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running2024.06.10

NIKEペガサス41を深く学ぶ講習会、「Pegasus 41 EKIN Session Field of Play-Running」に潜入!

スポーツデポやアルペンなど、アルペングループの各店舗には「ランニングアドバイザー」とよばれるスペシャリストをはじめ、専門分野に長けたスタッフが配属されているのをご存知でしょうか?

彼らは豊富なランニング経験のみならず専門知識も豊かで、発売前の商品講習会などが行われる際も積極的に参加し、より深い知識を身につけています。

さて今回、6月5日に新発売されたナイキの新ランニングシューズ「ペガサス41」を、座学とランセッション、そしてグループワークで学び、接客へとつなげるナイキジャパン主催の講習会「Pegasus 41 EKIN Session Field of Play-Running」に潜入してきました。

ではさっそく、講習会の様子を見ていきましょう!


アルペングループの本社がある名古屋会場に、地区代表のランニングアドバイザーが全国から集まってきました。今回は、愛知近隣店舗のスタッフも含め、約30名近くのメンバーが講習会に参加しています。

受付を済ませ、自分のサイズのペガサス41を手渡されると、さっそく履き替えて待機する人、じっくりシューズを細部までチェックする人など、新モデルのシューズに興味津々!


昨年開催された「NIKE REACT INFINITY RN 4」の講習会に参加したメンバーも多く、ナイキジャパンのスタッフのみなさんによる冒頭挨拶では「見覚えのある顔がたくさんありますね」なんて言葉も聞こえてきました。


挨拶が終わると、座学がスタート!

ペガサス41は数字からも分かるように、誕生から41年、ナイキのランニングシューズとしてシリーズ通算史上最高の販売数を誇る、ナイキを代表するモデルです。今回の座学では、シューズの歴史はもちろん、シューズに搭載されている2つのテクノロジー「Zoom Air」と「ReactXフォーム」についても深掘りして学んでいきます。

特にAirテクノロジーについては、「Zoom Air」「Max Air」「Nike Air」の違いを明確に知ることができ、みなさん感心しきりの様子。

座学の間、分解したシューズの素材やAirを実際に見て触って確かめる場面もあり、知識だけでなく感覚的にもシューズの特徴をインプットしていました。


また、ReactXフォームの説明では、エネルギーリターンに加えサステイナビリティの視点からも優れていることが一目で分かる図に見入ったり、ペガサス40からのさまざまな進化に納得したりするなかで、みなさんの表情から、早くペガサス41のランセッションでそれらの感覚を試したそうな空気も伝わってきました。


約1時間の座学が終わったら、次はお待ちかねのランセッション! ナイキランニングコーチであるKANSUKEさんのサポートのもと、ウォーミングアップから始めます。

KANSUKEさんは大東文化大学出身で、学生時代は三大駅伝の出場歴もあり箱根駅伝ではエース区間を任されていた、まさにランニングのエキスパート。ランニングに必要な筋肉のストレッチを重点的に指導しながら、身体をほぐしていきます。

まず前半は、アルペングループ本社から目的地の名古屋城まで、約2kmのコースをランニング。ペガサス41のフィット感や反発性、クッション性を確かめます。


軽快に走って、あっという間に折り返し地点に到着! 小休憩を挟み、ここでは3種類のランニングシューズを履いて、エネルギーリターンの違いを体感します。

今回試すのは、以下のナイキランニングシューズです。

・ペガサス40(React+Zoom Air)

・ペガサス41(ReactX+Zoom Air)

・インフィニティ4(ReactX)


シューズを履き替えたら2人1組になって前後で並び、後ろの人が肩を押さえた状態でジャンプをして、Airの反発力を体感します。こうすることで、実際に走っているときの負荷と同じ感覚を味わえるそうで、10回くらいずつジャンプして前後交代! それぞれのシューズの違いに「本当に違う」「アッパー素材による違いも分かる!」と、驚きの声があちこちから上がっていました。


ひととおりシューズを履き比べ、園内で軽くランニングをして再び記念撮影。後半のランニングはしっかり走り込むグループと、楽しみながら走るグループに分かれて講習会会場に戻ります。

ゴール地点ではKANSUKEさんが拍手でメンバーを迎えてくれて、みなさん満面の笑み! 充実したランセッションになりました。


ランセッションでシューズの感触を確かめたうえで、次はグループワークです。

3人1組のグループになり、お客様役・販売スタッフ役・フィードバック役に分かれてロールプレイングをしていきます。


ロールプレイングが終わると、フィードバックしながら熱心にメモを取るシーンも。お客様のニーズの引き出し方や、ペガサス41の商品説明の仕方で、自分の引き出しになかったアピール方法に新たな気づきを感じた人も多かったのではないでしょうか。


各グループのロールプレイングが終わり、ペガサス41のキラーワードをまとめたところで、プレゼンテーションタイムです。

ペガサス41の特徴をしっかり捉えたワードが発表されるたびに、感嘆の声や拍手が湧きます。実際の売場でそのままお客様に説明できそうなものばかりで、とても充実した時間をみなさん共有していました。


約4時間半にわたる講習会のラストに、ナイキスタッフの方から「今日の講習会では、ペガサスのように本当に空へ駆け上がっていくような熱量と、一体感を感じることができました。みなさんのエリアに帰っていただいたあとも、引き続き波及していただきたいと思います」というコメントとともに、お開きとなりました。


■「Pegasus 41 EKIN Session Field of Play-Running」の様子はこちら!


撮影講習会の後、参加したメンバーのなかから、スポーツデポ天久店 ランニングアドバイザー 佐藤さんと、スポーツデポフラッグシップストア名古屋栄店 ランニングアドバイザー 丹慶さんから感想をお伺いしました!


