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outdoor2019.06.27

キャリーカートがあるとこんなに便利!HOW TO CAMP!基本すぎて聞けないこと、教えます! File 3

File 1 「ペグ打ちを制する者は、テントを制す!」の記事は こちら
File 2 「ペグハンマーって何がすごいの?」の記事は こちら
 
キャンプというのは、「大自然に囲まれて楽しいひとときを過ごす」なんていう、表向きにはステキな体験の場でもありますが、見方を変えれば…。
そうです。そうなんです。自身の技量が試される、いわば「人間力」を見極められてしまう場でもあるんです。
 
「キャンプを始めたばかりだけれど、手間取ってカッコ悪い姿は晒したくない!」というあなたのために、基本すぎて聞けないキャンプのHOW TOを、ここでこっそり伝授しておきます!
 
第3回は、あると劇的にキャンプの面倒ごとが減る「キャリーカート」の選び方。
キャンプを始めるにあたって最初の難関と言っても過言ではない「大量の荷物をどう運ぶねん問題」って、実は切実だったりするものです。そりゃそうです。言ってしまえば、可動式の家一式を運ぶのですから。
そこで大活躍してくれるのが、キャリーカート。比べてみるとさまざまな違いがありますから、自分にぴったりのキャリーカートを見つけて、スマートに荷物を運びましょう!


■よく見ると、キャリーカートにはそれぞれ特徴がある

キャリーカートというと、「あの四角くて、荷物をいっぱい乗せることができて、ガラガラとタイヤで引っ張っていくアレでしょ?」とイメージすると思います。はい。正解です。ただし、よ〜く見るとキャリーカートによって特徴があることをご存知でしたか?
その特徴は、大きく分けて4つ。
「フレーム」「タイヤ」「素材」「その他」です。
では、それぞれ注目すべきポイントを伝授いたします!
 
1. フレーム
キャリーカートの形を作っている、いわば「骨組み」の部分です。このフレームが折り畳んだ時に、どんな形になるかを見ておくと収納時に困ることがありません。
そもそも折り畳むという機能がないカート、幅はそのままでぺったんこになるカート、縦横両方向から折り畳めるカート…実際にお店で、畳んで確かめてみることも大切です。
 
2. タイヤ
キャリーカートによって大きく異なるのがタイヤ部分です。大きくて太いタイヤのほうが悪路でも埋もれにくくグリップしやすいので、砂地や砂利、デコボコ道など、整地されていない場所で使うことが多い人はタイヤもしっかり考慮して選ぶことをおすすめします。
また、タイヤ部分にブレーキが付いているかも確認ポイント。「チビッコを乗せて運んだりもするよ〜」というのであれば、安全面という意味でもブレーキ付きのキャリーカートを選択した方が安心ですね。
 
3. 素材
折り畳める前提の布製素材であったり、頑丈さがウリのスチール製であったり、また通気性のいいメッシュ素材などさまざまな種類があります。深さもしっかりある布製は一度にたくさんの荷物を運べますし、スチール製であれば無骨なカッコよさが引き立ち、メッシュ素材であればマリンでも大活躍してくれることでしょう。
 
4. その他


キャリーカートの中には、雨の日や盗難防止としても安心のフタが付いているものであったり、オプションで木製やスチール製の天板を乗せてテーブル代わりに利用できるものもあったりします。
DIYが得意であれば、気に入ったキャリーカートに合わせて天板を作り、普段はリビングテーブルとして使う…な〜んてこともアリですね!
日常からキャンプアイテムを使って生活したい人のおしゃれテクニックですが、愛着ある道具に囲まれてきっと至福の時間を過ごせること間違いナシ。ぜひトライしてみてください!
 
結論:キャリーカートによって意外と違いがたくさんあるから、購入前にしっかりと特徴を確かめることが大切


■使用環境に合わせたキャリーカートを選ぼう!
さて、これまでキャリーカートのさまざまな特徴をご紹介しましたが、ポイントは「使用環境に合わせたキャリーカートを選ぶことが、スマートに荷物を運べて満足度の高い道具になる」ということ。
以下、よく想定されるシーンをまとめてきますので、参考にしてみてくださいね!
 
1.ちびっこ連れのファミリーの場合
 
◯荷物を運ぶのがメインだとしても、ちびっこを乗せることを考慮しておく
◯ブレーキ付きの方が安全面においても確実
◯屋根付きのキャリーカートは、日差しが強い時や雨天時も快適
◯ほどよい深さがあったほうが、ちびっこを乗せる際に安心
 
2.とにかく荷物が多い場合
 
◯耐荷重と容量をしっかり確認
◯タイヤが大きくて太いキャリーカートのほうが悪路でも埋もれにくい
◯ほどよい深さがあった方が、運搬時に落下しにくい
 
3.収納スペースがあまりないお家の場合
 
◯折りたたみ時のサイズをしっかり確認
◯いっそのこと、使用しないときは家でも二次利用(テーブル等)してみる
 
結論:使用環境に合わないものを選んでしまうと、使いづらい困った大型ギアにしかならないぞ


基本すぎて聞けないキャンプのHOW TO、「キャリーカート編」はいかがでしたか?
次回は「 夏キャンプの大敵 “蚊”!蚊取り線香編 」をお送りします。どうぞお楽しみに!


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