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baseball2020.07.16

野球の熱中症対策はどうする? 応急処置方法や必要な熱中症対策グッズとは

屋外グラウンドという高温多湿の環境下でプレーを行う野球は、熱中症に特に注意しなければいけないスポーツのひとつです。熱中症の基礎知識や応急処置の方法を知ったうえで、しっかりと熱中症対策を行う必要があります。

この記事では、熱中症の応急処置方法や野球における熱中症対策、用意しておきたいアイテムなどをご紹介します。野球を安全に行ううえで重要ですので、ぜひご確認ください。



【目次】

■熱中症とは

■熱中症の応急処置方法

■野球における熱中症対策

・睡眠や食事をしっかりとる

・スポーツドリンクをこまめに飲む

・通気性の良いウェアを着用する

・練習の合間に日陰で休む

・キャッチャーは適宜防具を着脱する

■野球で用意したい熱中症対策グッズ

・アンダーシャツ

・スポーツドリンク

・氷嚢

■熱中症対策をしっかり行い野球を楽しもう



■熱中症とは

熱中症とは、高温多湿の環境下で起こる健康障害の総称です。高温下で激しい運動を行い体の温度調節ができなくなることで起こるとされていて、「熱失神」「熱けいれん」「熱疲労」「熱射病」の4つに大きく分類できます。

【熱失神】
体温調節のため熱を放散させる時は、皮膚の血管が拡張します。それによって血圧が低下し、脳の血流が悪くなることで引き起こされるのが熱失神です。めまいや失神、顔面蒼白などの症状が見られます。

【熱けいれん】
大量に汗をかいた際に、水分だけを補給すると体内の塩分が足りなくなり、手足や腹部の筋肉に痛みを伴うけいれんが起こります。

【熱疲労】
大量の汗をかき、水分補給が追い付かず脱水状態になると起こることがあります。症状には頭痛や倦怠感、吐き気、集中力の低下などが挙げられます。

【熱射病】
体温調節がうまくできなくなって体温が急激に上昇し、意識障害が見られたり、ショック状態になったりする場合もある危険な状態です。体温が高い、呼びかけへの反応が鈍い、ふらつくなどの症状が特徴です。



■熱中症の応急処置方法

熱中症が疑われる場合は、すぐに風通しが良い日陰や涼しい室内などに移動して休ませるようにしましょう。その際、意識がない、自力で水分補給ができない場合はすぐに救急車を呼び、衣類を脱がせたり、うちわであおいだりして体を冷やすようにします。濡れタオルや氷嚢などで、首やワキの下、太ももの付け根といった太い血管の通っている部分を冷やすとより効果的です。

意識がある場合も、涼しい場所で体を冷やしながら、スポーツドリンクや経口補水液といった塩分を補える飲み物で水分補給し、休ませることが大切です。
涼しい場所で休んでも症状が良くならない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。



■野球における熱中症対策

野球における熱中症対策


熱中症は、日頃から対策しておくことが大切です。ここでは、野球における熱中症対策をご紹介します。


・睡眠や食事をしっかりとる

睡眠不足や朝食を食べていない、疲労がたまっているといった生活習慣の乱れは、熱中症のリスクが高まります。
暑い時期こそ、睡眠時間をたっぷりとって疲労回復する、食事から栄養補給を行うといった体調管理が大切です。


・スポーツドリンクをこまめに飲む

汗を大量にかいた時に水だけを飲んでいると、体内の塩分濃度が薄くなってしまいます。野球の休憩中に飲むドリンクは、塩分も一緒に摂ることができるスポーツドリンクがおすすめです。

スポーツドリンクには糖分も多く含まれているため、糖分の摂りすぎにならないよう、少し水で薄めて飲むなどの工夫をすると良いでしょう。運動中は糖分濃度が低いスポーツドリンクの方が吸収されやすいため、素早い水分補給にもつながります。

また、一度にたくさんの水を飲んでも、その全てが体に取り込まれるわけではありません。少量をこまめに飲むのが、熱中症対策には効果的です。30分に1回、コップ一杯分の水を飲むくらいのペースを目安に水分補給を行うようにしましょう。


