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baseball2019.07.23

野球ボールの投げ方の基本って? 体の使い方・練習方法まで徹底解説

ボールをコントロールよく、狙ったところに確実に投げられるようにすることは、野球の最も基本的な技術の一つです。これはピッチャーに限った話ではなく、特に各塁へ送球する場面が多い内野手やキャッチャーは、送球ミスが失点に直結する可能性があるため、正確な送球は特に重要になります。

今回はボールを正確に投げるためのボールの握り方や体の使い方、およびその練習方法をご紹介します。

 

【目次】

■ボールの握り方

・縫い目に指をかける

・ボールの握り具合

・変化球を投げたい場合

■体の使い方

・上半身の使い方

・下半身の使い方

■きれいな投げ方を身につけるための練習方法

・基本はキャッチボール

・キャッチボールは近い位置から投げる

・キャッチボール以外の練習方法

■まとめ

 

■ボールの握り方

野球のボールには素材の違いによって軟式球、準硬式球、硬式球の3種類に分けられますが、ボールの種類によって握り方が変わるようなことはありません。どの種類のボールでも、握る際に気をつけたいのが指の位置とボールを握る深さです。

 

-縫い目に指をかける

ボールを握るときは、親指、人差し指、中指の3本を使って握るのが基本です。右投げの場合、縫い目が「逆向きのC」になるように握ると、縫い目に指がかかりやすくなります。

 

まず、ボールの縫い目(ヤマ)に人差し指と中指の指の腹を引っ掛けます。このとき、親指は立てるようにし、人差し指側の側面をボールに着けるようにしてください。人差し指と中指の間は指1本分空けておくと、安定して投球ができます。

残った薬指と小指は軽く曲げながらボールに添えるようにします。手が小さく、3本では握りが安定しない場合は、薬指も使ってボールを握るようにするとよいでしょう。

 

-ボールの握り具合

ボールの握り具合は、基本的にはボールと手のひらの間が指1本分空く程度です。ピッチャーの場合は、深く握り過ぎると手首がうまく使えずスナップが効かなくなるため、軽く握るようにします。

 

一方、野手の場合は、ボールを滑らせて落とさないよう深めにしっかりと握ることを推奨している元プロ野球選手もいます。基本的には指1本分空く程度の位置で握るようにして、自分が最もコントロールしやすい握り具合を見つられるとよいでしょう。

 

-変化球を投げたい場合

シンカーやフォーク、ナックル、チェンジアップのような特殊な握り方をする変化球を除いて、変化球を投げるときも、親指、人差し指、中指の3本で握るのが基本です。

同じ変化球でも人によって握り方がさまざまなので、指をかける縫い目の位置を変えてみるなど各自で工夫して、変化させやすくコントロールしやすい握りを見つけるようにしましょう。

 

ただし、変化球はフォームを崩してしまう危険性があり、また肘や肩への負担が大きいです。

特に小学生は試合で変化球を投げることも禁止されているので、怪我の防止という観点から考えても、しっかりとしたフォームが出来上がるまで、変化球を投げるのは控えましょう。

 

■体の使い方

ボールを狙ったところに投げるためには、握り方だけでなく、体の使い方も大切なポイントです。体を正しく使ったフォームで投球することでボールのコントロールやスピンが安定し、怪我もしづらくなります。

ここでは、投球時にどのように体を使えばよいのかを上半身と下半身に分けて解説します。

ピッチャーだけでなく、野手もキャッチボールなどの際に重要になる使い方なので、ぜひ参考にしてみてください。

 

-上半身の使い方

上半身を使う際に重要なのが、利き手と反対側の手の双方の対照的な動きです。

まず、投球モーションに入り、ボールを握っている利き手を後ろから前にも持っていきます。そして、ボールがトップ(一番高い位置に来る位置)に来たとき、肘が肩のラインより下がらないように注意が必要です。

肘が下がってしまうと、ボールがシュート回転してしまうため、コントロールがつかない原因になります。また、トップのときはボールを持つ手の甲が投げる側を向くようにします。

利き手と反対側の手(グローブをつけている方の腕)はボールを投げる方向に向けるようにすることで、コントロールしやすくなります。

 

また、肩と骨盤のラインをずらすように投げることもポイントです。これによって、しっかりと体をひねり、回転させることができるため、頭が下がることなくしっかりとボールを投げ切ることができます。

ボールのリリースポイントは腕が伸び切ったところになるため、体の前でボールを離すという意識を持つとよいでしょう。

 

-下半身の使い方

下半身を使う上で重要なのが、足の運び方と体重移動です。

まず、軸足(右投げの場合右足、左投げの場合の左足)の内側の側面はボールを投げる側に向くようにします。次に軸足と反対側の足を上げ、大きく投げる方向に踏み出します。このとき、踏み出した足はつま先が投げる方向に向くようにしてください。最後は軸足を地面から離して、踏み出した足だけで立つような形になります。

投げる際の下半身は軸足にしっかりと体重を乗せてから、踏み出す足に体重を移して投げるように意識することが大切です。

 

■きれいな投げ方を身につけるための練習方法

ボールを正しく投げるために重要なポイントについて解説してきましたが、きれいな投げ方を覚えるためにはどのような練習をすればよいのでしょうか。投げ方の基本を押さえるための練習方法をご紹介します。

 

-基本はキャッチボール

上手に投げるようになるためには、やはり野球をする際の基本になる、キャッチボールが大切です。

キャッチボールをする際は、ボールの握り方やフォームを確認しながら行うようにしましょう。相手の胸を狙うように投げると、相手がボールを捕球しやすく、コントロールの練習にもなるため意識して投げてみてください。

 

相手に体の側面を見せるように、横向きで大股になってボールを投げるようにすると、投げる際の体重移動を体で覚えることができます。逆に正面を向いて体重移動せずに投げると、今度は上半身の体のひねり方や腕の振り方の練習になります。

上半身、下半身の使い方を別々に意識することができる練習方法なので、取り入れてみるとよいでしょう。

 

-キャッチボールは近い位置から投げる

キャッチボールは、いきなりボールを遠くに投げようとするとフォームを崩してしまいます。まずは、近い距離から始めて投げるときのフォームをしっかり体に覚えさせるように意識して投げていきましょう。

徐々に慣れてきたら、フォームを維持したまま少しずつ距離を広げていきます。基本的には塁間程度の距離感でキャッチボールを行い、慣れてきたらダイヤモンドの対角線程度の距離で行うようにするとよいでしょう。

 

-キャッチボール以外の練習方法

キャッチボールは相手がいないとできませんが、寝転がって真上にボールを投げる練習は一人でも行えるのでおすすめです。これによって、投げる際に手首をどのように使うかの練習になります。

また、真上に投げるのではなく、ボールを地面に叩きつける練習もおすすめです。肘が下がってしまうような場合は、この練習によって肘の使い方の感覚を覚えることができます。

 

■まとめ

野球をする上で、投げることは基本となる動作です。ピッチャーだけでなく、野手がボールを投げる場面も非常に多く、どちらも正確なコントロールが要求されます。

ボールを正確に、少しでも速く投げるためには、まずは土台となるフォームを安定させることが大切です。

フォームを安定させるためには、まず自身の体にフォームを覚えさせるために、練習を繰り返す必要があります。投げる際の基本的なポイントを把握し、ポイントを意識した練習を繰り返して野球の腕を上げていきましょう。

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