(左)佐藤 太一さん スポーツデポ天久店 ランニングアドバイザー

学生時代はバスケットボールプレーヤーとして活躍後、趣味でロードバイクとランニングを始めるがランニングにどっぷりはまり、今やフルマラソン完走を果たすほどに。今回はメンバー中、最も遠い沖縄から参加。


(右)丹慶 知起さん スポーツデポフラッグシップストア名古屋栄店 ランニングアドバイザー

中学で陸上長距離を始めて以来、トータル25年のベテランランナー。レース出場歴もありながら、メインユーザーである「ファンランナー」と同じ目線に立ってアドバイスできるのが強み。


――昨年の勉強会に続いての講習会ということで、どんな意気込みで参加されましたか?

佐藤さん:ナイキのランニングシューズのなかでもペガサスシリーズは最も注力しなければいけないシューズなので、実際に履いて走った感触やグループワークで学んだことを、しっかり店舗でも共有して売れる体制にしなければという使命感で参加しました。


丹慶さん:店舗の代表として参加するプレッシャーはありましたが、正直楽しみの方が勝っていて、「実際はどんなシューズだろう」と純粋にランナーとしての期待感も持ちながら、今日を迎えました。


――今回はAirクッショニングシステムの歴史から学びましたが、どんな理解が深まりましたか?

佐藤さん:元NASAの航空エンジニアが、NASAで学んだ経験や技術を他業種で活かせないか、ということで思いついたのがAirの始まりだったということを再認識できただけでなく、それが改めて凄い技術で、どんどん進化を遂げていることも学べたので、店頭でもお客様にうまく伝えられるよう工夫したいと思いました。 


丹慶さん:佐藤さんと同じで、Airについては種類が確認できたのは大きかったですね。名前の数だけ種類があることは理解していたのですが、ここまで明確に分類されているとは思っていなかったので、改めて「凄いなぁ」と感じました。


――ペガサス41を実際に触ってみて、どのような進化を感じましたか?

佐藤さん:個人的な感想になりますが、ペガサス40のときは踵のフィット感が自分の足にあまり合っていなかったんです。それが今回、見事に改良されていてナイキさんの企業努力がひしひしと伝わってきました。さまざまなフィードバックを取り入れてペガサス41を作ったのだろうな、と。非常に感激しました。


丹慶さん:踵の改良には本当に感心しました。自分も含め、ペガサスシリーズがいいと評価しているお客様のなかにも、踵の抜け感に悩まれている方の声を聞いていまして。今回は「ユーザーの声が聞き入れられているかな?」と疑っていましたが、見事に良くなっていて、「疑ってごめん!これは土下座しなければ!」と思ったほどです(笑)


――折り返し地点では、3種類のランニングシューズを履いてAirの違いを体験されていましたね。

佐藤さん:今回ペガサス41とペガサス40、そしてインフィニティ4を履いてみるだけではなくドリルを入れて体験できたのが大きかったです。店舗内の接客でも使えるように、ペアになって肩を押さえてもらった状態でジャンプして体感してみるというやり方は、ぜひ店舗に戻ったら自分からも働きかけようと思いました。本当に凄かったよね?


丹慶さん:3種類のシューズを連続で試せたことで、違いの差に驚きました。おかげでペガサス41の良さがますます分かったといいますか、今日の体験がなかったら、ここまでの違いを知ることができなかったと思います。


――グループワークでもみなさんの熱量を感じましたが、新たな気づきなどはありましたか?

丹慶さん:販売の仕方や手法も人それぞれで、お客様役も個性ある人を演じてもらっていたので、それをどうやってわだかまりなく説得して納得して購入するに至るかということが非常に勉強になりました。


――お二人のように技術と経験が豊富でも、さらに吸収できることがあったと。

佐藤さん:そうですね。まだまだ無限にありますね。


丹慶さん:お客様の数だけ接客方法もあるわけですが、現場にいるだけではなかなか引き出しを増やすのも限界があるので、こういう場でロールプレイングすることで引き出しが増やせるのはありがたいです。


――今回の講習会での学びを、今後売場でどう活かしていきたいですか?

佐藤さん:プレゼンテーションで3つのキラーワードを発表したのが印象に残っています。これらは接客の現場でお客様が迷われているときに、最後のひと押しのワードにもなる重要なもの。他のグループのキーワードも参考になるものが多く、店舗のメンバーにもしっかり共有していこうと思いました。


丹慶さん:佐藤さんのグループのキラーワードは、本当に参考になりました。最近入社したメンバーたちだと経験も浅く、言語化することが困難な人もいます。そういう場合も背中を押せるキラーワードを用いることで、安定して販売できるひとつの技になるし数字にもつながっていくのだと思うので、どんどん活かしていきたいと思いました。


――最後に、ペガサス41をどんなお客様におすすめしたいですか?

佐藤さん:正直なところ弱点が全く見つからないシューズなので、ウォーキングからジョギング、マラソン大会に初めて出場する人も上級レベルの人も、どの層にも安心しておすすめできるシューズだと思います。


丹慶さん:今までペガサスを履けなかった人や履かず嫌い……ではないですけれど、そういった人たちにも自信を持って紹介できるシューズに仕上がっているので、一人でも多くの人に「ペガサス41っていう、凄いシューズが出たんだよ」とおすすめしていきたいと思っています。


以上、NIKEペガサス41を深く学ぶ講習会、「Pegasus 41 EKIN Session Field of Play-Running」のレポートをお送りしました。

アルペングループの各店舗では、ペガサス41の発売に合わせ豊富な数を取り揃えてお待ちしています。ただし人気のカラーは発売間もなく完売になる可能性もありますので、どうぞお早めに。

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