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baseball2022.01.28

軟式バットは自分に合ったものを使うのがおすすめ! 選び方のポイントを解説

野球において重要なプレーのバッティング。バッティングの質を高めるためには、どのようなバットを使うかも大切なポイントです。バットはグローブと並んでこだわって選びたいアイテムのひとつですが、各メーカーがさまざまな商品を販売しているため、どれが自分に合っているのかわかりにくいかもしれません。
そこで今回は、軟式野球で使用する軟式バットに焦点を当てて、自分に適したバットを使用するメリットや選び方、金属バットを長持ちさせる方法などについてご紹介します。

 

【目次】

■自分に合った軟式バットを使おう

■軟式バットの選び方

・バットの素材を確認する

・重心のバランスはタイプに合わせる

・長さを確かめる

・バットの重さはやや軽めがおすすめ

・グリップの太さも確認しておこう

■金属製の軟式バットを長く使う方法

■自分に最適な軟式バットを見つけよう

 

■自分に合った軟式バットを使おう

自分に合った軟式バットを使おう

 

軟式野球用の軟式バットは、素材や長さ、重さの異なる商品が、各メーカーからたくさん販売されています。バッティングで最高のパフォーマンスを発揮するためには、自分のパワーや技術に適したバットを選ぶことが大切です。
身長や体格の変化、筋力の向上などに合わせて、適宜使いやすいバットに買い替えれば、いつでも高いパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。

バットを買い替える際に注意したいのが、金属や複合バットの場合、全日本軟式野球連盟主催の試合では「JSBB」マークのついた公認バットしか使用できない点です。
バットの色や素材に特に規定はありませんが、単色以外のものは連盟の承認が必要で、地域によっては複合バットの使用禁止といったローカルルールが設けられている場合もあります。
草野球の場合も、チームや所属する地域限定のルールがあることが考えられるので、事前に地域または所属チームにルールを確認しておくことをおすすめします。

 

■軟式バットの選び方

軟式バットの選び方

 

たくさんの種類がある軟式バットですが、具体的にどのような点を確認して選べば良いのでしょうか。軟式バットの選び方のポイントをご紹介します。

 

・バットの素材を確認する

軟式バットは、使われている素材から金属・木製・複合の3種類に大きく分けることができます。それぞれの特徴は、以下の通りです。

【金属バット】
芯が広く、ボールを飛ばしやすいのが金属バットの特徴です。価格も比較的安価なものが多く、耐久性にも優れています。チタンやアルミなど、金属バットの中でもさらに複数の素材に分けられますが、軽さに優れるジュラルミン製のものが人気です。

【木製バット】
軟式野球用の木製バットも存在します。ボールを飛ばすにはしっかりと芯で捉える必要があり、ボールを捉えたとしても金属バットや複合バットに比べて飛距離は出ません。また、手入れが難しく折れる可能性があるなど、軟式の試合で使われることは稀です。
重量があるため、バッティング練習用途に適しています。

【複合バット】
カーボンなど複数の素材を使用しているのが複合バットです。芯の部分にウレタンなどを使用して反発力を高め、ボールの飛距離を伸ばしています。ビヨンドやカタリストといった人気が高いモデルも複合バットに当たります。
価格は他の素材に比べると高くなりますが、飛距離を重視する場合におすすめです。

 

・重心のバランスはタイプに合わせる

軟式バットは、商品によってバットの重心の位置が異なります。素材だけでなく、重心の位置も確認しておきましょう。重心はトップ・ミドル・カウンターの3種類に分けられます。

【トップバランス】
バットのヘッド(先端)側に重心があるものはトップバランスと呼ばれます。バットコントロールは難しいものの、遠心力を使って飛距離を伸ばすことが可能です。トップバランスは重さを感じやすいので、パワーに自信がある方に向いています。飛距離がなかなか伸ばせない方にもおすすめです。

【ミドルバランス】
バットの中心に重心がある、スタンダードなタイプがミドルバランスです。重量が同じ場合、トップバランスのバットよりもやや軽く感じられます。
バットコントロールやボールの飛距離、振り抜きやすさなどのバランスが良いため、幅広い方におすすめのタイプです。

【カウンターバランス】
カウンターバランスは、バットのグリップ側に重心が寄っているバットです。軽く扱いやすいので、初心者の方やパワーに自信がないアベレージヒッタータイプの選手に向いています。
ただし、飛距離を出すのは難しく、トップバランスやミドルバランスに比べると商品数が少ない点には注意が必要です。

 

・長さを確かめる

バットの長さも、バット選びの重要なポイントになります。少年用の軟式バットは68~80cm、大人(一般)用軟式バットは83~85cmほどの長さが主流です。
一般的には「ワキの辺りから指先までの長さ×1.3cm」程度を目安にすると、スイングしやすい長さになるとされています。上記の計算で出た長さを基準にして、飛距離を伸ばしたい場合は遠心力を使える少し長めのものを、取り扱いやすさを重視するなら少し短めのものを選ぶのもおすすめです。

また、軟式バットは少年用、一般用と区分けされていますが、一般用のバットをM号球で行う少年野球や、J号球で行う学童野球(小学生)の試合で使用しても問題ありません。ローカルルールに注意が必要ですが、基本的には自身が使いやすいと思う長さのバットを選ぶようにしましょう。

 

・バットの重さはやや軽めがおすすめ

バットの長さだけでなく、重さの確認も重要です。バットが重すぎると振り遅れる原因になり、軽すぎるとバッティングの軸がブレて、バットコントロールが難しくなります。
重さとしては、持った時に少し軽く感じるくらいがおすすめです。具体的な数字は筋肉量などに左右されますが、初心者の方は650~750g程度を目安にしてみてください。
力に自信があり飛距離アップを狙いたいという方は、少し重めのものを選ぶのも良いでしょう。

 

・グリップの太さも確認しておこう

バットのグリップの形状や握る際の感覚は、メーカーによって異なります。バットの重さや長さを確認する際に、実際に店舗などで試打できるのであれば、グリップの太さや形状も確認するのがおすすめです。
一般的には、細いグリップは遠心力を使って飛距離を出すパワーヒッター向け、太いグリップはバットコントロールを重視するアベレージヒッター向けとされています。

ただし、グリップの太さは購入後にグリップテープを巻いて調整できます。迷ったら太すぎないものを選ぶようにしましょう。

 

■金属製の軟式バットを長く使う方法

チタンやジュラルミンなどで作られている金属バットは、表面に傷がつくと破損の原因になります。バットを放り投げたり引きずったりするのは避け、丁寧に扱うことが大切です。
水分はサビの原因となるので、水滴などがついている場合は布でしっかりとふき取るようにしましょう。

また、木製バットとは異なり、バットの一点だけで打つのは避け、回し打ちをするのもポイントです。意図的にボールの当たる面を変え続けることで、一か所に負荷が集中するのを防ぎ、金属バットを長持ちさせやすくなります。

 

■自分に最適な軟式バットを見つけよう

バットは、自身の持つバッティング技術を最大限発揮するために欠かせないアイテムのひとつです。プレースタイルや体格に応じて、長さや重さ、素材などを決めていけば、使いやすいバットを選ぶことができるでしょう。
今回ご紹介した選び方を参考に、自身に最適な軟式バットを見つけてみてください。

⇒軟式バット(一般用)を探す

⇒軟式バット(少年用)を探す

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