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running2023.08.09

装い新たにフルモデルチェンジ!「NIKE REACT X INFINITY RUN 4」

「怪我ゼロ」を目指すナイキの取り組みとして2020年に登場したのが「ナイキ リアクト インフィニティ ラン」シリーズ。3までは特徴的な意匠として、独特な凹凸のリアクトフォームを搭載していた同シリーズが、新たなフォーム「リアクトX」を携えてフルモデルチェンジを果たしました。全国のスポーツデポ・アルペン(オンラインストアは除く)では本日8/9(水)まで先行販売を実施しており、初日の8/3(水)には私もAlpen TOKYOに販売応援に行ってきました。店内の模様をお知らせしつつ、早速シューズの機能についても説明したいと思います。


打ち出しに合わせたディスプレイ。


コンセプトには怪我ゼロに加えて、楽しみ、安心、などのワードが入りました。

キャッチコピーは「どんなときでも、味方になる。」

うーん!わかる!

これは履いてみるとその通りだと思いますが、その内容をこれから紐解いてみましょう。


アップデートのポイントがこちら。

3つありますが全てが新フォーム「リアクトX」に付随しています。

個人的にもこのリアクトXが最も注目するポイントだと思いました。


このリアクトXは、従来よりもエネルギーリターンが13%向上しており、ちょっと硬めの印象だったリアクトと比べても、触っただけで違いが明確。履けばすぐワカル、圧倒的なバウンス感。走りが圧倒的に楽しくなりました。

そして、従来よりも二酸化炭素排出量を43%以上も抑えるなど、地球環境保護にも大きく貢献したサスティナビリティ指数も高い素材という点も注目です。


さらに内側と外側でカッティングを変えており、プロネーションとクッショニングを意欲的にサポートしています。シリーズから一新されたフォームのサイドデザインにこそ、こだわりが反映されてるようです。


アッパーはフライニットを採用。ソックスのようなフィット感は健在ですが、今回はさらに進化が。


このシュータン部分のバンドがとてつもないフィット感でして、機能サポーターレベルに伸びます。シューズを履いてから引っ張ってみるとよく分かるので試してみてください。


解体模型より、こんな+形状のバンドになっています。

ちなみにフィット感が良くなったため、メーカー推奨でハーフサイズアップのサイズ選びがおすすめとなっていますのでご参考までに。


アウトソールも一新。接地面積の広い安定したソールは健在ですが、ラバーの形状と素材が大きく変わりました。かなりグリップ力が向上しています。


私はもちろん、普段のスタイリングにもこのように取り入れます!

この日はナイキウエアで揃えて、00年代のオリジナルACGベストと5年前くらいのACGショーツと合わせました。シューズのホワイトを基調としながら、キャップとソックスの色目にも気を配り、Alpen TOKYOカラーのネックストラップを差し色として効かせた、綿密な計算によるコーディネートです。

というのはウソなのですが笑、なんとなくブランドとカラーを大枠でまとめつつ、メインカラーを決めておけば、こうやって後付けで説明もできたり、するんです笑

ナイキシューズはそれだけでクールなので、ぜひこのインフィニティラン4も、ランニングにも街にも大いに活用していただけると思います。


「どんなときでも、味方になる。」こちらのシューズをぜひ、この夏のお供に加えてみてはいかがでしょうか。どうぞお試しくださいませ。
 


<著者プロフィール>

牧野 英明

BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。

自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。

「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。

ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。

Instagram: @makinohideaki

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