ミズノ ランニングクリニック講師が語る「楽しく走りたい人に知ってほしいこと」
ミズノは、ランニングを楽しみたい人やマラソンに挑戦したい人をサポートする目的で、全国各地でランニングクリニックを開催している。
今回は、
スポーツ・デポみのおキューズモール店
で開催されるクリニック(終了致しました:参加費無料:9/29)の講師である遠藤由加里コーチと曽我部拓磨コーチに、クリニックの内容、ランニングの練習方法などについて教えていただいた。
遠藤由加里コーチ
自己ベスト:3時間3分48秒(2016大阪国際女子)
大阪マラソン出場回数:6回
ミズノランニングクラブ(MRC)活動歴:6年目
――今回のランニングクリニックの内容について教えてもらえますか?
遠藤:クリニックの目的は、参加者の皆さんと一緒に「何か1つの目標をやりとげよう!」ということになっています。
午前中に片道4〜5km程を、無理のないペースで歩いたり走ったりする予定です。
スポーツデポみのおキューズモール店の店員さん達も走ります。
皆さんで楽しく会話をしながら、クリニックを盛り上げていければと思います。
曽我部:走り終えてから、走ることについての座学講座を行います。
座学ではストレッチ、走り方、故障しない方法、ケア、普段の生活でのアドバイスなどについて詳しく学びます。
私たちのこれまでの経験から、1人でも多くの方に楽しく走り続けてもらえるようにと考えています。
曽我部拓磨コーチ
自己ベスト:2時間38分35秒(2018東京)
大阪マラソン出場回数:1回
MRC活動歴:2年目
――ランニングの練習方法について、どう考えていますか?
遠藤:ビギナーの方は、まず歩くことから始めるのが良いと思います。
その延長線上で、ちょっと走りたくなってきたら、短い距離でいいので走ってみてほしいですね。
その積み重ねが、マラソンへと結びついていくのではないかと思います。
「走らなきゃ」って思うと、辛くなって続きにくくなります。
そうではなくて、まずは玄関に置いてあるランニングシューズを履いてほしいですね。
少しずつ体を動かしている内に、「もうちょっとこれをやってみよう!」と自発的になることが大事であると思います。
私自身、元々陸上を本格的にやっていたわけではないですが、楽しく続けた結果マラソンで3時間半を切ることができました。どんなことでも良いと思うので、小さな成功を1つずつ増やしていってほしいですね。
写真提供:曽我部拓磨
――練習後のケアを、どのようにするべきでしょうか?
曽我部:練習後にストレッチをして、食事はしっかりと摂らなければなりません。
暴飲暴食は避けて欲しいですね。
アルコールを沢山飲んだ翌日に無理をして走ると、脱水症状になります。
極端なことをするのではなくて、普段の生活の延長線上から自分の体に対して少し思いやりを持つと、質と量も変わってくると思います。
今日は走ったから、タンパク質を多めにしようとかですね。
あれもこれもと考えていると精神的な負担となりますから、自分に優しく少しずつ試してほしいですね。
――入浴後にもストレッチを行いますか?
曽我部:私は必ずやりますね。
体がリラックスしてほぐせるのは、お風呂上がりが1番良いのかなと思っています。
練習前後とお風呂上がりに必ずストレッチをしていますね。
遠藤:冬場は寒いですが、熱いお風呂には入らないで、ぬる目の湯にゆっくりと入ります。
足を伸ばしで、指でグー・チョキ・パーを繰り返していると、足をほぐせます。
お風呂でも簡単なことをできますから、実践してほしいですね。
写真提供:遠藤由加里
――クリニックでフォームチェックも行いますか?
遠藤:走るフォームは人それぞれ違います。
極端な腕の振り方をしている人や相談してくる人に対しては、アドバイスをしています。
ランニング中に故障してほしくないですからね。
曽我部:腕の振りが左右で違い過ぎる方やガニ股で走られる方には、声をかけています。
――ミズノのランニングシューズについて、どのような印象がありますか?
曽我部:ミズノさんのシューズは、足が着地する際のクッション性が非常に素晴らしいと思います。
ビギナーの方は、かかとから着地をしてつま先へ抜けるように走る傾向にありますね。
ミズノさんには、そのような走り方に適したシューズが色々あるのでオススメします。
遠藤:レベル別に多くのシューズがあるので、選択肢に幅がありますよね。
どのようなランナーの要望でも満たしてくれるミズノさんのランニングシューズは、非常に素晴らしいと思います。
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