・通気性の良いウェアを着用する

速乾性や通気性に優れたアンダーシャツやTシャツを着用する、重ね着は避けるなど、できるだけ涼しい服装をすることも大切です。アンダーシャツなどは、汗でぬれたらこまめに着替えることも熱中症の対策になります。
また、少しでも直射日光を避けるために、帽子も着用するようにしましょう。


・練習の合間に日陰で休む

練習の合間に日陰で休み、水分補給することも大切です。熱中症の症状が進むとうまく水分が摂れなくなってしまう場合もあるので、必ず水分補給の時間を取り、日陰で休むようにしましょう。

感染症対策の一環として、練習中のマスクの着用を許可している場合もあるかもしれません。しかし、マスクを着用していると熱中症のリスクが高まるといわれているため、注意が必要です。十分に距離を取ったうえでマスクを外して、こまめに休むようにしましょう。

また、熱中症は気温だけでなく、湿度や日差しの強さにも注意が必要です。暑さ指数(WBGT)などを踏まえて、熱中症のリスクが高い場合は練習時間を短くする、屋内で行える練習に切り替えるなど臨機応変に対応してください。
特に、暑さ指数が31℃以上の時は、運動は原則的に中止すべきと考えられており、28℃以上の場合も激しい運動は中止するように推奨されています。暑さ指数は気温を表した数値ではないため、天気予報などを確認してトレーニングの計画を立てましょう。


・キャッチャーは適宜防具を着脱する

防具を着けるキャッチャーは特に体に熱がこもりやすく、熱中症になりやすいと考えられます。こまめに水分や塩分補給をする、防具を適宜着脱する、うちわなどを使うなどの対策を十分に行うようにしましょう。



■野球で用意したい熱中症対策グッズ

野球の熱中症対策は、いくつかのアイテムを用意しておくと便利です。ここでは、熱中症対策に用意しておきたいアイテムを3つご紹介します。


・アンダーシャツ

アンダーシャツ


通気性と速乾性に優れたアンダーシャツなら、汗をかいても快適に練習することができます。直射日光から体を守ることができるよう、UVカット機能が付いた、長袖でハイネックのものがおすすめです。

ただし、アンダーシャツは汗を吸うと重くなるため、こまめに着替えられるよう、複数枚用意しておくと良いでしょう。

アンダーシャツは、袖や襟首などの色をチームで統一することが規則で定められています。練習着の場合は問題ありませんが、試合でも使いたい場合は、あらかじめチームに色の指定を確認しておく必要があります。

⇒アンダーシャツ・コンプレッションインナーを探す


・スポーツドリンク

スポーツドリンク


野球に限らず、水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクは、暑い時期のスポーツでは必需品といえます。各メーカーがさまざまなスポーツドリンクを発売していますが、水に溶かして飲むパウダータイプだと、濃さを調節しやすいためおすすめです。

⇒スポーツドリンクを探す


・氷嚢

氷嚢


氷と少量の水を入れるだけで、簡単に体を冷やすことができる氷嚢もあると便利です。熱中症対策はもちろん、けがをした際のアイシング用途でも使うことができます。

口の部分が広めに作られていて、氷が簡単に入れられるものを選ぶのがおすすめです。また、大きいサイズの氷嚢なら、その分多くの氷を入れることができるため冷たさが長く続きます。熱中症対策をメインに使う場合は、大きさにも注目して選ぶようにしましょう。

⇒氷嚢を探す



■熱中症対策をしっかり行い野球を楽しもう

野球は、日差しを遮るものがほとんどない屋外のグラウンドで行うのが一般的なため、熱中症のリスクが高いスポーツといわれています。安全のためにも、日頃から対策が欠かせません。

生活習慣を整えしっかりと体を休めたり、練習時間や内容を工夫したりといった対策が必要です。また、熱中症予防のためにはアイテムを活用することもできます。さまざまな手段で熱中症を防ぎ、野球を楽しみましょう。

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