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football2020.01.10

登場35周年を機に大幅リニューアル。新作「MORELIA(モレリア)」の魅力を開発担当者が語る。

これまでに多くのフットボールプレーヤーに愛されてきた「MORELIA」(モレリア)の新作、MORELIA II JAPANが、2020年1月10日に発売される。

およそ2年もの間、現役サッカー選手と二人三脚で開発された今作は、設計の見直しやパーツのリニューアルが実施されている。

登場35周年のタイミングでリリースされたMORELIA II JAPANの魅力や、開発にまつわるエピソードを、ミズノ株式会社グローバルフットウエアプロダクト本部の陳賢太氏、山田紘平氏にお伺いした。



―――今回発売されるMORELIA II JAPANのコンセプトを教えてください。

陳:「モレリアを超えるのは、モレリアだけ。」というキーワードのもと、今作では、これまでに追求してきた「軽量」「柔軟」「素足感覚」といったコンセプトをより深く突き詰め、次世代に引き継いでいくことをテーマにしています。2年ほど前から、実際にプロで活躍する選手にお聞きした意見も参考にしながら、開発に至りました。



―――新作リリースにあたり、改良点はありますか?

山田:時代の移り変わりによって生活様式などが変化してきていることで、人の足も徐々に形が変わってきています。新作では、その変化に併せて「ラスト」の設計をミリ単位で見直し、それに伴い各パーツの再設計をし、「履き心地」を最適化しました。

陳:靴を履いた瞬間の履き心地が、シューズにとって一番大切な要素の一つです。
「モレリアを超えるのは、モレリアだけ。」を、徹底的に追及しました。



―――長い間、MORELIAが多くのユーザーに支持されてきた理由は何でしょう?

陳:「履いた瞬間の履き心地」が、多くのプレーヤーに支持されてきた一番の理由だと思います。私たちはスパイクに限らず、靴を選ぶうえで、履いた瞬間の気持ち良さは、とても大切だと考えています。新作のMORELIA II JAPANでは、すべてのパーツを再設計して、「履き心地」をさらに追求しました。

―――35周年というタイミングでリニューアルするに至った背景や、理由はありますか?

陳:MORELIAの登場から35周年を迎え、世界が注目するイベントが日本で行われるという2020年が、リニューアルするベストなタイミングだと思いました。「メイドインジャパン」にこだわってものづくりをしてきた日本のメーカーとして、大きな区切りになるシューズですね。



―――35周年のタイミングで、MORELIAの開発に携わっていることについて、どのように感じますか?

陳:転機を迎えるタイミングでMORELIAの開発に携われることに、運命的なものを感じますね。今回、MORELIAの企画開発を担当して、あらためてこの靴が持つ奥深さや偉大さを感じました。

これまでに多くの社員がMORELIAの開発に携わってきましたが、「良いシューズを愚直に作り続ける」という努力や魂は、35年間ずっと受け継がれてきたように感じます。

妥協しないものづくりは、MORELIAのレガシーでもあり、私たちのモノづくりの根幹。これからも守りつづけていきたい伝統ですね。



山田:開発に際して、改めてシューズの詳細を見直したときに、MORELIAは登場した35年前の時点で驚くほど完成度が高く、シューズ全体の設計や、それぞれのパーツごとの材料選び、1本のステッチの配置まで本当に細かい部分にまでこだわりが詰まっており、改めて「偉大なシューズ」だと感じました。効率性が重視される現代においても、真面目に良いものを作るという「日本のものづくりの原点」のような魂を学ばせて頂きました。

細かい技術や履き心地へのこだわりは「ミズノらしさ」でもあるので、これからも追及していきたいですね。



―――新作では、ヒールカウンターにも変化があるようですが?

山田:MORELIA誕生時よりも生産技術や工場の技術力の向上に伴い、新作では「立体成型カウンター」が採用され、アップデートされたラストの良さを正しくシューズに反映させることが可能になり、さらに従来製品よりもプレー時のかかと周りのブレを抑制すると共に、シューズを履き込んでいった際の型崩れを抑え、長期間良い履き心地が持続することが特徴です。これまではオーダーモデルのみで搭載していた仕様ですが、今作から標準仕様となりました。プロ選手と同仕様で、足がシューズにフィットし、ブレが少なくなった点が大きな変化です。


「ラストの変更に伴い、すべてのパーツを再設計した」(山田氏)
MORELIA II JAPAN の代名詞といっても良い「ベロ」部分も、従来よりも小さいサイズに変更された。



―――インソールについてはいかがでしょうか?

陳:靴を履いた時に最初に足に触れる部分なので、日本製にこだわり、「気持ちいい」感覚を重視しています。今作は、初めてインソールをアクセサリー品として別売り展開する予定なので、ぜひ履き心地を体感してみてほしいです。



―――これからスパイクを選ぼうと思っている方に向けてMORELIA II JAPANの魅力や、メッセージをお願いします。

陳:足に沿うような素材の柔らかさがあり、サッカースパイクのなかで、一番バランスの取れているシューズだと思います。

また最近では、MORELIAが発売された1985年当時の高校生が、現在は高校生のお子様を持つ父親になっているというケースも多く、親子2代で語り合える唯一のスパイクでもあります。

35年の歴史を積み重ねてきたMORELIAやレザーを使ったスパイクの魅力を、これからも皆さんに伝えていきたいですね。

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