシューズはソールに角度が付いていて、ランニングに慣れている人や走る基礎がある人に向いているんです。ロードマラソンやトラックレースを走る人にもよく好まれる形ですね。デザインも重視していて、このビビットなブルーのシューズは目に留まるたび気分が上がるんです。


※ナイキ エピック リアクト フライニット 2

また、NIKEは他にも「ナイキ エピック リアクト フライニット 2」を愛用していて、こちらは競技場や普段のジョギングで履くことが多いです。

シューズはその人のランニングスタイルがよく出るので、他のランナーのシューズも気になって見ちゃいますね。靴底の減りや、靴紐の結び方、ケアの仕方など、ついチェックしちゃいます。



――シューズ以外でランニングをする際、愛用しているアイテムはありますか?

佐野:Oakley(オークリー)のサングラスを使っています。マラソンを始めた当初はサングラスを装着して走っていなかったんですが、目から脳に与える情報は全体の80%を占めると聞いて付けるようになりました。暖色を見たら身体が暖かくなるし、寒色を見たら体内が冷えていくんです。なので、寒い日はオレンジ系のレンズ、暑い日はブルー系のレンズのサングラスをかけるようにしています。



――スポーツフードアドバイザーの資格を持つ佐野さんですが、普段はどんな食生活を送っているのでしょう。

佐野:自炊をよくしますね。普段は和食、洋食、中華、関係なくそのときに食べたい料理を作っています。大会前はたんぱく質を摂取するために鶏肉を中心にしたおかずと、白米や麺などの主食を組み合わせています。

――大会に合わせて食生活を変化させているんですね。



佐野:そうですね。特に大会当日の朝は体内にエネルギーとして残りやすいお餅を食べることが多いです。一般的な成人男性が一日に摂るべきカロリーは約3000キロカロリーと言われているのですが、フルマラソンを走ると2900キロカロリーは消費してしまうんです。だから、ガス欠にならないように、持ちの良い食事を意識しています。

ただ、直前に摂ると走っているときに苦しくなってしまうので、時間は空けたいですね。私の場合、朝8時に走り始めるとしたら、朝4時に一つ食べて、6時にもう一つ食べるようにしています。

――大会前は特にストイックになるのですね。

佐野:私は一度自分で決めたことはやり遂げたい性格なんです。自分に負い目を感じたくないんですよね。普段はよくお酒を飲むんですが、アルコールは筋肉を作りづらくなってしまうので、マラソンに出場する3ヶ月前からは禁酒することもあります。また、必要以上に塩分や糖質を摂らないようにお菓子も節制していますね。




■客観的な意見をくれる仲間の存在

――ランニングを始めてから、一番変わったことはなんですか?



佐野:ランニングの仲間ができたことですね。一時期、無謀な目標を持ち続けて、タイムが届かず苦しんでいたことがあって。そのとき一緒に走っていたランナーが「今のタイムでも過去より伸びている。ちゃんと地道に練習してきたから、着実に成長しているんだよ」って励ましてくれたんです。

それからは、今自分ができる精一杯をやり切ろうと思えるようになりました。ランニングを継続する上で、客観的な視点を与えてくれる仲間の存在は重要だと思います。

――最後に、これからランニングを始める人にメッセージをください。



佐野:自分の目標にがんじがらめにならず、まずは「一キロだけ走ってみよう」など達成できそうなところから始めてるのが良いと思います。あとは一人で走る時間と、仲間と練習する時間のバランスを上手に持つこと。

私は他のランナーと走ると「仲間から認められたい」という想いから、速く走れるようになるんです。でも大会で走るのは自分一人。自分と向き合って走る時間も持つようにもしています。そうすると孤独に戦っていく力も養えるようになります。仲間とのランニング、一人でのランニング、その二つを掛け合わせて相乗効果を得ることができれば、より良いランナーになれると思いますよ。

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