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football2019.06.26

本田圭佑選手がアメリカのチームを電撃訪問。参加した公開練習の様子をレポート

6月21日(金)、元日本代表でカリスマサッカー選手の本田圭佑選手(以下、本田選手)がアメリカのプロサッカー2部リーグ、ユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)のオレンジカウンティSCを電撃訪問しました。2019年5月20日にオーストラリアAリーグのメルボルン・ヴィクトリーを退団以降、公の場では初めての公開練習を行なった。

著者が9時15分頃フィールドに着くと、オレンジカウンティSCの練習着を纏い、長年愛用しているミズノ社製の青いレビュラを履いた本田選手が誰よりも早く練習用フィールドに立ち、ストレッチを行なっていた。練習時間が近づくにつれて、地元チームの選手も続々とフィールドに出てきたが、1人の選手が本田選手に近づき談笑をする姿があった。そう、現在、オレンジカウンティSCに所属している橋本晃司選手(以下、橋本選手)だ。

橋本選手は、2017年までJリーグの水戸ホーリーホックに所属し、2018年から現チームでプレイをしている。橋本選手と本田選手は、星稜高校時代の同級生であり、名古屋グランパスエイト(当時)でもチームメイトであった間柄だ。本田選手と橋本選手はウォーミングアップを兼ねて、軽いパス練習を行っていたが、この姿は当時を知るファンにとって、懐かしいコンビネーションではないだろうか。




そして、オレンジカウンティSCの選手たちが全員集まりミーティングが行われた。この日の挨拶は橋本選手が担当。本田選手が練習に参加することを歓迎するスピーチを行った。互いを知った仲だからか、はたまた英語での挨拶だったからか、橋本選手は少し緊張した面持ちだった。その姿を他の選手が指摘し笑いが起こった。その後、本田選手も混じって全体ランニングを行なった。



練習の前半は主にパス回しの練習だった。互いが交差しあう四角のフィールド内でドリブルを行い、外で待機している選手にボールを回し交代をしていく練習だ。10分ほどの練習だったが、早くも動きの多い練習に本田選手の額に汗が滴る。



途中、小休憩を挟んだ際、地元チームの選手たちと談笑をする。もちろん、全て英語での会話だ。実は練習開始前にもチームスタッフと会話をしていた本田選手だが、この時も流暢な英語でコミュニケーションを取っていた。チームメイトとの意思の疎通が大切なスポーツであるがゆえ、本田選手のように海外チームで活躍するためにはこのぐらいのスキルは必要なのだろう。



練習の後半戦は、5人1チームのミニサッカー。本田選手は橋本選手と同じチームに選ばれ、ミッドフィルダーとフォワードのポジションを交互に変えながら参加した。



計4試合を行なったが、本田選手の積極的なプレイは圧巻だった。



開始前はチームメイトになった選手たちと和やかな雰囲気だったが、練習が進むにつれて、本田選手はまるで公式戦を戦っているかのような気迫がこもった表情に変わっていた。



予定されていた2時間の練習はあっという間に終わりを告げる。本田選手は今回練習に参加した選手たちに感謝を告げ、1人先にフィールドを離れた。練習後、オレンジカウンティSCのゼネラル・マネージャー、オリバー・ウィス氏とヘッドコーチ、ブレイデン・クルーティエ氏から記念に10の番号が入ったユニフォームが本田選手に贈られた。このユニフォームを持ちながら本田選手は、「まるで入団会見みたいだ」といったジョークを交え、記念写真に参加。そして、見学していた現地のファン50名ほどを近くに呼び寄せ、サインや記念撮影といったファンサービスを行うと、すぐにスタジアムを後にした。



今回なぜ本田選手がアメリカで練習を行なったのか、練習の途中、本田選手に同行していたマネージャーに確認をすると、以前からオレンジカウンティSCから熱烈なオファーを受けていて、ようやく実現したことを教えてくれた。

本田選手とオレンジカウンティSCの関係は2017年末、本田圭佑選手のHONDA ESTILO株式会社が経営に参入ところから始まる。また、今回、本田選手の練習参加は、オレンジカウンティSCの練習施設、選手の育成具合を視察する意味合いもあることを教えてくれた。

当時の公式プレスリリースによると、本田選手は、サッカーの人気が高まってきているアメリカを注目しており、このチームの運営をきっかけに、アメリカでの若手選手の育成、大会やトレーニングキャンプの開催、交換留学プログラムといったプロジェクトを実現に期待を持っていると書かれていた。



今回、多忙なスケジュールの中での参加のため、本人から詳しい話を聞く機会がなかったのは残念だが、マネージャーによると本田選手は、今後も育成プログラムは機会があり次第、続けていたいとも話してくれた。そして、本田選手は練習後すぐアメリカを出発して次の目的地に向かった。

選手としての動向が話題となる本田選手だが、同時に後進育成プロジェクトを国内外で進めている。先日SNS上で話題になった「1万円払うのでサッカー教えます」もその一例だろう。今後も未来に向かって進み続ける本田選手の今後の活動に注目だ。

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