安定性がさらに向上!「NIKE STRUCTURE 25」
ナイキが誇るスタビリティーシューズの代表格 “ストラクチャーシリーズ” の第25作目が登場。早速ですがその性能を見てみたいと思います。
今回のキャッチフレーズは「踏み込むたび、揺るがない。」
今回も実にシンプルでわかりやすい内容。毎回ナイキのビジュアルとキャッチフレーズは秀逸です。
ざっくりとした性能は上記のとおり。
Alpen TOKYOのカリスマスタッフ寺島さんのコメントです。
もうこの内容だけで説明が要らないくらい完璧なものなのですが、それだと僕の仕事にならないので笑、各ポイントを紐解いてみましょう。
アッパーはエンジニアードメッシュを使用。今回はシングルレイヤーメッシュになり、より通気性が向上しています。最新素材を使いつつも、つま先の切り返しに初期モデルのデザインを採用されているところがニクイなと思いました。
この色の切り返し部分が初期ストラクチャーのデザインをモチーフにしており、どことなく懐かしさも感じます。
スタビリティーシューズらしく、ヒール部分にTPUヒールクリップを装備。
内側には可視化されたアーチサポート。
クシュロン3.0ミッドフォームを採用し、ヒールはプロネーションサポートを意識した形状に。外側は凹型、内側は凸型になっています。
ズームエアは前足部に配置することで、レスポンスの良い走りをサポートします。
アウトソール。
右がペガサス 40で左がストラクチャー 25。
耐久性の良いアウトソールラバーは共通ですが、より幅広になることで安定感もアップ。
24と25の変化も見てみましょう。
◇ミッドソール
クシュロン → クシュロン3.0
◇スタックハイト
19mm&27mm=drop8 → 27.7mm&37.7mm=drop10
ミッドソールのアップデートに加えて、厚みが大幅にアップ。
そしてドロップも10になったことでロッカー構造も向上。安定感に加えて走行感も大幅にアップしています。
スタビリティーシューズ市場に大きなインパクトを与える、ナイキのロングセラーモデルの大革命!
ぜひ店頭でお試しください。
<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
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