スライサーのための新・救世主ドライバー【グッと深掘りゴルフギアVol.60】キャロウェイ「ビッグバーサ」編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第60回目は、キャロウェイ「ビッグバーサ」のドライバーを取り上げる。
ビッグバーサといえばキャロウェイのアマチュア向けブランド。2021年に発売された前モデルは、圧倒的なつかまりのよさでスライサーからの厚い支持を得たヒット商品だった。あれから2年が経ち今年モデルチェンジを迎えたが、2023年モデルの新しい「ビッグバーサ」は前モデルを上回るつかまりのよさだと評判で、ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちの間では、すでに注目が集まっているという。
プレステージ広尾店の鶴田慶一フィッターは、ニュー「ビッグバーサ」もスライサーに大ヒットするのは間違いないだろうと見ている。
プレステージ広尾店のカリスマフィッター鶴田慶一さん
「前モデルの潔いまでのつかまりのよさは、ターゲットがハッキリしていてお客さまにおすすめしやすかったですし、実際結果も出ました。ニューモデルはその上をいくつかまりのよさなので、前モデル同様、スライサーの救世主としてヒットしそうです」(鶴田さん)
ヘッドは徹底したドローバイアス設計。
重心距離が短く、重心角も大きい設定で、とにかくフェースが開きにくくつかまりがいいためスライスしにくい。ヘッドの投影面積は大きく構えて安心感があるが、ドローバイアスのクラブにありがちな強すぎるフックフェースではないので構えやすい。
重心角が大きく、フェースが開きにくいので球のつかまりがいい
「つかまりがよくても強烈なフックフェースは気持ち悪いという方は少なくないので、こういうところはとても上手に作られていますね。ヘッドを見ると、あえて大きなウェイトなどは表面に出さず内蔵されていて、見た目もスッキリ。あえてアピールしなくてもキッチリ性能で勝負するキャロウェイの自信が感じられます」(鶴田さん)
独特の三角形のヘッド形状。大きくて構えやすいが、フックフェースは強すぎない
AIデザインの「XLフェース」、進化した軽量「ジェイルブレイクテクノロジー」など、キャロウェイお馴染みのテクノロジーで、高い寛容性と高初速を備えながら、低・浅重心で徹底してスピン量を減らす設計も大きな特徴。
フェースが開くためバックスピン量が多くなりがちなスライサーにとって、スピン減は飛距離を左右する非常に大きな要因。ただつかまるだけでなく、ちゃんと飛ばせるクラブであるという点も見逃せない。
重心距離は短いが、目立つビスなどは表面にとりつけず内蔵している
「シャフトやクラブの長さまで、非常によく考えられています。ドライバーは45.375インチと、わずかではありますが標準よりも短めの設計。FWが一般的なモデルよりも半インチ短くなっていることからも、つかまりを重視して意図して短くしていると思うのですが、短くしすぎて飛距離を損なうことがないようなバランスを考えての1/4インチ(0.125インチ)の“微短尺”なのだと思います」(鶴田さん)
振り遅れにくさと飛距離のバランスを考えた、標準より1/4インチ短い設計
スライサーがつかまえてとばせるための工夫が徹底的に盛り込まれたスライサーのためのドライバー。スライスに悩む方は、ゴルフ5プレステージで試打し、スペックも含めて相談してみていただきたい。
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